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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

STAR DRIVER 輝きのタクト 第20話 『描かれたあの日の虹』

2011-02-21 00:42:48 | Weblog
要するにヘッドは堪え性のない奴ってことでw
ま、それはいいや。ネタだから。

今回はシャッフルネタが多かった。

タクトの父は・・・ ヘッド? 
とはいえ、引き続き、カタシロの可能性も残ってる。

スガタ-ワコ に対して タクト-ケイト の組み合わせ?

綺羅星の仲間割れ?

ゼロ時間が解放されたら、核が降る?
というか、既にこの島はロックオンされている?
多分、ロックオンしてるのは、大人銀行頭取旦那のおじさんなんだろうね。

あとは、ヘッドが昏睡状態の男からシルシをもらおうとしていること。

・・・という具合に今回は、結局、情報提供回で、あまりドラマはなかった。
なんか、サイバディの奴も、せこくて卑怯な奴だったし。
いつもだったらは、そういう狡猾さも多少は目立つんだろうけど、
今回は、ヘッドの情報開示もあって、完全に見劣り。

ということで、ヘッドとカタシロの過去話以外は、消化試合的内容だった。

ま、それもいいんだけどね。お話を回すには必要なものだから。

で、気になったのは、この先、これらをどう回していくのか、ということ。

例のペンディングになってる、演劇部の「夜間飛行」の講演もあるわけだから、
この学園祭イベントと、綺羅星とのゼロ時間話とを
並行して、もしくは、重ねて描くのか、
それとも、独自に、別々に描くのか。
ここが気になるところかな。

で、てっきり2クールで完結すると思っていたのだけど、
分割4クール説もあるようで、だったら、後者だね。

で、仮にあと、2クールあると考えるなら、非常に単純に考えて、

封印は二個とも開封されてしまって、
綺羅星とタクトたちのグルーピングでシャッフルが行われる。
今日の感じだと、

ヘッド + スガタ + ワコ + その他



カタシロ + タクト + ケイト + 大人銀行の人達 + その他

という感じでシャッフルされる。

で、晴れて、島を出ての抗争ということになる。

ただ、このフレームの場合、一体何が「戦い」の理由になるかが、今ひとつわからない。
というか、それは、これから(今更ながらw)、サイバディを作った古代文明?とかの
秘密として開示される、ということなのかもしれないけれど。
それはそれで、分割4クールとなるなら、
物語の成立平面のステージ自体を変えないことには
これ以上の物語展開は困難だからわかる。

とはいえ、気になるのは「核」なんだよね。
これはいつも気になるのだけど、アニメって「核」、好きだよね。
特にMBSのものはそれが多いと思うのだけど、これはどうしてなのだろう。

核を使わないと圧倒的暴力を象徴できないということなのかもしれないけれど、
核、って言葉が出てきた時点で、たいていの物語は二項対立的物語展開に陥る傾向があるから、
ちょっと嫌なんだよね。物語がとても単調になってつまらなくなる。

とりわけ、このタクトの物語では、その話はなしにして欲しいな。
せっかく、魔法少女の男の子もので上手く回してきたわけだから。
そういう、いい意味のわかりやすさでこのまま行って欲しいと思う。

というか、ここまで、とても微妙な、成功か失敗かわからない、
ちょっと昔のフランス映画的な、曖昧な物語のあり方で進めてきたのだから、
できれば、そのまま行って欲しいと思う。

そうではなく、核を契機に、島の外に出る、移動性の高い物語へと転じるなら、
それは、分割4クールではなく、スピンオフとして別物としての2クールを希望したい。

もちろん、こんなことは杞憂かもしれないけれど。

というか、この物語は、いい意味で、
タクトが悩み始めるようになったら破綻する作品だから。

いろいろとサイバディ世界に関わる伏線的展開や発言はあったけれども、
それは物語を2クール持たすための、やむを得ない装置でしかなくて、

最後は、タクトが、ヘッドかカタシロか、どっちでもいいけど、
とにかく、自分の親父をぶん殴ってオシマイ、という物語のハズだから。

そういう単純だが大事なことに絞った物語であると思うから。

ということで、2クールで清々しく終わってくれるかどうかが最大のポイントだ。

いいんだよ、伏線なんて全部回収しなくても。
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