BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

ワンピース-ONE PIECE- 第1125話 『何をもって死とするか』 感想2:ベガパンク配信後の、ワンピ世界の状況を整理してみる。

2024-09-09 00:29:02 | ワンピ
感想1もあります)

感想1に書いたように、今回の話は、エッグヘッド編でベガパンクが明かした「失われた100年」の歴史を知って以後の世界の変動の始まりが描かれたものだった。

何より重要なのは、エッグヘッド編での失態を経て、サターン聖が更迭され、というか、文字通り、消され、代わりにガーリング聖が五老星に着任したこと。

このことからわかるのは、五老星というのが決して固定されたメンバーからなるわけではないことで、イム様の意向でいつでもクビがすげ替えることができる。

つまり、それを可能にするくらい、イム様と五老星の間には圧倒的な力量差があるということ。

加えて、五老星に着任後は、イム様から、あの悪魔的な能力を付与されること。

で、問題は、新任のガーリング聖がこのタイミングで五老星入りしたことの意味。

ガーリング聖にはガーリング聖なりの思惑もきっとあることだろう。

その際、赤髪のシャンクスとのつながりが気になるところ。

一度、シャンクス自身が五老星のもとを訪れたことがあったので、そのこととも関係しているのかもしれない。

いずれにせよ、ガーリング聖の五老星入りで、シャンクスと五老星やイム様との関わりが最終章で大きな意味を持つことになる。

今ふと思ったけど、きっと、シャンクスは「Dの一族」ではないのだろうな。

そうなると、ルフィや黒ひげ、あるいはローたち「Dの一族」とは、最終コーナーで、ワンピースへの対処の仕方も変わるのだろう。

回り回って、シャンクスがラスボス、ということになるのかもしれない。



ついで、一応、バンクレコーズという「純粋知性体」として生き残ったベガパンクのサテライトたちだが、彼らは浮雲として世界を浮遊することで世界政府やイム様から身を隠すことにした模様。

その際、ウェザリアに連絡を取っているから、彼らとともに地下活動を行うことになりそうで、そうなると空島の人びととの接点もでてきそう。

ベガパンク配信で、これまでワンピででてきたアラバスタなど地上の国々は、今回、ドラゴンたち革命軍が予測したように、どうやって海面上昇の可能性に対処するか、動き始めることになり、そのことで最終章に関わることは必至になったわけだけど、空島はそれとは関係ないなと思っていた。

それが、バンクレコーズが浮雲として身を潜めることにしたことで、空島も最終章に関わることになりそうな気がしてきた。

しかも、空島自体が、あるいは、空島で生活している人たち自体が、空白の100年の際に大陸沈んだときに空に逃げ延びた改造人間のようにも思えてきた。

スカイピアの人たちがヴァース(大地)に憧れていたのも、もともと地上に住んでいいた人たちが空に逃げたからなのではないか。

裏返すと空島の人たちのあり方が、海面上昇後の人類の生存策として再び注目されるのかもしれない。


それから、ルッチとカクが殺したと報告したステューシー。

彼女がどこに向かうかというと、やはり世界経済新聞のモルガンズのもとではないか。

それは情報操作の上でメディアの利用は欠かせないから。

そして、そこには、アラバスタのビビもいる。

ルッチとカクがどう動くのか、という時に気になるのが、親友ベガパンクを殺した黄猿ボルサリーノ。

戦桃丸も生き延びていたので、黄猿と戦桃丸で独立愚連隊でもつくって、そこにルッチとカクが合流する、という流れもありそう。

エッグヘッド殲滅のミッションで、世界政府がどれだけ信用ならないか知った彼らならば、少なくとも第3勢力を組み立てる可能性はある。


とりあえず、今のところはこんな感じかな。

これに、エルバフに麦わらの一味が到着することで、これまでの情報も整理されることになりそう。

もっともその前に、黒ひげやロー、あるいはキッドたちの状況が伝えられるのかもしれない。

なんかこうなってくると、黒ひげも単なる悪党ではないように思えてくるから不思議。

そういう意味では、かつて戦ったという、赤髪シャンクスと黒ひげチャーチの因縁もどこかで明かされるのだろうか?

ともあれ、ようやく面白くなってきたw

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ワンピース-ONE PIECE- 第1125話 『何をもって死とするか』 感想:イム様にいきなり使い捨てされたサターン聖、哀れ・・・。代わりにガーリング聖が五老星入り!

