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Hankの無線ログ

アマチュア無線の活動記録です。
CWを中心に出ています。
移動もコンテストもBlogもゆる~くやってます。

岐阜県POTA_CW一斉移動を開催します

2025-06-02 17:10:01 | POTA

2025年 6月28日(土)~29日(日)の2日間、愛知県POTA_CW愛好会 他による、岐阜県POTA_CW一斉移動を開催します。

当日のアクティベーター(運用局)が決まりました。

 
※表は、2025年6月14
日現在です。
 今後、運用公園、アクティベーターの変更等があれば、このBlogの画像を差し替えます。

 

・28日土曜日は、岐阜県の全てのPOTA公園からQRVを行います。

・翌日曜日は、万が一、土曜日に運用できなかった公園があった場合にバックアップ運用ができるよう、余力のあるスケジュールとしています。

・運用は、7MHzCWをメイン運用バンドとし、運用局によっては10MHz~28MHzを運用する場合もあります。

・複数の公園から運用予定のアクティベーターは、各公園、最低1時間の運用を行ったあと次の公園へ向かいます。

・運用時間帯は朝8時頃から16時頃までを目安にしていますが、公園によっては早朝(6時頃?)から運用、または16時以前にQRTする場合もあります。

・実際のQRV情報は当日の POTAサイトの Active Spots を参照ください。

 

両日で岐阜県の全公園ハントコンプリートのチャンスです。

POTAハンター各局からの多数のコールをお待ちしています。


滋賀県・福井県 POTA CW 一斉移動 結果

2025-04-26 14:19:36 | コンテスト

3月15日、16日に開催した、滋賀県・福井県 POTA_CW一斉移動の結果を集計しました。

 

3月15日(土) 滋賀県 一斉移動 のべ 2790局

 

3月16日(日) 福井県 一斉移動 のべ 2540局

今回、滋賀県・福井県の全POTA公園を、欠けることなく無事アクティベートし、初日 2790局 2日目 2540局 合計 5330局 と 第1回の愛知県 POTA CW 一斉移動(4812局) よりも多くの交信ができました。

 

改めまして、ハンター各局には2日間にわたり辛抱強くハントをしていただき大変ありがとうございました。

 

・両日とも予報通りの悪天候のため、満足に運用できず局数が伸びなかった公園もありますが、メンバー全員、やれる限りの運用を行いましたのでご容赦願います。

・CWだけでなく他のモードはやらないのか、というお問合せも頂きましたが、CWが大好きなメンバーが集まったグループですので、今後もCWに拘って企画していきたいと思っております。

・X(旧Twitter)等で、滋賀県、福井県、それぞれ、県内公園コンプリートしました、という報告をたくさん受けました。

 完成された皆さん、おめでとうございます!

 ちなみに、私もP2Pにて、滋賀県 コンプいたしました。(^▽^)/

 

・4月25日に名古屋市内にて、反省会 および 次回の一斉移動の決起集会を実施しました。

・次回は、初夏に 某県 POTA CW 一斉移動を実施することになりました。

 詳細が決まりましたらまた発表いたします。


超簡単に作れる7MHzモノバンド釣竿ホイップアンテナ

2025-03-22 00:49:14 | アンテナ

5.4mのグラス釣竿をフルに使った超簡単に作れる7MHzのモノバンドホイップの紹介です。

まずは、全景から。

 

5.4mのグラスファイバー製釣竿に添わせて使う、モービルホイップアンテナです。

 

基本は、以前製作した「7MHz釣竿アンテナ」と同じですが、5.4mの竿を入手したため 全長を1mほど長くしたのと、コイルの材料をエナメル線からエレメントと同じビニル線に変更し、1本モノにしたことで継ぎ目の接続不良等のトラブルを防止しました。

 

【準備するもの】

1.電気機器用ビニル絶縁電線KIV 0.5sq(被覆外径2.1mm位) ・・・ 長さ 10.6m

  太さは、2.1mm程度の電線を使用してください。
  ちょうど「爪楊枝」と同じくらいの太さです。


  これ以外の太さだとコイルの巻き数が変わりますし、特にこれより太いと下記PETボトルに巻き切れません。

 

2.ファンタ グレープ PET280ml の空きボトル   ・・・ 1本

  この銘柄のドリンクを探してください。
  コカ・コーラ社の製品です。


  ファンタのPETボトルは炭酸の圧力に耐えられるように丈夫で、さらに線を巻くのに最適な形状をしています。

3.バナナプラグ 若しくはオスのMコネクタ    ・・・ 1個

  モービル基台のMコネメスに接続するためのものです。



4.5.4mのグラスファイバー製釣竿         ・・・ 1本

  最近はカーボン製が多くグラスファイバー製は手に入りづらいですが、私は以下の釣具屋で新品を購入できました。

  釣り具のイシグロ  商品名:ANELA 5.4m

 

以上です。



なお、アンテナの調整には、アンテナアナライザーが必須です。

短縮系のアンテナは帯域が狭いため、リグ内蔵のSWR計ではSWRのボトムが見えずまったく手がでません。

お持ちでない方は、ローカルのOMさんに借りる、若しくは今後アンテナ作りをするのであれば、ぜひ購入してください。

 

全体の寸法は、以下の通りです。

【ペットボトルの加工】

まず、ペットボトルのフィルムを剥がして裸にしてください。

こんな感じに真ん中がくびれていると思います。(ちょっと極端に書いています)

図の赤丸の部分(くびれのちょっと上と下)に、直径3mm程の穴 A と B を開けます。(ビニル線が通る穴です)

ドリルで開けても良いですし、半田ごてで溶かして開けてもいいです。

次に、PETボトルの底に、Φ3cmほどの竿が通る穴を開けます。

穴のあけ方は、こちら を参考にしてください。(熱した金属パイプでブシューって開けます)

