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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

五等分の花嫁 第117話 『五里霧中ランチタイム』 感想: まさかここから五月の略奪愛w?

2020-01-15 11:22:00 | 五等分の花嫁
まさかの、五月の恋心覚醒回?

えー、五月、受験前に、今さら、それをいう?

いや、サプライズを求めていたものとしては、下田さんの意見に1万点!賭ける!と言いたいのが本心なのだが。。。(笑

でも、逆に、下田さんが明言しちゃったから、とりあえず、五月による略奪愛はないんだろうなぁ・・・、と思いつつ。

でも、まさかの逆転劇、ありですか?

それとも、最終コーナーで読者離れを減らすための、単なる目くらましですか?

どっちだろうねー。

ただ、後者の「目くらまし」だったら、マジで、このマンガ、終了時に、クソ認定されて、ブックオフに単行本が山積みされるという事態が生じるよね、間違いなく。保証する。

・・・という、暴動に発展しかねないネガキャンの確実さを考慮に入れると、一応、ここから五月が、想定通りの末脚を見せる、ということなのか?

まぁ、将来の花嫁を決定づける「鐘キス」の相手、という犯人wは、まだ四葉と確定されたわけではないからね。

あくまでも状況証拠でしかない。

それに、そもそも、その「鐘キス」が初めてのキスだった、という「鐘キス」条件を、四葉がギリギリクリアできたのは、日の出祭のキスシーンで風太郎が夢うつつ状態にあって、風太郎がキスされたと認識していない、という、かなりトリッキーな展開でごまかしたからだし。

正確には、あの場面で、風太郎が「夢うつつ」であったのは間違いないけど、だからといって、風太郎が、あのキスは四葉だった、と気づいていないと、風太郎が口にしているわけでもないわけで。

というか、あのキスが四葉からだった、と風太郎が気づく、なんて「ひっくり返し」は実は、いつでも可能だから、その点では、まったく当てにならない。

それに、そもそも「鐘キス」が初めてのキスだった、という条件を最も素直に満たしているのは、日の出祭で唯一人、風太郎とはキスをしなかった五月、ということになる。

だから、四葉の「日の出祭期間中のキスはノーカンです」という無理矢理のロジックを除けば、鐘キス要件に最も適しているのは、五月、ということになる。

つまり、五月は、いまだに花嫁の有資格者。

年末からのこの数話の内容から、四葉がギリギリ滑り込んだと思っているだけ。

ただ、それ以上に問題なのは、風太郎は、あの四葉からされたキスを、それが階段の上から降りてきた女子で、しかも口調も、普段の四葉のそれではなく、かつての「京都の女の子」のものだった、ということから、(四葉ではなく)零奈からされたキスと「妄想」してしまっていることね。

つまり、風太郎は、今の(五月扮する)零奈にも、強く関心をもっている。

というか、風太郎は、零奈に対しては、すでに京都旅行のときに、感謝の意を示してもいる。

もっといえば、風太郎は、零奈が五月の変装であることにもうすうす気づいている。

なぜなら、修学旅行前に、五月が楔を打つため、といって、らいはと買い物中の風太郎の前に現れた時のことがあるから。あのとき、らいはと風太郎の前に現れたのは、四葉と五月であって、その二人のうち、四葉がらいはを連れて食事に行っている間に五月/零奈は現れていた。

もちろん、四葉と五月以外の五つ子が、零奈に扮して待ち伏せしていた、というのもありえない話ではないけれど、それは流石に都合良すぎる。

ということで、あの時点で、零奈に扮しているのが五月だというのもわかった上で、風太郎は、その後もあっていた、ということなのだと考えるのが自然。

そして、その零奈も含めて感謝し惹かれていた、というのが風太郎の本音なんじゃないかな。

で、そうなると、もう一つ、今度は四葉の側で問題なのは、五月が四葉に成り代わって零奈として風太郎に接触していたことを、あるいは、接触させていたことを、四葉が風太郎にまだ話していないことね。

まぁ、多分、今回、風太郎が五月に声をかけたのは、この零奈のことについて問いただそうとしていたのだと思うのだけど。

で、そこで重要なのは、今回の最後で、むりやり、四葉と二乃が秘密の話をするところで――といっても十中八九、四葉が風太郎にえらばれたことについてだろうけど――、まるで出歯亀するかのように、五月と風太郎が居合わせてしまった、というシチュエーション。

てか、あまりにもアレなwシチュエーション。

そして、ここで、何が話されるのか?ということ。

予想されるのは「いいわね、何もしなくても向こうからやってきてくるのだから」とひとりしきり嫌味を言った上で、二乃が「どうしてフーくんと付き合わないの?、OKといわないの?」と問いつめること。

