台風18号通過以降、雲ひとつ無い晴天が数日続きました。(昨日22日午後からは若干曇り気味の様子ですが)
中秋の名月も過ぎまして川原のすすきも全盛の様相です。
スーパーマーケットでは早くも25年度産の新米が登場。ネーミングも今流行の言葉で 『 おもてなし (OMOTENASHI) 』。味はまあまあでした。(拙者の好みとしては、やはり宮城の生んだ銘米 『 ささにしき ( SASANISHIKI ) 』です。)
秋のDXシーズンとは良く言ったもので色々な方面からの電波が到来している様ですが、拙者の運用時間帯では10~14MHZ帯の中南米、オセアニア方面。10~28MHZ帯のオセアニア、アジア・中近東、ヨーロッパ方面くらい。
クラスターを見ると160mでヨーロッパ方面が聞こえ出している様ですね。
XZ1Zも本日(23日)が最終日との報道もありますが、拙者は実家の墓参り~実家廻りで本日も運用は難しい感じであります。
CQ誌へのDXレポートも細々と続けています。
CQ誌10月号の特集はアマチュア無線の社会貢献、その昔、通信手段が現在程多種多様化されていない時代では、公衆通信の途絶時にはアマチュア無線が大活躍(本当はその様な出番が無いのが望ましいのですが)していました。
現在でも広範囲・長時間の通信途絶も大いに考えられるのでアマチュア無線の利用も充分な要素の一つですが、聞くところによると2011年3月の大震災時、7MHZ帯での非常通信には執拗なジャミングやその周波数附近での通常?の交信トラフィックが多くて使用に障害を与えていた、とも後日伺い知りました。
運用方法、通信周波数の確保、ネットワーク(通信した情報を伝える先との)構築等々、アマチュア無線家だけでは無く各方面との充分な周知徹底を含めた準備が必要な時期だと思うのですが。
こんな時に動くのが JARL だと思うのですが。
それから、最近はWIRESとかEchoLinkとか「Radio Over IP」の話題は盛んですが、インターネットのIP通信をアマチュア無線に載せる「IP over Radio」の話はとんと聞かないですね。かつての「パケット通信網」が全国に構築されていれば(「PRUG」とかありましたよね)、それがそのまま非常通信に使えそうな気がするのですが、あれを復活させようとか発展させようとかいう話も聞きません。 私もCQ誌の特集を見てちょっとフクザツな気持ちになりました。
本当にそう思います。
クラスターも「パケットクラスター」の時代、全国ネットを構築するお手伝いをした事がありました。(宮城、山形、秋田、岩手を中継するポイントのTRX、TNC等)
今の様な高速通信ではありませんでしたが、「情報の共有化」と「広範囲化」には充分な力を発揮すると思います。
便利だからとか早いからと現在の様な集中したLINEだけを使用するのでは無く、「複眼の思想」と言うか使える手段は何重にも用意しておくべきと思います。
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「だったらお前がやってみろよ!」と言われそうですが、hi。
アマチュア無線での非常通信が必要とされる(許される)のは有線通信(その昔、俗に『600Ω』と呼ばれたNTTの回線)が確保出来ない場合とされて来ました。
これは光ファイバーケーブルでも同じ事で、特に光ファイバーケーブルの場合でも電源が確保されなければ中継も出来ない訳ですから「電気通信事業者」に頼らないネットワークの構築は最優先されるべきだと思います。
お国や自治体等、予算が計上出来る所は衛星通信も可能な訳ですが、我々アマチュア無線(無銭)家は自分達で出来るネットワークの構築を目指すべきだと思います。(アマチュア無線用の静止軌道衛星なんて考えも充分に考えられますがJARLの懐具合では無理!?)
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