オリンピックが始まって競技の結果や試合の中継、LIVEなど
毎日テレビから目が離せない状態で寝不足気味。
現地では盛り上がりに欠けるなどのブログや記事も目につきますが
やっぱり4年に1度のオリンピックそれなりに気になりますよね。
皆さんはいかがお過ごしですか?
お祭りの様子 GO TOKYO より
昨日、暑い中、祭りの後の神楽坂に行って来ました。
ほおずき市:7月25日・26日
阿波踊り:7月27日・28日
とイベントを終えた商店街は人通りも少なく提灯の飾りだけがまだ余韻を感じる。
お祭りの詳しい情報はこちら↓
神楽坂通り商店会 公式ホームページ
神楽坂通り商店会
神楽坂は小京都ともいわれる風情のある街で、路地裏にはこ洒落たレストランやお店が多く散策していて楽しい。
行き交う人々も小粋な着物姿のお姉さまやワンちゃん連れでお散歩中の家族、
早稲田をはじめ学校が近いこともあって若い学生やカップルも多く、
渋谷、新宿、銀座方面にも近いので生活するのに快適な街です。
お昼はお茶仲間と懐石料理のミシュラン2つ星 「一文字」さんに行って来ました。
毘沙門天善國寺の脇の道を歩いて路地に入ると小さい看板が見えます。
店内はすっきりと静寂な空気に包まれた品のある落ち着いた空間。
中川一政の千客万来が玄関に飾られ、
酒井抱一の軸(先日まで細見美術館に貸出ししてあったそうです)と清楚なお花(花生姜)が迎えてくれました。
1階は白木のカウンター席で炬燵式。全7席のみ。(2階は個室)
連れの方は足を伸ばして楽に座れるのを大層喜んでました。(お茶を長くやってると足がまず弱ってくる方が多い)
店主の心遣いや配慮が随所に感じられます。
お茶事の出張料理(仕出し)と並行して来店客に懐石料理を提供しているお店で今年開店7年目だそうです。
昨日も私たちの食事が終わった後、麻布のお道具屋さんのお茶事で出張料理に出かけるとの事でした。
お写真は最初の1品だけお断りした上で撮らせていただきました。
先付け クリーム和えの白豆腐、キャビア添え 先付けからやっぱりおいしい!
1品目 鱧の湯引き 梅を昆布出汁でのばした物を添えて 器はベネチアの皿とバカラの小皿に盛り付け
2品目 椀物 貝柱入りの真蒸に赤パプリカの彩りと小瓜にジュンサイ。すっきりとし出汁で。
海千鳥と波の蒔絵の椀に盛ってありました 蓋を開けた瞬間 ワァー きれいと歓声。
3品目 鮎 鮎は長良川の鮎で塩味がきいて外はパリッと中はやわらかくジューシー。
頭から尻尾まで美味しくいただきました。大きさも小さからず大きからず程よい大きさ。
タテ酢もほんとに色もきれいでおいしい。器の演出も粋でした。
4品目 桜海老と豆腐のようなものを丸めて揚げた物 (しんじょうのようなもの)
とまんがん唐辛子の揚げ物 ちり酢添え。
5品目 茄子とニシンの煮物 生姜添え。 くどくなくさっぱりとしたお味。
6品目 生姜ごはん
お味噌汁は赤だし(袱紗仕立て)金糸瓜入っていました。
香の物 5種
7品目 デザート スイカ、イチジク、桃 南鐐の菓子器で冷え冷えにしてありました。
(お話と食べるのに夢中で記憶があいまい。順番が違っていたらすみません。)
鱧やアユを頂くと夏が来たなぁーと実感しますね。
器もそれぞれに作家ものやガラスのアンティーク等織り交ぜながら。
夏向けに目にも涼やか。
お味はくどくなくさっぱりとした味付けでいずれの品もとってもおいしかったです。
価格はお昼で一人 一万円程度。(コースは8400円ですが、大体一人1万円くらい)
店主の気さくなお人柄やおいしいお料理にお腹も心も満足。
度々は行けませんが季節毎に訪れたくなるお店です。
夕方からは近くにある音楽の友ホールでヴァイオリンとピアノのデュオコンサートに行きました。
長年ウイーンに留学している知り合いの御嬢さんがピアノ演奏。
ヴァイオリンはセルゲイ・ボロトニー氏。
ピアノとヴァイオリンの音色が心地よく、クラシックもいいですね。
暑い夏の1日、神楽坂にて充実の時間過ごせました。