 

PETボトルの加工は以上です。キャップは今回は使いません。

 

【ビニル線の作業】

 

下記のように、穴Aから PETボトル内に電線を差し込み、飲み口から出します。

その後、ビニル線の端から170cmのところ(ボトル内の5cm分を含む)に抜け防止の結び目を作り、A穴から外へ引き戻します。

※向かって左側が、先端側です。

 

PETボトルに、きつめに電線を23回密巻きします。

ちょうどくびれたところに綺麗に巻けると思います。

23回巻き終わったら、緩まないように、テープで仮止めしておきます。

残りのビニル線を、穴 B からボトル内に入れ、底の穴から出します。

 

きっちり23回巻けば、底から出た線の長さは、大体395cmくらいになるかと思います。

 

395cmを確認したら、ビニル線が緩まないように接着剤で何カ所か固定します。

私は、UVレジンで固めました。

 

ちなみにこのコイル、計算サイトによるとインダクタンスはだいたい 30μH くらいのようです。

 

あとは、線の給電部先端に、バナナプラグか、Mコネ(芯線側のみ)をはんだ付けして完成です。

 

完成の図です。(事情により、Mコネではなくワニ口が付いてます)

 

 

【調整】

PETボトルを竿に通してからアンテナを竿に添わして、何カ所かテープで固定します。

 

竿の途中から、エレメントを斜めに下ろして、モービル基台のメスMコネに、本アンテナを接続します。
(芯線側のみ接続になります)

 

なお、本アンテナは、アースが必要です。

というか、良好な車体アースを取ることによって、性能が十分発揮されます。

車体アースは、自作のマグネットアースを使っています。

 

グラス竿は、ルーフキャリアに固定した水道パイプに挿して自立させています。

竿の根元のキャップが太くないタイプの竿なので、水道パイプにピッタリに刺さります。

 

調整は、アンテナアナライザーで同調点を探します。


長めに切り出してあるので、最初は6.9MHz付近に同調していると思いますので、155cm側のビニル線の長さを短くして希望する周波数に合せ込みます。

この時、ビニル線はカットしなくても 180度折り曲げてビニルテープで巻けば電気的な長さが短くなります。

ただ調整完了後に折り返しが長すぎるようでしたら、10cmほど折り返したところでカットしても構いません。

 

調整が完了しました。

マッチングユニット等は一切入っていませんが、綺麗にVSWRが落ちました。

 

全長が長いだけあり、短縮型にしてはかなり帯域が広く取れていると思います。

 

試し運用をしてみましたが、コンディションが悪い日ではありましたが、よく飛んでいるようです。

 

以上、ビニル被覆電線とPETボトルを使った超簡単な釣竿アンテナのご紹介でした。

フルサイズのダイポールやEFHWアンテナには負けますが、公園の駐車場等のスペースの無いところで運用するにはこれが最大級だと思います。

 

使わないときは、PETボトルの中に電線を押し込んでしまえば、コンパクトになります。(^▽^)/



では、安全に注意して、FBな移動運用をお楽しみください。


ワンコインで高性能マグネットアースシートを自作

2025-02-28 18:42:07 | アンテナ

POTAのアクティベーションは、公園の駐車場で車内で運用することが多いので、その場合、アンテナはモービルホイップを使っています。

アースは車の屋根に貼ったマグネットアースシート(第一電波のMAT50)で取っているのですが、買ってからずいぶん経っているため、だんだんヨレヨレになってきて、屋根に密着しにくくなってきました。

そろそろ買い替えが必要なのですが、新品は3000円近くします。

(構造は単純ですが、このアイディアを考えて商品化されたことを考えると3000円は安いとも言えますが)

 

製品自体はマグネットシートに銅箔を貼ったものにリード線を付けた簡単な構造なので自作することにしました。

 

準備したものは、以下の通りです。

 

左から

・0.1mm x 100 x 200 銅板 (ヨドバシドットコムで購入)

 

・強力タイプ 粘着付 マグネットシート 2 x 100 x 180(セリアで購入)

 (この商品、私がこれまで見たマグネットシートの中で一番磁力が強力です。)

 

・ワニ口クリップ (アマゾンで購入)

 

・5C2V 約25cm(地デジ化前に自宅のVHF-TVアンテナで使っていた残骸)

です。

 

早速、制作に入ります。

 

5C2Vは、網線を取り出してリード線として使用します。

 

網線をワニ口クリップに半田付けします。

市販品はでっかい丸型端子を使っていますが、ワンタッチで脱着できるように私はワニ口クリップを使っています。

また、接続線にビニル線ではなく網線を使うことで、折り曲げによる断線に強いです。
(メーカー品はシートの接続部が千切れやすい)

 

網線の反対側を銅板にはんだ付けします。

素早くはんだ付けしないと、熱で銅板が湾曲するので注意しましょう。

 

粘着付マグネットシートに銅板を貼り付けます。

 

銅板の方が20mmほど長いのでハサミでカットし、更に銅板の角で怪我をしないよう四隅を落としました。

 

使用する時は、アンテナ基台のコネクタ根本にクリップを挟んで接続します。

 

とりあえず完成しましたが、生銅板のため錆が心配です。

車の色と同じホワイトのスプレーが有ったので塗装することにしました。

 

ペンキが乾いたら完成です。

 

実際に使用しましたが、性能は MAT50と同等で、差は感じられませんでした。

実験では、以前製作した釣竿アンテナを使用しました。

※マグネットシートが強力過ぎて屋根から剥がすのが大変でした。

 早回りのときに天井に貼ったまま高速走行移動しても全く問題なさそうです。(^^ゞ

 