それに対して、四葉は、あれこれ応えるのだろうが、そのうちに二乃から次のような問いかけがきっとなされるのだろうな。

きっと「あたし、あの竹林ってフーくんの幼馴染から聞いて知ったのだけど」という前フリから、「四葉、あなた、フーくんと6年前に京都で会っていたんでしょ? 私がキンタローくんだと思ったあのワイルドな頃のフーくんに・・・」とか言って、「京都の女の子」事件に、二乃がグッサリ切り込んでいく。

二乃的には、姉妹の間に隠し事は無しね、といいながら、四葉はずっと、この大事な事実をずっと秘匿していた、それは素朴にずるいし、なにより家族に対する裏切りだ、というところまで激高して、マジで四葉を許しがたいと思うのだろうね。

その結果、四葉は、実は・・・、といいながら、高2以降、会っていた零奈は、私ではなく五月だった、ということを、この場に風太郎と五月がいることも知らずに、明かしてしまうのだろう。

・・・という展開が待っているのではないか?

これによって、有耶無耶にされていた、で、零奈は誰なの?問題に、一応、決着がつけられる。

で、重要なのは、四葉がいまだに風太郎に隠し事をしていたこと、しかも自分の代役を五月にさせていたこと、その五月も二乃に対して秘密にしていたこと、・・・、これらの全部が、最も辛辣な「正義の人」である二乃の前で語られること。

こんな話を聞いたら、間違いなく二乃は、四葉も五月も糾弾するだろうし、風太郎に対しても、フーくんは、こんな嘘つきの女がいいわけ?みたいな、捨て台詞をはいてもおかしくはない。

で、ここにきての次なる問題は、日の出祭事件を経て、五月が、どうやら自分の本心、すなわち、風太郎に対する恋心に気づいてしまっているようにも見えること。

なので、ここで、激高した二乃による「正論」をぶつけられた時に、五月としては返す言葉がないはずで。

きっと四葉に対しても、ごめん、四葉、いまはあなたのことを擁護できません、とかいう展開になりそうだよね。

何が言いたいかと言うと、残り数話の段階で、四葉と五月の頂上対決の勃発w

年末に風太郎が四葉を選んだ時に、今まで花嫁が四葉であるという伏線はふんだんにははられていた、といわれていたけど、それを言ったら、五月は、まさに表の物語で、ずっと風太郎との親交を深めてきていたわけで、その進展は、日の出祭の時に、第1話(だっけ?)で聞かれた「勉強、教えて下さい」という五月のお願いに対して、180度異なる「快諾」の返事が風太郎から示されたことで明らかにされているし。なにより、すでに、五月は、上杉家に何度もお泊りするくらいの関係だしね。

ということで、ここまで積み上げられた「実績」ということであれば、五月も四葉に負けていない。

その上で、鐘キスの要件を一番満たしているのは、五月だし。

さらにいえば、風太郎はまだ(四葉も含めて)誰に対しても「好きだ」という言葉をかけていない。

となると、極論すれば、一話分あれば、五月の大逆転、という展開もありえる。

ここで鍵になるのは、四葉が、京都の子のことも、零奈のことも、まだ何も風太郎に話していないこと。

その禁を、正義ガール・二乃が、無理やりこじ開けるのが次回、118話なんだろうね。

そして、強引に、五月が舞台に上がる。

ただし、今回は、五月も十分、恋心を自覚した上で。

というか、改めて、今回の騒動で、五月も風太郎への恋を自覚させられるのだろうね、それこそ二乃によって。

あー、それにしても、なんて不憫な役回りなんだ、二乃は。

そして、もう一つ重要なのは、風太郎が、とりあえず日の出祭での、四葉への告白もどきを経て、恋愛初級から、恋愛2級くらいには、進展していることw

だから、風太郎もまた、単なる感謝の念ではなく、「好き」というのが何か、という理解を深めたのだ・・・と信じたい。

だったら、彼が100話最後で、「この選択は正しかったのだろうか?」という、後日からみた独白がつけられていたことも理解できるから。

いやー、次回が楽しみだw


しかし、ここまで、え、もしかして五月なの? と思わせられたのが、結局、四葉を確定させるための単なるイベントの一つだったとしたら、大ショック!

そのときは、マジでねぎ先生を呪おう。

あと、振り返ってみれば、日の出祭って、結局のところ、一花、二乃、三玖をふるいで落とすためだけのイベントだった、ということだよね。

まぁ、一花は、まだ、京都の子のひとり、という秘密を保持しているけど。

でも、「鐘キス」要件というところで言えば、単純に本命は五月、次点が四葉、のハズだったんだよね。

それが「夢うつつ」事件として有耶無耶にされただけで。

なので、118話が楽しみ!

たのむよ、ねぎ先生。

これで裏切るって展開だけは、なしね。
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