のんびり日記

下手の横好きの釣り。割と本気のFX。たまにエレキギター修行中。その他もろもろ。のんびりと。

鹿島港(新浜岸壁) その16 2018年3月30日(金) 魔岸壁初詣

2018年04月13日 01時28分47秒 | 釣行記
昨年5月19日に行って以来、10ヶ月ぶりに新浜岸壁に行ってきました。

年度末で有休消化を行い、28日の水曜日午後から週末まで休みを取得しましたが、
家庭の都合で平日ど真ん中に釣行する機会はなく、
結局前回までと同様、金曜日の夜に釣行することにしました。

まあ、金曜日の夜であれば、現場近くの釣具屋「フィッシング鹿島店」も
24時まで営業しており、何かと便利ではあります。
ちなみに当釣具店の平日営業時間は20時までのようです。

さて、釣行は金曜日の夜ということに決定し、
それまで時間がたっぷりあったので、新浜岸壁用の仕掛けを作製することにしました。
それは、前回ヘチ釣り用に考案したぶっ込み仕掛けを改良した物ですが、
実は外房のアイナメ釣りでよく使われる仕掛けをパクったものです。
中通し(亀の子)20号の錘に二本針の仕掛け。
幹糸はフロロ5号(20センチ)、ハリスはフロロ4号。
中通し錘の前後にソフト夜光ビーズ(ピンク)4号をクッションとして通しておきます。
上針(ハリス長15センチ)は親子サルカンに繋ぎ、下針は錘下のサルカンに直結
(ハリス長10センチ)。
胴突仕掛けではなく、ブラクリの巨大なやつという形態です。
これらを5セット作って現場に臨みました。

タックルはいつも通り
①竿:サーフランダー405CX、リール:サーフリーダーCI4+ SD35スプール、道糸:ナイロン(アトミックスライダー)6号
②竿:キャスティズム25号-365、リール:キャスティズム25QD06PE、道糸:ナイロン(アトミックスライダー)6号
③竿:ソルティストHRF86XXHB、HRF PEスペシャル7.3L-TW、道糸:PE2号(8ブレイド)+リーダー(フロロカーボン20ポンド)
の3組み。
いずれも久し振りの道具達で、特に①のサーフランダーは昨年4月14日以来の登板。
ガイドが錆び付いていないか、少し心配でした。

3月30日(金)当日。
17:45頃自宅を出て、19:45にフィッシング鹿島店でイソメ(赤、青)を購入。
20:00頃には岸壁上に登壇しました。

久し振りの新浜岸壁は、いつも通り誰もおらず。
月齢12.6日の大潮で満月が煌々と輝き、ランタンなしでも何とかなりそうな程。
波は割と静か。うねりなし。
風は北東3m/sでやや強め。
気象状況はまずまずでしたが、ほぼ一年ぶりのせいか、準備には少し手間取り、
仕掛けを投入できたのは20:50頃でした。
なにしろ、陸釣り、特に新浜岸壁のようなところでは、
持ち込む荷物が沖釣りなんかと比較にならないくらい多いので、大変です。
実は翌日下半身が筋肉痛になってしまいましたよ。
週に二回程、スポーツジムで30分走り込みしたりして鍛えているのですが・・・。

さて、実釣開始。
①サーフランダーには、市販の胴突二本針仕掛け(錘30号)、
②キャスティズムには、自作したアイナメ用ぶっ込み二本針仕掛けを取りつけて、
それぞれ上針には冷凍保存したサンマの切り身、
下針には赤青イソメをミックスで付けました。
③ソルティストはまだ待機。
最初はヘチでなく、それぞれ岸から10~20メートルのところに投げ入れました。
根の状況を確認するためです。

今までのパターンだと、投入直後にアタリあり、期待して待っていましたが、
アタリ無し。
20分も音沙汰無いと、もしかしたらボーズもあるか?などと、
なぜかネガティブな想念も浮かんできました。
沖釣りに慣れすぎたせいか?
岸壁で20分アタリ無しなんて当たり前のことですが(と思います)。

