夕焼けのそばにいて
今日はあの娘にしよう 駅でよく会う娘
遊園地でデートして ソフトクリーム食べようかな
~『脳内パラダイス』より~




 昨日の公演を見ていて、旧チーム4のメンバーが旧チーム4の結成発表後、モチベーションが今ひとつ上がらないように見えたのに対し、新チーム4のメンバーがモチベーションを維持しているように見えるのは、なぜだろう?と思ったのですが、一つ思い当たる事がありました。それは


  「旧チーム4のメンバーは、すごく昇格したいチームがA、K、Bの中に既にあった。一方、新チーム4のメンバーは、そこまで昇格したいチームは特に無かった。」


 ということです。旧チーム4の結成発表時は、1回目の組閣後で、A、K、Bの各チームのカラーもまだはっきりしており、旧チーム4のメンバーも、明確に昇格したいチームがありました。例えば、大場美奈はチームAに昇格したいと公言していましたし、島田晴香はチームKに昇格したいと何度も公言していました。


 それが、いきなり新しいチームを結成することになり、メンバーたちはかなり落ち込んだ様子でした。私はTDCホールでのチーム4の結成発表をリアルタイムで見ていたのですが、発表時、ほぼ全員が全く嬉しそうじゃ無かったのを、はっきりと覚えています(※1)。その後に送られてきたモバメも、戸惑っている内容のものばかりでした。


 そんな状態ですから、モチベーションが下がるのは当たり前だったのでしょう。


 じゃあ、新チーム4の方はどうかというと、メンバーの口から昇格したいチームというのは、あまり聞いたことがありません。新チーム4結成発表後のぐぐたすでも、喜んでいる投稿ばかりで、戸惑っているものは一つもありませんでした。


 もしかしたら、新チーム4、つまり13期や14期は、ほとんどの子が「昇格したいチームが特に無かった」のではないかと思っています。というのも、現在のA、K、Bは、定員(16名)以上のメンバーが在籍し、必ず公演に出られるわけではありません。そんなチームに後から入ったところで、レギュラーになれるかどうかわからないし、レギュラーになれたとしても、良いポジションが来る可能性は非常に低いです(※2)。


 そんなことになるぐらいなら、新しいチーム(16名)で公演をやった方が、必ず出られるし、スライドのアンダーも多いので良いポジションも来やすいし、よほど良い環境です(※3)。


 実際、西野未姫はチーム4結成直後にコメントを求められて「今の研究生でこのまま公演を続けられたら良いな、と思っていて、その夢が叶って嬉しい」といった内容の発言をしていますしね。


 以上のような理由で、新チーム4に昇格したメンバーは特に入りたいチームが無かったため、旧チーム4のようなモチベーションの低下が起こらなかったのではないか?と個人的には思うのです(※4)。


※1…喜んでいたのは、永尾まりやぐらい。
※2…実際、13期で唯一Aに昇格した大島涼花は、今のところ、完全に埋もれてしまっています。
※3…あと、2回目の組閣以降の既存チームは、チームのカラー自体もかなり薄れました。体育会系と言われていたチームKも、今ではそういうイメージはほとんどありませんしね。チームの魅力が分かりにくくなっているのかもしれません。
※4…既に前例があるので、新チーム結成に対して免疫があった、ということもあるでしょう(笑)。



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 さて、9月29日の日曜日は、久しぶりにAKB48の劇場公演を見てきました。13期生~15期生による「パジャマドライブ」公演です。


◆見違えた15期生&揃った振付

 以前、オンデマンドで見ていた15期生は、動きの弱々しい子がいたり、動きは力強くても振付がバラバラな子がいたりしました。


 ところが、この日見た15期生は全員振付もそれぞれに力強くなり、何より先輩メンバーと振付がビシッと揃うようになっていました。正直これには驚きました。


 というのも、15期生は劇場公演の前に大舞台(武道館)を経験してしまい、劇場公演を軽視しているように見える子が少なからずいたからです。これは、私だけの意見ではなく、13期生の高島祐利奈も当時、「15期には早く公演の楽しさに気づいて欲しい。1人1人で公演に対する思いの大きさに差がありすぎると思うなぁ」と書いていました。


 スタッフから怒られたりもしたそうですが(まあ、喝を入れるためにわざとでしょうけど)、個人的には、心配な時期は過ぎたと思います。


◆その他のメンバーの様子と課題

 13期や14期のメンバーも概ね良いパフォーマンスでした。特に、13期と14期はチーム4に昇格が決まって、モチベーションが落ちているのでは?と心配していましたが、全然そんなことはなく、むしろ以前よりも気合が入ったパフォーマンスになっていて、驚きました。ちなみに、特に良かったと思ったのは、篠崎彩奈と高島祐利奈。


 振付が力強くて揃っているのも良いのですが、表情についてもかなり気を使って表現しようとしているのが目に付きました。楽しい曲から切ない曲、もしくはその逆に切り替わるとき、一瞬にして表情が変わる所が、なかなかカッコ良かった。「命の使い道」での感情を消したよう表情とかも。


 勿論、まだまだ課題はあります。「二人乗りの自転車」では、片思いの切なさをもう少し表情に出した方がいいのでは?と思う子が何人かいたりしましたし。


 でも、現時点で出来る精一杯を出し切っているように思えましたし、素直に「頑張ったなあ」と思える公演で、非常に満足しました。


 この日の公演を見ていて、一つ思った事があるのですが、それは次のエントリで。



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