このように、ワンコイン(500円)で性能の良いマグネットシートアースが自作できます。

 

【ワンポイントアドバイス】

マグネットアースシートを使用する場合、シートはなるべく車体の屋根の真ん中辺りに貼りつけるようにしてください。

よく、リアハッチに基台を取り付けて、アースシートを屋根の端っこ、もしくはリアハッチに貼っている方がいますが、それだと良好な平面アースとならず、アースシートの性能を活かしきれないと思います。

 

また、接続線は30cm以内、可能であれば、20~25cm とするのが良いです。

今回は 5C2Vを 25cmに切ったものを使って作りました。


滋賀県・福井県 POTA CW 一斉移動のお知らせ(3月15日~16日)

2025-02-17 08:42:43 | イベント

昨年(2024年)11月に開催された 「愛知県 POTA CW 一斉移動」に続き、3月15日~16日に、POTA CW の一斉移動を予定しています。

今回は、 滋賀県と福井県の一斉移動で、15日(土)に滋賀県15公園、16日(日)に福井県18公園 の全33公園からQRVします!

 

運用局(2月18日現在)

◆3月15日(土) 滋賀県

 

◆3月16日(日) 福井県

 

・開催時間は、両日とも 9時から15時くらいまで。

・回る順番、運用開始、終了時間は、当日の状況により変わります。

・あくまでも計画ですので、天候、道路や公園の混雑状況により、運用できない場合、運用出来ても短時間しか運用できない場合もありますが、お祭りですので「ノークレーム」でお願いします。

・積雪等で安全な運用ができない場合は、運用を見合わせる公園がある場合もありますのでご了承ください。

・エリアが複数の市郡にまたがる公園があります。
 表中の運用市郡、GL等は代表的な市郡を明記しており、実際の運用地とは異なる場合があります。
 運用中のアナウンスでご確認ください。

・各公園とも、7MHz CWを中心に 最低1時間、その後、コールが途切れるまでは運用する予定です。


 POTAのスポット情報をチェックして、全公園コンプリートを目指してゲーム感覚でハントして頂けたら幸いです。

・POTAの登録をまだされていない方も、もちろんコール頂いて結構です。

以上、よろしくお願いします。


7MHzモノバンドホイップの魔改造

2025-01-23 22:06:48 | アンテナ

いつも POTAのアクティベートには、全長2mそこそこのモービルホイップアンテナ(コメット HR7)を使っています。

超短縮アンテナのため、当然、飛びはフルサイズのアンテナに比べて落ちますが、公園駐車場でのモービル運用が多く、一般客への迷惑を考えると、タイヤベース等を使った大型アンテナの使用はできないので仕方ありません。

先日、X(旧ツイッター)を眺めていたら、この7MHzホイップのエレメントを長いものに交換した、という書き込みを拝見しました。

具体的にいうと、センターロードタイプのホイップ(ダイアモンドのHF40CL)のコイルと給電部の間にある下部エレメントを 1m程のステンレス棒に交換した、というものです。

オリジナルのエレメントは全長35cm程度なので、これを1mの物に交換すると 65cmほど長くなり、全長は3m弱となります。

ただ、下部エレメント長を65cmも伸ばしたら、共振周波数が大きく下がり、逆に上部エレメントを短くすることになり、結局、全長はそれほど変わらないのではないかと思いながら読んでいました。

しかし実際にやられた方は、上部エレメントの長さは殆ど変える必要がなかったと言う事でした。

本当に? なにかの間違いではないかと思ったのですが、百聞は一見に如かず、実際にやってみることにしました。


私が使っているホイップは、ダイアモンドのHF40CLではなく、コメットの HR7 ですが、殆ど同じ形状なので、なんとかなると予想しました。


魔改造に必要なステンレス棒は近所のホームセンターで容易に入手でき、5Φ X 1m で 約1000円でした。

 

かなり長さが違います

 

作業は、ステンレス棒を固定しているセットビスを、L型レンチで緩めて交換するだけです。

 

交換前の HR7

 

交換後(魔改造後)の HR7

 

全長がかなり長くなり、コイルの位置が上がったのがお分かりかと思います。

もちろん、この長さではそのまま走行することはできませんが、停車していれば強度的に不安な感じは全くありません。

 

さて、上部エレメントを大幅にカットすること無く、7MHzに同調するのでしょうか?

ドキドキしながら VSWRを測定してみました。


①オリジナル品のVSWR

いつもよく出ている、7005 MHz付近に調整してありました。

 

②下部エレメントを1m長のものに交換後のVSWR

 

全く変化がないわけではなく、わずかに共振周波数が下がりました。

しかし、いつもの周波数 7005 でも、VSWR は1.5の範囲にあり、65cmも長くしたとは思えないほどの微変化です。

 

これには正直、驚きました。

過去にノーマル状態で共振点の調整をした際、上部エレメントの長さ調整は大変クリチカルで、ミリ単位で長さを調整したのに対し、下部エレメントを65cmも長くしてもほとんど変化がないというのは、どう理解して良いか分からない状況です。

 

このままでも、CWを運用するにはそれほど支障がありませんが、上部エレメントを1cmほど、縮めて  7005KHz付近に合せ込みました。

③上部エレメント長を調整後のVSWR

 

うれしいことに、魔改造後は、VSWRの帯域幅も広がりました。

これはこれは全長が長くなった(短縮率が下がった)効果と考えられます。

魔改造前後の VSWR 2.0 の範囲

 

あと、Xで、「電波の飛びの良し悪しに関係するリアクタンス成分等に変化がないか、アンテナアナライザーで測ってみたほうが良い」というアドバスを頂いたので計ってみました。

 

④ノーマル時のリアクタンス

 

⑤ 魔改造後のリアクタンス

 

