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なっちゃん農園たより

ネコじいじが、都会に住む農園主のなっちゃんに、農園たよりと館山の花だよりを送ります。
お花好きな方もコメントどうぞ。

シコンノボタン

2021年11月28日 16時04分16秒 | 花たより

ノボタン科のシコンノボタンです。

 「紫紺の牡丹」ではなく「紫紺野牡丹」です。

 中南米、ブラジルあたりの原産で、常緑低木です。

 房総では寒さのために落葉してしまいますが春になると葉が出てきます。

 高さは1メートルから2メートル、細い茎なので風には弱いです。

 葉は対生、細長い卵形で先がとがり、3本または5本の葉脈が葉柄から葉先までめだちます。

 枝先に数個の花がさきます、蕾がいくつかつくので順にさいてゆきます。

 熱帯の花ですが、房総のじめじめした夏は嫌いなようで、秋になってから花がさきます。

 濃い紫色からうすい紅紫色と変化のある花弁は5枚、大きく開きます。

 花の中にはこの花の特徴である雄しべが10本あります、5本は長く、もう5本は短くなっています。

 雄しべの花糸の先に湾曲した葯がつきます、この形が蜘蛛の足のようなので「スパイダーフラワー」の名前がついています。

 


コダチダリア

2021年11月16日 17時24分49秒 | 花たより

キク科のコダチダリアです。

 「キダチダリア」「皇帝ダリア」ともよばれます。

 中米原産の多年草、夏に成長して2階の窓くらいの高さになり、秋から冬にかけて花がさきます。

 幹の途中に節があり、節の部分から対生して葉が出ます。

 葉は3回羽状複葉、小葉は細長い卵形で、先がとがり、まわりには鋸歯があります

 幹の上部で枝分かれして多数の花が少し下向きにさきます。

 中心に黄色の筒状花が集まり、まわりをうすい紅紫色の舌状花8枚がかこみます。

 


サザンカ

2021年11月04日 11時49分11秒 | 花たより

ツバキ科のサザンカです。

 日本固有種、佐賀県吉野ヶ里町に自生北限地として国指定の天然記念物の樹林があるそうです。

 常緑の広葉樹で小高木です、秋から冬にかけて枝先に花がさき、庭園や公園で見られます。

 童謡でも「たきび」に「サザンカ サザンカ さいた道」と歌われ、生垣根に使われています。

 葉は互生する卵形、厚く光沢があり、まわりには細かい鋸歯があります。

 花弁は5枚、大きく開きます。基本は白色ですがうすい紅色もあり、花弁も八重咲きなど、園芸種が多くあります。

 雄しべは多数あります。これが「ツバキ」とのちがいで、雄しべ多数がバラバラなのと、花弁が一枚づつ散ることです。

 「ツバキ」の雄しべは円柱状に花糸部分がつながっていて、花弁も全部つながったまま花が落ちます。

 葉はツバキより少し小ぶりですが、離れた木の葉を比べるのは難しいです。

 


シュウメイギク

2021年10月24日 18時31分31秒 | 花たより

キンポウゲ科のシュウメイギクです。

 中国原産の多年草、古い時代に日本へ入ってきたそうです。

 「秋明菊」と書きます、京都の貴船で栽培されていたので貴船菊ともよばれます。

 「菊」と名前がつきますがキクの仲間ではありません。

 茎は60センチから1メートルほどにものびますが、茎が細いので横向きになります。

 葉は対生、3枚に割れますが変異が多く見られ、上部の葉は小さくなります。

 葉の付け根から数本の花枝がのびて花がさきます。一重咲きから八重咲きまであります。

 花色は白色から紅色、紫色と変化があり、花弁に見えるのは萼片で花弁はありません。

 花の中心には雌しべの柱頭があり、その周りに黄色の雄しべ多数があります。 

 


ランタナ

2021年09月25日 10時12分40秒 | 花たより

クマツズラ科のランタナです。

 中南米原産の常緑小低木です。園芸品種としていろいろな花色のものが売られていて、房総南部では葉が落ちず冬を越します。

 株立ちして高さは1.5メートルほどにのびます。よく枝分かれしてこんもりした樹形になります。

 葉は対生、卵形で先がとがり、まわりには鋸歯があり、細かい葉脈がめだちます。

 枝の先に散形に花が多数集まってさきます、花は内側から外側にさいてゆきます。

 花色は白色、黄色、紅色、紫色などがありますが、散形に集まった花の中心から外側に色が変わってゆきます。

 花色が鮮やかで色が変わってゆくので、和名は「七変化」ともよばれます。