紺日わん倶楽部

日々の暮らしに彩りを

上野は熱い。美術館めぐり

2009-06-09 | 美術館


上野の国立博物館の阿修羅展の6月7日最終日。
今日の上野は熱かった。アシュラー(巷で阿修羅展を観にいく人をこう呼んでいたとは・・・)が続々と観終えて駅の方に向かう人の流れ。と思ったら国立西洋美術館にお流れなされここでもまた人の波。100分待ちの看板。
ルーブルが今週末で終わりなので夕方4時過ぎだったらすぐに入れると踏んでいたが甘かった。
とここで、予定変更。隣接している東京都美術館で開催している「日本の美術館名品展」に足を運んでみた。
期待以上の作品の数々。日本の美術館は全国公私あわせるとどのくらいの数になるのかわかりませんが今回は公立美術館100館が参加し選りすぐりの名品を一挙に公開されています。教科書に載っている作品など日本画、西洋絵画、版画、彫刻まで全220点。
閉館がこちらは5時までとあって足早に観てまわりましたが時間が足りない。せめて国立が時間延長しているときぐらい開館時間えんちょうしてよ~と思わずつぶやいてしまった。失礼致しました。よく調べたら以下の通り情報ありました。
■ 夜間開室のお知らせ ■
好評につき、最終週の6月30日(火)~7月5日(日)は午後8時まで夜間開室いたします。(入場は午後7時30分まで)
どうぞご来場ください。    

その後また国立西洋美術館に戻って様子をみたが今日は夕方5時の段階でも80分待ちとある。来週来るかと諦め。折角だからとまたまた隣接の上野の森美術館を覗いて帰ることに。
ここは現代アートを展示してある。
「ネオテニー・ジャパン」-高橋コレクションと銘打ってある。
ネオテニーとは幼形成熟とある。つまり生物学で幼いまま性的に成熟する進化の過程を指すとパンフレットにある。
村上隆の風船のMr.DOBから奈良美智や2頭の狼だが身体は一体、ん?阿修羅は3頭でしたね。となんだかちょっとシュールでオドロかわいさとでも表現したらいいのか、感性を鍛えるのにはまたとない展示品で日頃凝り固まった頭を柔らかする絶好の機会です。
高橋コレクションとは精神科医の高橋龍太郎氏が日本の若手アーティストの作品を中心に収集しているコレクションで日比谷の三井ビルディング1階でも高橋コレクションのきっかけとなった「草間弥生展」が 開催されています。
まだ行ってないので時間見つけて行ってみたいと思ってます。

上野の森美術館のホームページより
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