手違いで表示幅が違っていますが、魔改造の前後で殆ど差は見受けられず、逆に魔改造後のほうが良い感じです。

 

 

全長が約3割増しとなったこのアンテナを使って、実際に POTAアクティベートをやってみました。


新旧アンテナを瞬時に切り替えられるわけではないので単なる感触ではありますが、魔改造後はいままで呼んで来なかった弱い局に呼ばれることが多くなった気がします。

エレメントが長くなってアンテナの効率が上がり、いままで電波が届いていなかった局にも届くようになったのでしょう。

フルサイズのアンテナを使った時のように劇的に良くなった感じはありませんが、少なくとも改造前より悪くなっていることは無いでしょうから、今後はこの魔改造ホイップを標準で使用して POTAりたいと思います。

 

同様のホイップ(HF40CL or HR7)をお使いの各局、ホームセンターで 5Φ 1m のステンレス棒を買って交換するだけの簡単改造ですので、ぜひやってみてはいかがでしょうか?

なお、今後は、7MHz以外のバンドのホイップ(HR3.5等)でも、同様に魔改造が出来るかどうか確認したいと思います。

 


【POTA】山梨県全公園アクティベートしました

2025-01-15 20:29:29 | POTA

2024年も残り3日となった12月29日の午前中、午後からどこかにPOTA移動でもしようかと思い、「MyACT」を眺めながら行先を考えていました。

とは言っても、近場はもうほとんど行き尽くしてしまい、近県で未ACT公園があるところというと、奈良県か山梨県くらいなものです。

時計を見ると11時前。

今から出かけるとなると、奈良より山梨県か?(笑)と思い、山梨に出かけることにしました。

この時点で、これまでの山梨県のアクティベートは、6公園 /25公園 で、まだ残り19公園もありました。

 

まず最初に向かったのは、JP-1333 富士川クラフトパークです。

高速をかっ飛んで、約3時間後の14時ごろに到着しました。

 

コンディションもまあまあで、7CWで10分ほどでACT成功(10局以上)しました。

MyACTを見ながら、次に向かう公園をその場で検討するという行きあたりばったりな無計画移動でしたが、山梨県、意外に各公園が密集していて、日没までの4時間で以下の8公園をACTをすることが出来ました。

・JP-1333 富士川クラフトパーク 13局

・JP-1326 四尾連湖県立自然公園 13局

・JP-1330 甲斐風土記の丘・曽根丘陵公園 17局

・JP-1328 小瀬スポーツ公園 21局

・P-1908 釜無川スポーツ公園 19局

・JP-1331 御勅使南公園 14局

・JP-1913 御勅使公園 10局

 

御勅使公園をACTし終わったところで、あたりは真っ暗。

ここまでで、7公園を回ったので、13公園 / 25公園 となりました。

残り、12公園。

日帰りのつもりでしたが、ここまで来たら、明日も続きがやりたくなり、急遽、ホテルを取ることにしました。

年末ではありましたが、無事、甲府駅前のホテル(東横イン甲府駅南口1)を予約することが出来たので、もう1カ所 やってからホテルに向かおうと、御勅使公園からすぐ西にある JP-1327 南アルプス巨摩県立自然公園へ向かいました。

 

すると、なんということでしょう。

公園エリアに入る手前で、道路が冬季通行止め。。。

先に進めません。

 

あわよくば、明日中に残り全てを回り、山梨県をコンプしようという目論見は来年の春まで持ち越し必至となり、一気に意気消沈。

 

とはいえ、やれるところは今年中にやっておいて、来年の春を待つことにしようと、ホテルで作戦を練ることにしました。

 

すると特に意識して宿を決めたわけではないのですが、泊まっているホテルの徒歩圏内に3つも公園があるではないですか。

こんなことに今気が付くとは、ほんとに行きあたりばったりで山梨まで来たということですね。。。

 


3つの公園は、すべてオフィス街によくある典型的な駐車場無し公園で、徒歩移動が必須ですが、ホテルのチェックアウト(10時)までにACTすれば、車はホテルのパーキングに停めたままですむことに気が付き、早朝6時から運用を始めることにしました。

 

しかし、冬場のコンディション、まだ暗闇の6時からCQを出しましたがまったく呼ばれず。

外気温は、マイナス3度。 

まさに修行状態でしたが、周りが明るくなってくると共に、ポツポツ呼ばれ始め、なんとかACTに成功しました。

 

◆ JP-1911 中央公園 18局

 

◆ JP-1910 舞鶴城公園 12局

 

◆ JP-1912 丸の内公園 17局

 

あと、通行止めだった JP-1327 南アルプス巨摩県立自然公園が気になって、他に車で行けるところはないかと探していたら、行けそうな場所が見つかりました。

 

下界に近い場所に、飛び地があったのです。

 

甲府駅前の 3公園を9時前に終了し、ホテルに戻り無料の朝食をしっかり頂いたあと、南アルプス巨摩県立自然公園内の伊奈ヶ湖に向かいました。

 

◆JP-1327 南アルプス巨摩県立自然公園 22局

 

10時前に無事ACT完了。

これで、17公園 / 25公園。

残り8公園です。

日没までに、8時間ほどあるので、なんとか回れそうです。

 

その後、一筆書き状に残りの公園を早回りしました。

 

・JP-1909 芸術の森公園 16局

・JP-1907 緑が丘スポーツ公園 12局

・JP-0014 秩父多摩甲斐国立公園 22局

・JP-1329 愛宕山広域公園 11局

・JP-1906 笛吹川フルーツ公園 12局

・JP-1914 森林公園金川の森 11局

・JP-1915 桂川ウェルネスパーク 13局

 

・JP-1334 富士北麓公園 & JP-0016 富士箱根伊豆国立公園 21局

 

16時前に、山梨全公園のACT 25/25 が完了しました。

 

山梨県内、どこからでも見えた富士山に別れを告げて家路につきました。

 

無事、アワードも受領しました。

 

1.5日間で 19(20)公園、我ながらよく走り回りました。(^^ゞ

 

うまい具合に、29日UTCで10公園、30日UTCで10公園回れたので、ローバー10 アワードも2枚頂けました。

 


これで、全公園ACTは、7県になりました。


愛知県POTA_CW一斉移動が無事終了しました

2024-12-07 01:22:44 | イベント

愛知県POTA_CW一斉移動 が無事に終わりました。

二日間とも無事に全34公園の運用ができました。

ハンター各局、お楽しみ頂けたでしょうか?

