ホルトノキ科のホルトノキです。
千葉県南部から四国、九州、沖縄に分布する常緑の高木です。
「ホルトノキ」の名前は、江戸時代ポルトガルからオリーブ油やオリーブの実が輸入されていて、ポルトガル油とよばれていました。
日本に自生する「ホルトノキ」の実を見てポルトガル油の実に似ていたので、平賀源内が「ポルトガルの木」から「ホルトノキ」と名前を付けたのだそうです。
まちがえてつけてしまったんだね。
「ホルトノキ」のとくちょうは、葉の中に紅葉する葉が混じっていることです。
常緑樹ですが、古い葉は養分を作れなくなるので落葉して新しい葉と交代するのです、この時紅く紅葉します。
紅葉は一年をとおして見られます。
花は夏さき、今は実がついているのが見えます。
葉の中で一番古い葉が紅葉しています。