モズの眼

動かなくなった「心とからだ」の復活の記録

風邪をひいた

2017-09-22 | 詩、歌、句、雑文
久しぶりに、臥せった。15日金曜日に鼻水の自覚あり。花粉かと思ってアレグラを服用したのだが、よくならない。
そこで医者に行って診てもらい風邪薬を飲み始めた。
翌16日土曜日から床についた。
せっかくの連休はずっと寝ていたと言うこと。
予定していた句会は欠席。友からは入選したと自慢げなラインが届いた。友の句

近寄ればスイッチを切る虫時雨

だと。私もラインで返す

臥せりゐて台風情報聴く夜かな

そしてもう大丈夫と、連休明け19日に出勤したが、どうも調子が良くない。熱が出てきた。それからまたベッドへ。妻は埼玉の子供のところへいっていて、私一人。食料も尽きてきた。こんなに辛いのはいつ以来か?
子規の辞世を思い出した。

糸瓜咲いて痰のつまりし仏かな

たかが風邪では子規に申し訳ないが、しきりと頭の中をこの句がぐるぐる回っていたのだ。

今日22日金曜日からやっと仕事復帰。気管支炎の薬が処方されたので、たぶん肺炎の手前だったかな?
まだ目眩と痰がらみが凄い。
ずっと寝ているのも辛いな。頭が痛く、いつもの枕が鉄板のように感じたもの。

子規は本当に凄い人だ。拷問のような病気と闘いながら、創作意欲が枯渇することがなかった。
9月19日は、子規の忌日。糸瓜忌と呼ばれているのは周知の事。
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