多くの方がall of JP-AIを完成できたのではないかと思います。 



集計結果が出ました。

総交信局数 4812局でした。(CWモードのみの集計)

沢山のハントをありがとうございました。

#POTA サイトに全ログをアップ済です。

Worked All of JP-AI を完成された方、おめでとうございます。

次回は、来年の春ごろに実施する予定です。

詳細が決まりましたら、またこちらで発表致します。

どうぞお楽しみに。

 


愛知県POTA_CW一斉移動を開催します

2024-11-20 15:16:27 | イベント

2024年11月30日(土)と 12月1日(日)の二日間、愛知県に34あるPOTA(Parks on the air)対象公園全てからCWでACTするイベント、愛知県POTA_CW一斉移動 を開催します。

両日とも、先日POTAに新規登録された JP-2015 愛知こどもの国JP-2106 昭和の森 をはじめとする、全34公園全てからの運用を行う予定で、全愛知県ハント賞をゲットする絶好のチャンスです。



運用日と担当局は下記のとおりです。

ご覧の通り、HF CWでアクティブなアクティベーター各局が、数か所の公園を担当し、早回り形式で、2日間にわたり愛知県全ての公園から電波を出す予定です。

開催時間は、それぞれ日の出から日没くらいまで。

回る順番は、当日の状況により変わります。

 

但し、あくまでも計画ですので、天候、道路や公園の混雑状況により、運用できない場合、運用出来ても短時間しか運用できない場合もありますが、お祭りですので「ノークレーム」でお願いします。

なお、各公園とも、7MHz CWを中心に 最低30分、その後、コールが途切れるまでは運用する予定です。

POTAのスポット情報をチェックして、全公園コンプリートを目指してゲーム感覚でハントして頂けたら幸いです。

(今回は CWの運用ですが、反響が多ければ、次回、FT8での一斉移動もあるかもしれません。。。)

 

POTAの登録をまだされていない方も、もちろんコール頂いて結構です。

後日ゆっくり登録されれば、もしかしたら登録と同時に愛知県がコンプリート出来ているかもしれません。(^^ゞ

POTAの登録は、JS2IIU局のページが参考になると思います。

 

【余談】

実は私JF2CRP、去年の今頃はまったくPOTAには興味がありませんでした。

それがたまたま昨年の年末に、ローカルさんが青山高原に移動した際に、「ここってPOTA対象公園(JP-0131 室生赤目青山国定公園)ですよね?」って言われていたのをきっかけに、試しに登録をしてみました。

そしたら、めちゃハマってしまって、まだ1年も経たないのに すでに のべ700公園に移動し、おまけに一斉移動にまで参加することになっちゃいました。

マンネリ気味の無線活動に新しい刺激が欲しい皆さん、この機会にぜひPOTAを始めてみませんか?

ハマること間違いなしです。

では当日、愛知POTA公園からお会いできるのを楽しみにしています。


八重洲 VX-3 バッテリーの大容量化

2024-07-09 21:54:30 | 無線機

遅ればせながら、八重洲の超小型ハンディー機 VX-3を中古で入手しました。

このリグ、手のぴらにすっぽり収まる超小型サイズで、2007年に発売開始されて以降、17年間に渡り販売されていたロングセラーモデルですが、今年の春についに製造中止となり、いまは中古でしか手に入らないリグとなりました。

「手に入らないとなると何故か欲しくなる病」が発病し、中古を探していたのですが、ようやく入手することが出来ました。


 

出物を探している間、VX-3に関する情報を、ネットで色々検索していたのですが、その中には充電式バッテリーについての情報がいくつかありました。

・VX-3に採用されている充電式電池は、FUJIFILM のデジカメに使われている NP-60という型式のものと同じで、このデジカメ用の互換バッテリーが使える。


・このNP-60と厚みの異なる 「NP-120」 という大容量タイプの充電池がある。



 

・但し、NP-120は、VX-3にセットは出来るが、厚みがあるため裏蓋が閉まらない。

 

これを解決する方法として、

・VX-3のオプションに、単3乾電池3本用乾電池ケース 「FBA-37」というものがあり、これを加工して、NP-120用の裏蓋に流用することが出来る。

ということが分かりました。

 

早速、NP-120と、専用の充電器のセットを購入しました。

 

 


★注意点:NP-120 は FUJIFILM対応 のものを選ぶ必要があります。
     CASIO対応の NP-120 もありますが、充電池の形状が全く異なります。


あと必要なものは、八重洲純正オプションの 乾電池ケース FBA-37 です。

 

 

電池ケースは新品を買ったので、加工するのが勿体ない気もしますが、心を鬼にして改造します。

 

肝心の加工内容ですが、FBA-37 の内側には、単三電池が綺麗にハマるリブと金属接点があります。

これらを全て、NP-120が収まるようにカット&撤去するだけです。

そのカットの方法ですが、綺麗に仕上げようとするならば、カッター等で切り削っていくのでしょうが、どうせ蓋の裏側で目立たないところですので、私は、リブをペンチで挟んで前後に揺すって、引きちぎりました。。。

