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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

五等分の花嫁 第85話『シスターズウォー 七回戦(裏)』 感想

2019-05-15 13:37:51 | 五等分の花嫁
予想通り、前回の舞台「裏」が明かされた今回。

しかし、そうか、介入したのは全員だったかー(笑
さすが五つ子だなぁw

そして、これもまた想像通り、一花もまた、昔、フータローに会ってたことがはっきりした。

その結果、写真の女の子は四葉であることが確定したわけだけど。
つまり、「あなたが必要」とフータローに言ってくれて、今のフータローに変わるきっかけを与えてくれたのは四葉だった、ってことだよね。

まぁ、それで、フータローは超ガリ勉の優等生になって、一方、四葉は身体能力はずば抜けてるけどおバカな子になってしまったのだから、なんだかなーwではあるけれど。

もっとも、五つ子がおしなべて皆おバカであるのだから、ひとり四葉だけが責められるわけではないのだけれど。

しかし、そうなると、なぜ五月が零奈に扮して「楔を打つ」ことをしたのか、その理由がどうしても知りたくなるわけで・・・

なんでなんだろうね?

四葉がフータローに出会っていた事実を思い出させたいのか?

それとも、実は五月もフータローに、かつて会っていたのか?

今回、実にあっさりと、一花もまた、昔フータローに会っていたことが(作者によって)明かされたわけだけど、こうなると四葉と一花のほかにも、潜在的にはフータローに会っていた可能性はあるわけで。。。

とはいえ、さすがに今までの流れからすると二乃と三玖はないだろうから、あるとすれば五月なのだけど。

五月が勝負下着wを持ち歩いていたのも、それと関連あるのかなぁ。。。

ともあれ、このあと京都で、もう一幕、ありそうだよなぁ。

しかし、今回、作者の物語の構成力にちょっと驚いたのは、三玖のサポートってことで、結局、残りの四人が全員裏方に回り、その過程で二乃と一花の和解も済ませてしまったところ。

これは上手いなぁ。

特に、二乃の自然な嫉妬心を引き出すあたりが。

これで少なくとも二乃と一花の間では、お互いの関係を入れ替えて相手の心情を理解させてしまえる。

結局のところ、姉妹どうしの思いやりは常にベースにあって、その上で恋心が発動する、というわけで。

だから、「ごめん」という言葉のほうが、三玖や四葉の口からまずは発せられてしまう。

裏返すと、一花と二乃が、思いの外、普段から「お姉ちゃん」しちゃってる、ってことだよね。

となると、今後、この二人の動きは少し鈍るのかな?
どちらも暴走機関車だったのだけど。

自分の感情に正直なお姉ちゃん二人のほうが、恋敵が姉妹となった途端に、なんだかんだ言って、最後の土壇場で、妹のほうに譲ってしまいそうな感じが増してしまったような気がする。

それとも、これで晴れて、一花、二乃、三玖が一線上に並んだ、ということで、それぞれの攻勢が始まるのかな?

さしあたっての問題は、今回の事件でこじれてしまった一花とフータローの関係だけど、これは、京都にいるうちに解決されるのだろうか?

その場合、仲裁役は、やっぱり二乃になるのかな?
二乃、そんな役回りばかりだなw
でも、これでまた二乃株がバク上げしそうだがw

しかし、いくら二乃が間に入っても、一花が昔、フータローに会っていた、という事実は、一花自身が証明するしかなくて、その過程で、五月が助け舟をだすのかな?

でも、そうなると、四葉がかつてフータローの会っていた写真の子だった、ということもフータローに告げるしかなくなるよね?

となると、この修学旅行が終わってみれば、五つ子全員が、一応、フータローに対して恋心を抱いている、ということが明らかになるのだろうか?

今が三年生、ということを考えると、卒業後、それぞれの道を歩む、という方向に行きそうだよな。

で、この『五等分の花嫁』という物語における「教師」の位置づけの重さを考えると、フータローも卒業後、教員を目指すことになる可能性はかなり高いと思う。

となると、教師になりたい、とすでに公言している五月とともに歩む、という可能性も高そう。

確か物語の最初で、花嫁になる人と出会ったのは高校の頃だ、とフータローが言っていたと思うので、写真の子として関わっていた一花と四葉は最後の相手からは外れたことになるはず。

となると、残りの、二乃、三玖、五月、の誰か、ということになるのだけど。

もう一つ、花嫁になる人とは、例の五つ子のおじいちゃんのやってる民宿に止まった時に「初めて」キスをしていた、と言っていて、あのときの、全員が五月に化けている状況と、その時の様子を考えると、四葉の可能性が高いなと思っていたのだけど、こうなると、本物の五月が迫っていた、という事態もありそうになってきた。

まぁ、物語の冒頭で、フータローが初めて出会った五つ子が五月だったことを考えると、あまりにもお約束どおりの予定調和なわけだけど、こうなると、ぐるっと一周回って、花嫁は五月になるのは高そう。

ともあれ、今回の、一花の「昔会っていた」事実の吐露が、思いの外、あっさりしていたので、これは、作者は、一気にこの先、物語の終局に向けて、巻いてきそうだなぁ。

それにしても、一花が、フータローが昔京都で会っていた彼だったことに気づいたのが、林間学校の肝試しの時だった・・・というのは、正直、やられたー!と思った。

多分、あの瞬間の一花はまだ、あれ?どこかで?ぐらいで、完全にはおもいだしてはいなくて、でも、どこか引っかかっていたから、あのフータローと二人で閉じ込められた時に、フータローのキャンプファイアーのダンスを取りやめるか?という提案に理由もわからず涙を流す、というエピソードがあったのだろうなぁ、と思ったりした。

いやー、それにしても、噛みごたえのある物語だよね。

次回も楽しみだ。
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