根魚釣りが好きなので、特に根魚シーズンの冬季とその前後は、もっぱら陸っぱりの根魚釣りに精を出しています。
根魚といっても、いろいろな種類がいます。
そもそも、根魚とは、主に海底付近に棲み、あまり移動せず、海草や岩礁の陰を住処としている魚の総称ということらしい。
その種類は意外に多彩で、メバル類、カサゴ類、アイナメ、クジメ、ソイ類、ハタ類、ドンコなどが代表種です。
私は上記の根魚すべてを釣った訳ではありませんが、どうも根魚と一言で言うけれど、
それぞれの魚の特徴は結構異なるようだということは分かってきました。
昨年、会社の友人たちと福島県いわき市に小旅行に出かけ、その道すがら、「アクアマリンふくしま」を訪ねました。
この水族館のおもしろいところは、根魚のアイナメ、メバル、ドンコなど、地元いわきの地魚が展示されているところ。
あらためてその根魚たちを観察してみると、それぞれにかなり異なる特徴を有することが分かりました。
アイナメは岩礁沿いに(常にお腹が岩に触れそうな距離感で)移動する癖があり、普段はあまり動かず、静止しています。
岩に常に張り付いている感じです。
海中にサスペンドすることは滅多にないように見えます。
孤立主義的で、群れることもなさそうです。
メバルは海草の陰で、底近いところにいるけれど、底べったりではなく、
50~100センチ上のあたりにサスペンドしています。
群れる性質があり、タナを探れば数釣りができそうですね。
ドンコは底魚というよりは、中、下層をかなり頻繁に上下に泳ぎ回っています。
回遊している可能性もあります。
食性にも違いがあります。
アイナメは、こと釣りに関しては、とにかく岩イソメが最も可能性の高い餌のひとつ。
私の釣ってきたアイナメはほとんど岩イソメに食いついてきています。
ただ、釣り上げたアイナメの胃を調べてみると、意外と「小エビ類」が多く発見されます。
自然界では、メインの食べ物は海草等に引っ付いているエビ類なのでしょうか。
あと、特定の時合いに食餌する性質のようです。
一方、ムラソイは「何でも」食ってくる印象です。
イソメ類はもちろん、身餌(サンマ、サバ、イカ)も好みのようです。
ムラソイ(ソイ類)をターゲットにするのであれば、高価な岩イソメなどは使わなくてもいいように思います。
1尾90円のサンマで2回くらい釣行できます。
時合いは特に関係ないようです。いつでも、どこでも、腹を空かせているような感じ。
ドンコも何でも有りですが、どちらかというと、サンマ(かサバ)が大好きのようです。
サンマなどの身餌は、針に上手く付けないと、餌取り上手なドンコにあっさりと強奪されてしまいます。
ドンコも時合いはなさそうですが、釣れる日とそうでない日の差が大きいようです。
これら魚種毎の特性の違いは、釣りをする上で非常に重要な情報で、
分からないで釣るよりは、分かっていた方が圧倒的に有利に戦えるはずです。
例えば、アイナメ攻略法としては、餌は岩イソメを中心として、できるだけ広く探っていくことが重要と思います。
どちらかというと、胴突仕掛けよりもぶっ込み(ブラクリ)的な、
底に餌を置いてくるような釣り方の方がチャンスをつかみやすいと思います。
ドンコは底べったりよりも、もう少し上層を、胴突仕掛けなどにサンマを付けて狙った方が効率的のように思います。
コマセを使うのも有りかもしれません。
ムラソイなどは、「いれば食ってくる」かなと。
餌は何でも良く、ヘチを中心に幅広く底を攻めていけば、数釣りができるような気がします。
根魚もいろいろな特質の奴らがいて、だから攻め方もそれぞれ違い、
そんなところにも根魚釣りの奥深さがあるのだなあと思います。
根魚といっても、いろいろな種類がいます。
そもそも、根魚とは、主に海底付近に棲み、あまり移動せず、海草や岩礁の陰を住処としている魚の総称ということらしい。
その種類は意外に多彩で、メバル類、カサゴ類、アイナメ、クジメ、ソイ類、ハタ類、ドンコなどが代表種です。
私は上記の根魚すべてを釣った訳ではありませんが、どうも根魚と一言で言うけれど、
それぞれの魚の特徴は結構異なるようだということは分かってきました。
昨年、会社の友人たちと福島県いわき市に小旅行に出かけ、その道すがら、「アクアマリンふくしま」を訪ねました。
この水族館のおもしろいところは、根魚のアイナメ、メバル、ドンコなど、地元いわきの地魚が展示されているところ。
あらためてその根魚たちを観察してみると、それぞれにかなり異なる特徴を有することが分かりました。
アイナメは岩礁沿いに(常にお腹が岩に触れそうな距離感で)移動する癖があり、普段はあまり動かず、静止しています。
岩に常に張り付いている感じです。
海中にサスペンドすることは滅多にないように見えます。
孤立主義的で、群れることもなさそうです。
メバルは海草の陰で、底近いところにいるけれど、底べったりではなく、
50~100センチ上のあたりにサスペンドしています。
群れる性質があり、タナを探れば数釣りができそうですね。
ドンコは底魚というよりは、中、下層をかなり頻繁に上下に泳ぎ回っています。
回遊している可能性もあります。
食性にも違いがあります。
アイナメは、こと釣りに関しては、とにかく岩イソメが最も可能性の高い餌のひとつ。
私の釣ってきたアイナメはほとんど岩イソメに食いついてきています。
ただ、釣り上げたアイナメの胃を調べてみると、意外と「小エビ類」が多く発見されます。
自然界では、メインの食べ物は海草等に引っ付いているエビ類なのでしょうか。
あと、特定の時合いに食餌する性質のようです。
一方、ムラソイは「何でも」食ってくる印象です。
イソメ類はもちろん、身餌(サンマ、サバ、イカ)も好みのようです。
ムラソイ(ソイ類)をターゲットにするのであれば、高価な岩イソメなどは使わなくてもいいように思います。
1尾90円のサンマで2回くらい釣行できます。
時合いは特に関係ないようです。いつでも、どこでも、腹を空かせているような感じ。
ドンコも何でも有りですが、どちらかというと、サンマ(かサバ)が大好きのようです。
サンマなどの身餌は、針に上手く付けないと、餌取り上手なドンコにあっさりと強奪されてしまいます。
ドンコも時合いはなさそうですが、釣れる日とそうでない日の差が大きいようです。
これら魚種毎の特性の違いは、釣りをする上で非常に重要な情報で、
分からないで釣るよりは、分かっていた方が圧倒的に有利に戦えるはずです。
例えば、アイナメ攻略法としては、餌は岩イソメを中心として、できるだけ広く探っていくことが重要と思います。
どちらかというと、胴突仕掛けよりもぶっ込み(ブラクリ)的な、
底に餌を置いてくるような釣り方の方がチャンスをつかみやすいと思います。
ドンコは底べったりよりも、もう少し上層を、胴突仕掛けなどにサンマを付けて狙った方が効率的のように思います。
コマセを使うのも有りかもしれません。
ムラソイなどは、「いれば食ってくる」かなと。
餌は何でも良く、ヘチを中心に幅広く底を攻めていけば、数釣りができるような気がします。
根魚もいろいろな特質の奴らがいて、だから攻め方もそれぞれ違い、
そんなところにも根魚釣りの奥深さがあるのだなあと思います。