ただ、強引にやると、カバーそのものを引きちぎってしまう恐れがありますので、慌てずゆっくりとやりましょう。

長いリブは、ニッパーで、4分割位に切れ目を入れて、短くしてからペンチで摘むと良いでしょう。



時々本体にセットして、嵌まり具合を確認して最小限の加工で済まそうと思いましたが、結局、すべてのリブをもぎ取らないと、蓋が嵌まりませんでした。

完成後がこちらです。

最後、ヤスリで仕上げたら、逆に汚くなってしまいました。(^^ゞ

 

蓋を閉じたところです。

 

綺麗に収まりました。

 

純正バッテリーの容量 1000mAh に対し、公称ではありますが、1900mAhと、約2倍の大容量となりました。

 

これで、長時間の運用も安心して行えるでしょう。

 

※バッテリーに関する工作は、発火等の危険を伴います。
 追試される方は、自己責任でお願いします。


POTAで使用中のアンテナについて

2024-06-29 17:09:27 | POTA

今年に入ってからの移動運用は、その殆どがPOTA公園の駐車場からの運用ですが、その際に使用しているアンテナについて紹介します。

まず、POTAを始める前は 6m超のカーボンロッドアンテナにオートアンテナチューナー(AH-4)という組み合わせで運用していました。

 

ただこれは、その長さ故、結構目立ちます。

混雑している公園の駐車場でこれを立てて運用するのはかなり勇気がいりますし、一般のお客さんに不安感を与えてしまうと感じました。

また、1日に何カ所かの公園を早回りする場合、アンテナチューナーとそのコントロールケーブルをその都度車外にセットするのは、結構面倒です。

 

そんなわけで、いまはモノバンドのモービルホイップでやっています。

バンドチェンジの場合は、車外に出てホイップを交換しなくてはいけませんが、やはりしっかり調整されたモノバンドに勝るものなしです。

 

よく運用するのは、7MHzと10MHzですが、それ以外のバンドに出ることもたまにあるので、3.5MHzから430MHzまでのホイップを車に積んでいます。(^^ゞ

 

一番よく出る 7MHzは、コメットの HR7 というセンターローディングの全長2.2mほどのアンテナです。

 

このアンテナでも、 CWであれば、なんの問題もありません。

コンディションが良ければ、手に負えないほどの激しいパイルアップを受けることも良くあります。

というより、公園の駐車場での運用では、これが限界の長さではないでしょうか。

万が一、何等かの事情により、急遽車を移動させなくてはならないことがあっても、このアンテナなら、そのまますぐに車を移動させることも可能であり、駐車場での運用はこれが大事ではないかと思います。

 

◆アースについて

次にアースですが、基台をルーフキャリアに付けており、ボディアースが取り難いため、第一電波のマグネットアースシート MAT-50を使っています。

 

発売当初(ウン十年前?)は、正直、こんな小さなシートを貼るだけでアースが取れるのかと半信半疑でしたが、実際使ってみると、これで十分以上のアースが取れ、モビホの性能が100%発揮できていると思います。

ただ、この製品、ちょっと難点があり、使われているケーブルに柔軟性がないため、何度か脱着をしているうちに、付け根の部分で、疲労断線してしまいます。

車に貼りっぱなしであれば問題ないのでしょうが、車の塗装が痛むのを恐れて使わないときは外しているので、柔軟性のある、TV用同軸ケーブル(5C-2V)の網線に交換しました。

 

 

◆マグネットアースシートの脱着ワンタッチ化

 

さらに、付属の丸端子では容易に基台部への脱着ができないため、丸端子をバッテリー用の大型クリップに交換しました。

 

基台のMコネの根元をクリップで挟んで、マグネットアースシートを、車の屋根の真ん中に付近に貼りつければセット完了です。

 

なお、写真のものは、3.5MHz にも対応するようにシートを2枚仕様にしたバージョンです。

 

◆HR7の広帯域化

モボホ(特にローバンド用)は使える帯域がとても狭いので、CWバンドとフォーンバンドの両方をそのままではカバーできません。

エレメントを固定しているセットビスを緩めて、長さを調整し直してモードを切り替えている方もいらっしゃると思いますが、移動先でビスを緩める作業はできればやりたくないですね。

その対策として、キボシ端子の付いたショートケーブルを使って広帯域化(ワンタッチ切替)をしています。

 

このキボシ端子(メス)が、(特にコメット社の)モビホの先端にちょうどピッタリ嵌まるんです。

ケーブルは、古いカーオーディオの配線を切って活用しています。

 

まず、高い周波数側でモビホ本体を調整した後、先端にこのショートケーブルを挿して低い周波数で調整します。

 

#コメットの製品は、ホイップの先端の形状がちょうどキボシ端子が嵌まる径と形状のため、類似の他社製品とどちらにするか迷ったら HRシリーズをお勧めしておきます。
D社の製品でも、一応キボシ端子は嵌まりますが、脱着しにくいです。

 

 


POTAでは、FT8とCW の両モードをやられる方も多いと思います。

僅か30KHz程の違いですがモビホでは同調がズレてしまうのでそのままでは、両方運用するのは難しいですが、モビホ単体でFT8の7040KHz付近、ショートケーブルを付けてCWの7010KHz付近に調整すれば、ショートケーブルの脱着で、アンテナチューナー無しでどちらのモードも、最適な同調状態で出られるようになります。

 

◆ホイップアンテナの2バンド化

応用編として、

下の写真は サガ電子のモーブルホイップ CM-144W7 の 28MHz 帯用コイルですが、先端に 110mm ほどのショートケーブルを付けて 24MHz 帯に調整してあります。