しかし、投入後30分たち、キャスに弱めだが明確なアタリ(鈴音)。
アワセをいれて、巻きあげ。
小ドンコでした。
やはり上針(サンマ)に掛かってきました。



リリースサイズでしたが、針を飲んで出血してしまったので、持ち帰ることに。
なにはともあれ、とりあえずボーズは回避できました。
引き続き、同様の手口で釣り続けます。

しかし、このあとしばらくアタリ無し。
そこで、③ソルティストタックルを組み立て、
最初はブラクリ(6号)に赤青イソメをつけてランガン開始。
釣り座周辺から、南北の4ケーソン辺りまでを探ります。
今までは、置き竿を放置してかなり遠くまでランガンしていたのですが、
この日は置き竿が観察できる範囲に止めました。

しかし、アタリはウンともスンとも無し。
なんか感じ悪いです。
で、置き竿の付け餌をチェックするために、
餌を付けたままのソルティストをヘチに投入したまま岸壁に横たえておきます。
割とこの「ブラクリ放置」でアイナメとかが食ってくることが多いのです。

ランダーとキャスを巻き上げてみると、不思議と餌が綺麗に無くなっています。
なにがしかの餌取りがいるのか?
明確な魚信は確認できませんでしたが。
根掛かりも少なく、海草群はすでに後退していることが伺えます。

22時のラジオ時報を聞いてしばらくすると、
岸壁上に放置していたソルティストに動きがあるのを確認
(鈴は付けていないのでちらちらと見てました)。
ひっつかんでアワセると、乗りました。
巻き上げると、尺アイナメ(31センチ)でした。



今シーズン初アイナメです。単純に嬉しい一発です。
そして、ヘチです。

ここで、「ヘチヘチ大作戦」に変更。
まず、ランダーの仕掛けをキャス同様、「自作アイナメぶっ込み仕掛け」に変更。
ランダー、キャスともにヘチ(釣り座から2ケーソン離れた南北のポイント)に投入しました。
ソルティストはランガンしていないときは、釣り座近くのヘチに投入放置しました。

すると、23時少し前。
再びキャスに明確なアタリあり。
アワセて上げると、なんと新浜岸壁では自身初のメバル(25センチ)でした。



割と良型のメバルに喜びます。
なんだかんだで、今年に入り、メバル付いています。

その後、ヘチ攻めを頑張りましたが、アタリは止まってしまいました。
メバルが釣れた時点で、夜の部タイムアップだったのか。
ランダーで一回、何かを釣り上げましたが、上げる途中でばれてしまいました。
アタリ無く、小さめな影(暗くて何者か分からなかった)だったので、
精進蟹だったのだろうと思います。

日付が変わったので、一旦仕掛けを引き上げ、車に戻って休憩。
寝袋を羽織りますが、なぜか車内(エンジンはかけていない)は肌寒い。
外気温はさほど低くはないのですが、海辺で湿気があるためでしょうか。

3:45目覚め。
まだ暗い岸壁に登って、再びヘチを攻略します。
しかし、連続して新浜岸壁名物の精進蟹を2杯釣っただけで、
アイナメタイムは魚の姿をみることなく、餌も尽きてしまいました。
気のせいか、釣具屋の餌の量が減った気が。インフレか?

最後の30分は、少しだけソルティストにテキサスリグを取りつけ、
本来の使い方をしてみますが、反応無く終わりました。
ちなみにテキサスリグ構成は、
シンカーがTICTボトムコップ(フリータイプ30グラム)、
オフセットフックは#1(メーカー不明)、
ワームはダイワのパドルホッグ(アピールレッド)
です(全体にすこしデカすぎたか?)。

6時少し前に納竿。6:30には岸壁をあとにしました。
この日は家族に8:30頃帰ると言ってあったので、少し急いで帰宅しました。

カニとドンコは鍋種、アイナメとメバルは煮付けにしました(美味)。