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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

ぼくたちは勉強ができない 第166話 『[x]= 文学の森の眠り姫編⑦』 感想: もはや純愛少女漫画、一直線ですね!

2020-07-13 16:06:12 | ぼく勉
冒頭で唐突に語られる成幸の心情。

もはや完全に少女漫画w

二人は惹かれ合う運命にあったのだ!、とかいう神の声が聞こえてきそうな、結構、強引な展開。

要は、いつの間に彼ももう文乃に惹かれていた、って話なわけだけど。。。

これ、最後の告白の場面で、成幸の口から文乃に対して、どうして惹かれたのか、ってことを語らせるための前フリと考えていいんだよね?

そうでもないとさすがに唐突かなぁ、と。

もっとも文乃親衛隊である「いばらの会」の皆様にとっては、予測可能な既定路線であったみたいだけどねw

しかし、そうかぁ、ここで、成幸の尻を叩く役をうるかにさせてくるのかぁ。

まぁ、その対として、理珠が文乃の目を覚まさせる役だったわけだけど。

一応、一緒に勉強をしてきた4人で、最後は納得した上での祝福、みたいな感じになるのだろうな。

そして、最後の場面は当然、文乃と成幸が二人で星を観る場面で。

・・・と思っていたら、どうやらマジでその方向みたいだね、今回の終わり方だと。


しかし、この流れだと、文乃編ではあしゅみー先輩も真冬先生も出番がないまま終わりそうだなぁ。

むしろ、二人については、文乃編が終わってから本格的に描くのかな?

いや、なんでそんなことを言っているかというと、やっぱり「担当回」とか「○×ルート」とかいう形で相手が決まってしまっていると、話としては緊張感に欠けるので、いまいち盛り上がらないんだよね。。。

あと、担当回ではそれぞれ10話使います、みたいな構成も。

これなら、誰のルートかは明らかにしないで、けれども、うるか以外の4人のエンドも描きます!って方が、よかったかもしれない。

もちろん、その場合は、作者&編集者の構成力がモロ、試されるわけだけど。

でも、あれ、今回は誰で終わるの?というくらいの疑問がないと、本当にただの消化試合を4回見せられているだけになってしまって、面白くない。


いっそのこと、今回、うるかが成幸にデコピンするあたりでは、うるかルートのときの記憶がうっすらあって、たとえば、

「あたしだったら、(あのときみたいに)はっきりしてほしいと思うよ」

とか言わせてみてもよかったように思うのだけどね。

各々のルートが完全に独立しているのではなく、相互にゆるくリンクしている感じ。

そうしたら、5回分の物語が微妙に重ね掛けされて、ちょっとはニュアンスが深まってくると思うのだけど。。。


ともあれ、いばらの会の方々、お疲れさまでしたw

あと、文乃父、あんなベタな伝言メモ残すの、さすがです!w
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