ノボタン科のシコンノボタンです。
「紫紺の牡丹」ではなく「紫紺野牡丹」です。
中南米、ブラジルあたりの原産で、常緑低木です。
房総では寒さのために落葉してしまいますが春になると葉が出てきます。
高さは1メートルから2メートル、細い茎なので風には弱いです。
葉は対生、細長い卵形で先がとがり、3本または5本の葉脈が葉柄から葉先までめだちます。
枝先に数個の花がさきます、蕾がいくつかつくので順にさいてゆきます。
熱帯の花ですが、房総のじめじめした夏は嫌いなようで、秋になってから花がさきます。
濃い紫色からうすい紅紫色と変化のある花弁は5枚、大きく開きます。
花の中にはこの花の特徴である雄しべが10本あります、5本は長く、もう5本は短くなっています。
雄しべの花糸の先に湾曲した葯がつきます、この形が蜘蛛の足のようなので「スパイダーフラワー」の名前がついています。