紺日わん倶楽部

日々の暮らしに彩りを

マウリッツハイス美術館展 「真珠の耳飾りの少女」

2012-07-14 | 美術館


マウリッツハイス美術館
現在修理工事中。2014年半ば再開予定。
Pbrundel at nl.wikipedia


巨大ポスターがお出迎え。



東京都美術館


   
主な作品。

秋冬物のサンプル制作の中休み。
ちょっと息抜きも兼ねて昨日は美術鑑賞と生地の買い付けの為、上野~日暮里方面に出かけました。

パンダの赤ちゃんが死亡して上野動物園は悲しみに包まれていますが、
東京都美術館はヨハネス・フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」を一目見ようと
入場者が長蛇の列をなしていました。
来週から夏休みに入ると途端に込み合うのが予想されますので
平日にと思って出かけたのですが予想以上の込み合い。
11時過ぎには40分待ちの状態。通常は70分程待ちの状態との事でしたので今日はまだ空いていたみたいです。

東京都美術館は2年間の大規模改修工事を経て平成24年6月30日に全館リニューアルオープン。
2012年夏のグランドオープンを飾るのは、「王立絵画館」の名で世界的に知られるオランダ・マウリッツハイス美術館のコレクションです。
「真珠の耳飾りの少女」は他の絵画とは別格の扱いでそのためだけに1部屋。
間近でみるためにはそこで更なる待ち時間が30分~40分。

やっと会えたね。と見た瞬間 似てる! モナリザに。
(御批判も多いかと思いますが、素人意見ですので・・・・・)
全体的な絵の大きさ、微笑んだようなまなざしや絵のトーン、雰囲気。
しばしばオランダのモナリザと称される程、人気と名声を得ている所以がわかります。
この作品はトローニー(特定の肖像とはいえない人の顔を描いたもの)
なので特定の人物ではなく想像で理想化したもの。
17世紀にのオランダには実在しないエキゾティックで神秘的な雰囲気です。
両目に光が入れられて、光の魔術師フェルメールならではの技巧のかぎりが目の当たりに。
本物の迫力は生で観ないと分からない。

他に
フェルメールと並んで際立つのが、最晩年の境地を描いた「自画像」など6点が一堂に会するレンブラントの作品。
そのほか、フランス・ハルス、ヴァン・ダイク、ルーベンス、ヤン・ブリューゲル(父)ら、
17世紀オランダ・フランドル絵画を代表する作家の作品も必見。

以下日程や時間は東京都美術館より掲載。

日 程 2012.6/30(土)~9/17(月・祝)
混雑緩和のため、開室日と開室時間を一部変更しました
【開室時間】9:30~17:30(金曜日は20:00)、入室は閉室30分前まで
      ※7/21~8/31は、金曜日の夜間開室を除き、各日、18:30まで延長します
【休室日】月曜日(7/2、7/16、9/17は開室。7/17は休室)
     ※8/13は、臨時開室します
会 場 東京都美術館 企画展示室 





帰りに隣の動物園に足をのばしました。
夏休み前で平日だったこととやっぱり赤ちゃんが死亡したことで
入場者もまばらの様でした。