2024-09-09 00:27:41 | ワンピ
感想2もあります)

いやー、前回までのエッグヘッド編で明らかにされたこと、特に、ベガパンク配信で公にされたことの波紋が、どんどん広がっていて、ワンピ世界の未来が不穏なこと、この上ない。

エルバフ編に向けた仕込みも目白押しで、さてさてどうなることやら。。。

まずは、エッグヘッドの瓦礫の中から現れたルッチとカクだったけど、彼らによればステューシーは殺した、とのこと。

いや、これ絶対生かして逃がしてるよね?

あのベガパンク配信を聞いた後では、CP-0といえでも、世界政府や天竜人、さらには五老星のうち、誰を信用すればよいか分からない乱世の予感を感じているはずで、それなら逃走ルートのひとつやふたつ、確保しておこう、と諜報活動してきたルッチやカクなら思ってもおかしくはない。

なので、ステューシーについては逃して、あとで連絡を取り直そうとしたに違いない。

で、そのまま海軍側に目を向ければ、サターン聖と一連の出来事の反省ミーティングをしているように見え、そこでベガパンク配信の内容の真偽を問いただしたドーベルマン中将が一撃で仕留められたわけだけど、その後に、今度は、サターン聖がイム様に五老星の地位を剥奪される展開が待っているとは思ってなかった。

(そういえば黄猿はどうなったのだろう?)

察するに、最後にルフィたちの逃走を助けた鉄の巨人「エメト」を、科学防衛武神たるサターン聖が秘匿してその研究を進めさせていたことを、実はイム様が気づいていて、今回の一連のサターン聖の失態に憤り、サターン聖の更迭に至ったってことなのだろうけど。

でもその傍らで、ガーリングがずっと五老星入りを狙ってもいたのだろうから、実は、彼に限らず、五老星入りすることを希望する天竜人は多いのかもしれない。

で気になるのは、ガーリング聖もまた、変身するとサターン聖のような蜘蛛型の巨人になるのだろうか? それとも何か別の姿に?

もうひとつ、ガーリング聖の五老星入りで気になるのは、確か、シャンクスがガーリング家の血を引いているという話があって、そうなると、当然、この先の、ワンピース争奪戦で、ガーリング家の確執も描かれることになるのだろうな、ということ。

にしても、サターン聖がクビにされるとは思わなかったけど。

しかし、あのサターン聖の消失の仕方を見ると、やっぱり五老星の力は、イム様が付与しているということになりそう。

となると、イム様はイム様で、悪魔の実に相当するような異能を創ったり操ったりする力や、その方法を知っているということで。

イム様は月世界人の生き残りなのか、それとも月世界人が持ち込んだであろう古代王国の文明を独占して秘匿したただの人類なのか、気になる。


そして、前回、リリスが言っていた「ベガパンクは死んでいない」は、やっぱり、バンクレコーズのことを指していた。

バンクレコーズが、浮島になって世界を漂うことで、世界政府やイム様の追跡を避けるという流れ。

しかし、しっかりエジソン、生きてたね。

まぁでもどうやら、ボディはちゃんとあのバンクレコーズの浮島に残っているということだから、遠からずサテライトはみな、新しいボディをつかって再登場する流れなのかな?

再登場しないのは、ステラのベガパンクだけ、ということか。

しかし、エジソンがしっかりウィザリアに連絡していたのは笑ったw

これは、ナミが間に入ってバレることは必至かな。

あと、ドラゴンの革命軍にも連絡は行きそう。

ということで最初に動くのは、海面上昇の恐れが世界中で起こす大パニックを予見した革命軍ってことになるのかな?

こんなに世界が不穏になってる中、次回は多分、エルバフを訪れたルフィが、シャンクスとの再会を果たすところから始まるのだろうか。

以外とそのまま、ガーリング家の話を掘り下げる流れになるのかもしれない。

確かにぼちぼち、イム様や五老星の秘密についても明かしてほしいところ。

そういえば、シャンクスは、五老星の部屋を訪れていたよね。

まぁ、あのシャンクスは双子のかたわれ、という声もあるようだけど。

でもさ、もはやクローンも当たり前のワンピ世界だと、シャンクスも実はガーリング家が用意したクローンの一体、と言われても驚かないのだけどw


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