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なっちゃん農園たより

ネコじいじが、都会に住む農園主のなっちゃんに、農園たよりと館山の花だよりを送ります。
お花好きな方もコメントどうぞ。

城山公園の桜がさきました

2022年03月29日 11時01分11秒 | 花たより

 館山城と城山公園の桜がさきました。

 4月初めには八重咲きの桜もさきはじめます、お天気の良い日にお出かけください。

 登り口の「桜のトンネル」に菜の花も並べられていて、今年はいろどりがきれいです。

 旧クジャク園前もさいています、こちらはお客さんが少なくゆっくり見物できます。

 児童公園前の桜は、この公園の標本木で、この桜が5個咲いたのを確認して「開花宣言」となります。

 今年は3月19日が開花宣言日でした。

 展望台もさいています、空気が澄んでいれば富士山が見えるのですが、今日は見えません。

 お城を離れたところから見ました。

 


カワヅザクラ

2022年01月27日 10時36分41秒 | 花たより

バラ科のカワヅザクラです。

 静岡県賀茂郡河津町で1955年発見されたので町名から「カワヅザクラ」と名付けられました。

 「寒緋桜」と「大島桜」の自然交配種とされます。

 高さは10メートルほどになる落葉高木です。

 葉は互生、先のとがった卵形で周りには鋸歯があります。

 枝先に数個のつぼみが並び花がさきます。

 花弁は5枚、うすい紅色で大きく開きます。

 雄しべは多数、蕾は濃い紅色です。

 他のサクラに比べて早くさくので、各地で植栽されたものが見られます。

 


エドヒガン

2022年01月25日 10時49分58秒 | 花たより

バラ科のエドヒガンザクラです。

 本州から四国、九州に分布する落葉の高木、高さは10メートルから20メートルで大木になります。

 葉は互生、先のとがった卵形で周りには鋸歯があります。

 葉より先に花がさきます、花弁は白色からうすい紅色で5枚、雄しべ多数がつきます。

 萼は5枚、紅色で花柄の間がふくらんでいるのが特徴です。

 


ウメ

2022年01月06日 10時41分01秒 | 花たより

バラ科のウメがさいていました。

 中国原産の落葉小高木、奈良時代に中国から薬として入ってきた説があります。

 高さは5メートルほどになります。葉芽に先立って花がさきます。

 葉は互生する卵形で先がとがり周りには鋸歯があります。

 花は白色から紅色で葉柄は短く、枝に穂状にさきます。

 花弁は5枚または八重咲き、果実を採取しますが、庭に植えて花も鑑賞するので種類が多くあります。

 奈良時代のお花見はこの梅の花だったそうです。

 


ビワ

2021年12月12日 11時08分30秒 | 花たより

バラ科のビワです。

 中国南西部原産の常緑高木です。高さは10メートルほどになります。

 日本へは古代に持ち込まれました、温暖な房総地方では内房の鋸南町、南房総市、館山市で栽培されています。

 写真は山林の自生樹ですが、栽培されているものをカラスが食べて種子が蒔かれたようです。

 幹は枝分かれして広がります、葉は枝の先に集まります。

 葉は互生、長さ20センチから30センチの細長い卵形で先がとがります。

 葉は厚く、葉脈が目立ち、周りには浅い鋸歯があります。

 葉の表は光沢がありますが、裏側は褐色の細かい毛があります。

 今の時期は、枝の先に花がさいています。花弁は白色で5枚、雄しべ多数がつきます。

 花には短い花柄があり、多数の花が集まって穂状にさきます。

 「ビワ」は古代の楽器「琵琶」に果実がにているので名前が付いたそうです。

 ビワの栽培は手が掛かります、花の時期に花数を減らし、実が付くとさらに実を減らして良い実だけに袋をかけて大事に栽培するのです。

 1個の実に対して15枚の葉がないと十分な大きさや甘みができないそうです。

 果実の大きさに対して種子が大きくて食べにくいですが、園芸試験場で何年も前に種なしビワができたと新聞に載っていましたが、まだ食べたことが無いです。