24MHzは、「N1CCチャレンジ」をするときくらいしか、出ることがないので専用のコイルを持っていませんが、このショートケーブルの脱着により、1つのコイルで 24/28 の 2バンドで運用が出来ます。




あと、実際にはやっていませんが、21MHzのモビホの先端に、太目で腰のあるショートケーブルを付ければ 18MHz用として使用できるかもしれません。 どなたか追試をお願いします。

なお、長さの調整は、実際に線をカットしなくても、長めのケーブルを使って、少しずつ折り反し量を変化させ、SWRを追い込んだ後、ビニルテープで巻いておけばOKです。

そのほうが、コロナ放電防止にもなるかと思います。

 

ちなみに、このショートケーブル方式は、物理的にエレメントをカットし過ぎてしまったモビホのリカバリーにも使えます。

以前、ジャンク市で買ったモビホが異常に短くカットされていましたが、この方式で復活させて現用しています。



◆アンテナの設営時間は40秒

さて、このアンテナの設営時間ですが、公園の駐車場に車を停めて、リアハッチを開けて、モビホとマグネットシートアースを取り出し、基台コネクタにクリップを挟んで、シートをルーフに貼りつけ、モビホをMコネにねじ込んでセットする。

ここまでで、実測40秒です。

あとは、リグの電源を入れて空き周波数を見つけて、MyACTで公園番号とJCC/JCG番号を確認し、POTAサイトにスポットすれば運用開始できるので、のんびりやっても車を停めてから、2分後には CQ POTA 出来ます。

 

◆交信実績


このシステムで、24年1月から6月の半年間で、のべ 500 公園に移動し、CWモードだけでのべ10,000局以上と 交信しています。

設営の簡単さもあり、1日(24時間)で 20公園の早回りも、2回達成しています。

 

以上、私がPOTAで使用しているアンテナシステムのご紹介でした。


ワイヤーアンテナ用 コードホルダー

2024-05-24 12:37:56 | ガジェット

移動運用では、広い敷地を活用して長いワイヤーアンテナを張ることがありますが、この何十mもあるワイヤーの保管に困ったことはないでしょうか?

 

先日、ホームセンター(コメリ) に行った際に、移動運用に便利なグッズを発見しました。

TKG コードホルダー CH-100 という商品です。



これは、単なるコードを巻き付けるホルダーなのですが、巻き付け幅が30cmほどあるので、細い電線なら40m位巻けます。

40mというと、3.5MHzのダイポールアンテナ位は余裕で巻けます。

(仕様では35mとありますが、3D-2V程度の同軸ケーブルの場合だとそれくらいと思います)

 

もう長いワイヤーが絡まってイライラすることもないでしょう。


価格は500円ほどですので、バンド毎に専用としても大した額にはならないですね。

私も3本ほど購入してきました。(^▽^)/


POTA活 始めました。

2024-01-15 19:28:03 | POTA

CQ ham radio 2024年1月号 P62にも紹介記事がある POTA (Parks On The Air) を昨年末に登録してみました


これまで、POTAというのは、日本のPKアワード(公園アワード)をカッコよく英語で言っているものだと思っていました。(^^ゞ

しかし、ひょんなことからPOTAのサイトを見る機会があり、読んでみるとどうやら別モノでアメリカ発祥のプラグラムのようです。

 

とりあえず登録だけでもしてみようと思い、ログインをしてみると、すでにゴールドハンターアワード(30公園ハント)が発行されていました。

 

 

過去にコンテスト等で交信した局がPOTA対象公園に移動されていたアクティベーター局だったようです。

このように、こちらからなにも申請しなくても、アワードが貰えるというのに、まずカルチャーショックを受けました。

 

どんな仕組みかと思ったら、どうやら移動した側が交信ログデータ(ADIFファイル)をサイトにアップロードすれば、呼ぶ側(ハンター)はなにもしなくても、サイト側で自動で集計し、アワード発行(PDF)まで行っていただけるというまったくの手間いらずとなっているようです。

これは、整理&チェックの苦手な私にぴったりなプログラムだと感じました。

私は、公園をハントするよりも、自分が公園に移動する側のほうが性に合っているので、アクティベーター側でPOTAを楽しもうと思っています。

ただ、近所の公園の多くがアワード対象となっている「PKアワード」とは違い、対象公園が、国立、国定、県営レベルの公園に限定されているため、例えば、地元愛知県には 対象公園が 32 しかありません。
(ちなみにPKアワードの愛知県内対象公園は現在 214 もあるようです)

正直、これはちょっと物足りない気もしますが、逆に言えば、県内の全公園からの運用をコンプリートしようとか、目標が立てやすいとも考えられます。

また、交信対象が国内のみならず全世界ですので、時期や周波数を選べば、海外局からコールしてもらえる可能性もあり、海外局狙いの移動運用も計画できたりと楽しみは無限大です。

 

POTAには専用のクラスターも完備されています。

ここはアクティベーター(移動局)がセルフスポットOKというのもありがたいですね。(というか積極的にセルフスポットしたほうが良いみたいです)

早速、ここ半月くらいで、何回かPOTA対象公園に移動をしてみました。

公園についたら、MyACT で、公園番号を確認し、SPOTしたら、運用開始です。

運用を始めるやいなや多くの方からコールを頂けます。

 

これまでアワード関係にはほとんど興味が無く、ただ移動して沢山の局に呼んで貰えることに喜びを見出してきた私ですが、近年マンネリ気味であったことは否めません。

それに対して、POTAは、とにかくPOTA対象公園に移動して、これまで通り移動運用をして、帰宅後に交信ログをサイトにアップするだけで、どんどん各種アワードが増えていき、各種ランキングも楽しめるシステムの素晴らしさに感動しています。

POTAは、まだ数年前に始まったばかりのプログラムであり、いまから始めればどこかの公園のポイントリーダーになれる可能性が十分にあります。

移動運用がマンネリ化してきた皆さんや、これから移動運用を始めようとしている方も、どうせ移動するなら、POTA対象公園に移動して、ハンターさんからのパイルを浴びてみませんか?

