クスノキ科のヤブニッケイです。
福島県以南の本州から四国、九州に分布する常緑の高木です。
海岸沿いの暖かい山地に自生し、庭木としても植えられます。
高さは10メートルから15メートルにもなります。
葉は対生で、少しずれる場合もあります。先のとがった卵形で縁はなめらかですが少し波打ちます。
厚みと光沢があり、葉脈が3本めだちます。
新しい本年枝から長い柄をのばし、5個から10個の花がさきます。
うすい黄色の花弁は6枚大きく開きません、雄しべは12本あります。
「ニッケイ」によくにていますが、芳香はわずかにある程度です。