のんびり日記

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キャスティズム25号-365・W(+キャスティズム25QD06PE)レビュー

2018年04月16日 22時48分10秒 | 釣り関連
最近の当ブログの記事閲覧記録を見ると、
タックル関係が読まれている回数が多いことに気づきました。
特に、ダイワの投げ竿、エクストラサーフの記事の閲覧回数が多いです。
どうもありがとうございます。

やはり、だんだんと釣りシーズンが近づいてきたんだなあ、と思います。
GWを目前に、ニュータックル購入を考えている人も多いのでしょうね。

一方、タックル関係ではエクストラサーフの他に、
キャスティズムに関する記事も割と閲覧されているようです。
ただ、以前書いたキャスティズムの記事は、趣旨が「安価購入方法の紹介」であり、
実釣の感想に触れてはいなかったのでした。
そこで、キャスティズムに関しては、もう相当に使い込んできたし、
そろそろ実釣記事を書いてみようと思い立ちました。

以前書いた「ダイワ キャスティズムロッド&リールを\3,727で購入」でも述べましたが、
もう一度キャスティズムの紹介から始めてみたいと思います。

キャスティズム(ロッド)は、長さ4メートルが主流の投げ竿の中にあって、
3.65~3.85メートルとやや短め、軽量なロッドです
(以前は2.9メートルの振出仕様もありましたが、最近ラインナップから脱落してしまいました)。
投げ竿としての遠投性能を損なうことなく、汎用性、機動性を高め、
クロスオーバーなジャンルで使用できるように設計した、ということなのでしょう。

キャスティズムには並継と振出の両タイプが販売されていますが、
私は並継竿しか使っていないので、ここでは私の使用している並継の25号-365について
レビューします。

まずキャスティズムの主な投入技術をまとめると
・X45
・Vジョイント
・HVFカーボン(99%)
・リトルセンサータッチグリップ
・前進機構付ステンレスリールシート
・チタンKガイド(6ガイド)
となっています。
これらは、ダイワの主力投げ竿には基本的に備わっている技術であり、
チタンKガイドを搭載している点は、エントリーモデルよりも上位であることを示していますが、
スペック的にはキャスティズムはどちらかというとエントリー~中級者向けの竿であると言えるでしょう。

しかし、もともとキャスティズムは上述の通り、その他の投げ竿とはコンセプトが異なるので、
スペックのみで単純に評価することはできないと思います。

キャスティズムの最大の特徴は、ショートレングス&軽量ということでしょう。
私の愛竿、25号-365は310グラムしかなく、
同じ錘負荷(25号)の他の投げ竿と比べてもだいたい100グラムくらい軽いのです。
このことから導き出される長所は、場所を選ばず、取り回しよく使え、
機動力が高い(持ち運びしやすい)ということ。

いろいろな場所で使え、ランガンでの使用にも耐える(他の投げ竿と比較すれば)。
例えば、海釣り公園の堤防などは、釣り客が多く、しかも狭いところが多いと思いますが、
通常の4メートルの投げ竿だと使用を躊躇うようなシチュエーションでも、
キャスティズムならば余裕で投げることができます。
その他、磯などの足場のやや狭い場所でも本領を発揮できるでしょう。
そしてもちろん、本来投げ竿なのだから、サーフでの投げ釣りにも使えます。

また、用途面のみならず、使用者を選ばない点も長所。
女性や子供など、力のあまり強くない人でも比較的振り抜きやすいサイズですね。

25号-365の場合、錘負荷は25号ながら使用錘負荷範囲は10-30号と広く、軽い錘も扱えるのが美点。
重めのルアーやメタルジグの遠投が必要なシーンでも活躍できそうです。

一方で錘負荷25号の投げ竿としてのパワーも当然備えていて、
根の深いポイントに遠投して根魚とファイトし、
根からぶっこ抜くような釣りには最適かも。
なにしろ一般の投げ竿よりも40センチも短いのに、錘負荷が25号もあるので、
竿のがっちり感は十分で、根に潜られる前にぶち抜けます。
この点は、磯竿よりも向いているかも知れません。
私が主戦場とする鹿島の新浜岸壁(高所、根深いポイント多数)では、
このパワーこそキャスティズム最大の利点になります。

デザイン面は、青黒白が多い投げ竿の中にあって、鮮やかなオレンジ色は少し派手ですが、
安っぽくなく、良いと思います。
ただ、リール(キャスティズム25QD06PE)は少し安っぽく見えるような・・・。

リールの「キャスティズム25QD06PE」は、投げ釣り用リールとしては、小型軽量で、
キャスティズム(ロッド)に合っています。
25mmストロークは短中距離向け。
市販のサーフベーシア用スプールとの互換性もあり、サブスプールとして使えます。
リールに関しては、特にクイックドラグ(QD)が使い勝手がよいです。
スピニングリールは、一般にドラグが使いにくい点が短所だと思うのですが、
QDは両軸リールほどではないにしろ、スピーディに締まってくれます。
キャスティズムリールには、「25QD06PE」の他に、「25QD15PE」がありますが、
シャロースプールの前者に対し、後者は太めの糸を巻けるので、
私がやっているような根魚ぶっ込み釣りには、むしろ後者の方が、好適でしょうね。
ただ、前者でも十分な抜き上げ力があるので、個人的には満足していますが。

以上、キャスティズム25号-365(ロッド)とキャスティズム25QD06PE(リール)は、
釣り場所を選ばない汎用性と、軽量&ショートレングスによる機動性を有し、
そのくせ投げ竿としての十分なパワーも保持しており、
サーフや堤防からの投げ釣りに加え、
岸壁からのぶっ込み釣りなどにも最適なタックルの一つと思います。

強いて難点を挙げれば、ロッドは短く、がっちりしすぎていて、
ややしなやかさには欠けるので、
一般の4メートル投げ竿に比べれば遠投性能は低いと思います。

まあ、そもそも遠投を志向している人は別の竿を選択するだろうとは思いますが。

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