ぜひ一緒に POTA活 を始めましょう。


AH-705用 ネジ端子付きM型コネクタの自作

2023-12-13 17:22:19 | 周辺機器

以前、アイコム IC-705の専用アンテナチューナーである、AH-705 の中古品を購入したのですが、付属品である「ワイヤーアンテナ接続用ネジ端子付きM型コネクター」が付いていませんでした。


(ICOM HPより転載)

 

ネットで調べると、某ハムショップで補修部品として売っているのを見つけましたが、値段が想像以上に高いです。。。

 

M型コネクタに陸軍端子が付いただけのものなので、自作してみることにしました。

 

用意したのは、8D用のM型コネクタ と 型式TM505 の細身の端子台です。

名古屋市西区にある「マルツ 名古屋営業所」で購入しました。

 

芯線の長さが足りないので、銅線をはんだ付けして延長しました。

 

これを、同軸の代わりに、8D用コネクタに差し込んで固定すればOKです。

6角ナットはスペーサー代わりに付けたまま、Mコネに挿入します。

コネクタ内に、6角ナットがピッタリ嵌まりました。

 

固定は、2液混合式のエポキシ接着剤を充填し固めました。

Mコネからちょっと溢れるくらいに充填し、軽く指で脱ぎ取って仕上げました。

 

テスターで導通チェックをしたら完成です。

 

製作費 500円以下の簡単工作でした。(^▽^)/


CWパイルを呼ぶときの プチ・テクニック

2023-12-13 15:15:33 | ゴミネタ

昨日のブログでも書きましたが、CWパイルを呼ぶときのテクニックについてもう少し詳しく書きたいと思います。

 

テクニックと言っても、すでに何年もCW運用をされている方には常識と言ってもいい話だと思いますが、最近CWを始められた初心者の方の参考になればと思います。

 

昨日のブログと重複になりますが、、、

 

当方が移動運用やコンテストでCQを出す側の時、何局かに同時に呼ばれることが多々あります。
(俗にいう、パイルになった! というやつですね)

ただ、その場合、こちらの周波数にピッタリ合わせて(所謂ゼロイン)呼んで来られる局が複数いると、それらの局の信号が重なって切れ目のない連続音になってしまい、まったく判読できなくなります。

その中で、少し周波数をずらして呼んで来られる局がいると、その局が浮かび上がって聞こえ、その局から順にピックアップしていくことでパイルの山を崩して、なんとか捌くことが出来るようになります。

 

相手の周波数に合せる(ゼロインする)というのは無線の基本動作であり、最近のリグにはオートCWチューンと言って、ボタン1発でゼロインしてくれる機能があるものもありますが、パイルになっている局を呼ぶ場合、逆にゼロインして呼ぶと、いつまで経ってもパイルを打ち破れないことがあるかもしれません。

そんなときは、ゼロイン周波数より数十Hz、上または下に周波数をズラして呼ぶと応答率が上がるでしょう。

ただし、余り大きく(100Hz以上)ズラすと相手のフィルター外になってしまったり、近接する周波数で交信している他の局にも混信になってしまうので、ほんとにちょっとだけ(50~70Hz位)ズラすのがコツです。

そうすることによって、受信側では他局とトーンが異なって聞こえて目立つのでピックアップされやすくなります。

 

実例を示します。

7015.0kHzで某移動局がパイルになっていました。

そのときのバンドスコープのキャプチャーです。

ウェーターフォールは上から下に流れています。

 

①CQ局が、QRZ? を打つと、②パイルアップが始まりました。

皆さん、微妙に周波数をズラして呼んでいるのがわかると思います。

 

③CQ局が、ある局をピックアップしたようです。

 

④ピックアップされた局が送信を始めましたが、ゼロイン周波数より70Hz上にズレたところで送信されているのがお分かりかと思います。

 

なお、下記の⑤のように、あまりズラしてしまうと、相手局が受信帯域を絞っていると、カツカツ音しか聞こえませんので、いつまで経ってもピックアップしてもらえないので注意が必要です。

何事もほどほどがよろしいかと思います。

 

その他、

・尻尾を目立たせるとピックアップされやすいと思われているのか、2回コールを打たれる局が時々いますが、あれは殆ど意味がありません。

 というのは、その局が2回目のコールサインを打っているときには、CQ局はすでに1回目のコールでピックアップする局を決めていて応答体制に入っているからです。

 どなたかの2回目のコールが聞こえたからと言って、ピックアップする局をその局に変えることは多分無いです。

 その上、ピックアップしたコールに応答したくても、2回目が終わるまで応答できないのでQSOの効率が大変悪くなります。

・コールしている最中に自分のコールを打ちミスをし、慌てて打ち直す局もいますが、それは2回呼びしているのと同じことになります。

 打ち間違えたらその場で送信をストップし、次のターンまで待つ方がよろしいかと思います。

 

最後になりますが、これまでの画像を見てすでにお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、私の場合、固定局のリグでは、常にXIT(Transmission Incremental Tuning)をオンにしてあり、70Hz-UPが設定されています。

こうしておけば、特に考えなくても、相手局にゼロインさえすれば、勝手に70Hz上でコールすることが出来ます。

(ただしSSBをやるときは、忘れずにOFFするよう、ご注意ください。)

 

 

以上、CWでパイルになっている局を呼ぶときのプチ・テクニックでした。