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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

アルドノア・ゼロ 第7話 『邂逅の二人 -The Boys of Earth-』

2014-08-17 17:11:12 | Weblog
いやー、いいねー。
さらに調子上げてきた!
いろいろな意味でターニングポイントとなった今回。

虚淵脚本の最初の3話が全編ヒリヒリした感じのおお!というもので、物語としては幸先のいいスタートをしたと思っていた。ただ、その後の3話がちょっと間延びしたものになってきたので(特に鞠戸まわり)、あれー、これ、大丈夫か、やっぱり虚淵なしじゃキツイのか、と思い始めていたところで、しっかりギアを切り替えてくれたw

伊奈帆とスレインの共闘と、直後の伊奈帆の外道っぷり!は、まぁ一種のお約束としてw

この物語の、いわば始まりの場所である種子島で、火星の航空(宇宙?)戦艦を手に入れる!という展開は、とりあえず1クールの折り返し点である7話としてはベストのタイミング。

加えて、それに合わせて、アセイラム姫とライエが、それぞれ、自身の出身である火星に対して弓を引く決意をし行動に移した、というのはいい!

姫のバレをいつするのか、誰がするのか、というのはずっと気になっていたのだけど、6話分引っ張ってきたところで、戦禍の不条理を自ら目にしてきたアセイラムが自分の意志でバレを選択した、というのがいい。まぁ、今回、姫バレの描写はなかったので、多分、次回でそのあたりの補足があるのだろうけど。

ライエにしても、前回、軍事教練は受けていなくてもやれることはある、と問われていたわけで、その問に対して自分で答えを出した。彼女の心情の変化も短いながらも、折に触れ描写されてきていたから、その「揺れ」が今回きっちり一つの方向性を得たのはいい。

なにより、逃亡船がオシャカになったところで、新戦艦登場!というタイミングに合わせたのはホントに上手い。裏返すと、それだけの危機にアセイラム、ライエ、ともに直面していたわけで。

もちろん、同世代の伊奈帆たちが前線に出ているという現状も決意の後押しをしたのだろうけど。

ともあれ、そうした、心情の変化が、作中の事件にきっちり後押しされているのは丁寧で、好感がもてる。

やっぱり、ある選択には相応の理由が必要だから。

もちろん、表のストーリーは伊奈帆とスレインの活躍なわけだけど。

しかし、伊奈帆が、ユキ姉と韻子を連れて戦場に出るところはちょっとズルいよね。
なんというか、姉キャラと幼なじみ?キャラを二人とも引き連れているようでw
というか、この二人、CVがアタリ過ぎて困るw
大原さやかさんの姉キャラって無双だし、みかこしのとぼけた感じ、最高だよねw

とりあえず、地球サイドの面々の結束や決意が固まってきたところで、さて、どうやってスレインはこの中に入ってくるのだろう? いや入らないのか? 気になる。

それから、そろそろ、鞠戸大尉は、シャンとしないとだね。
伊奈帆の引き立て役に大人がなってしまうのはもったいない。
ちゃんと大人が責務を果たした上で、子どもたちが活躍する、という構図でないとね。

しかし、それにしても、伊奈帆とスレイン、これからどうなるのか?
姫バレしたアセイラムは身柄を拘束されるのか。それとも、あの航空戦艦の動力源?としてこのまま仲間となるのか。その上で、火星の皇帝たちとどう向き合うのか?
伊奈帆は、火星ロボに搭乗するのか?

というか、とりあえず、1クール目のゴールは何になるのか?

ようやく基本的な座組がはっきりしてきたので、ここから先は、単なる「逃亡」ではなく、一体を何を目的にして「反転攻勢」をかけるのか?

ということで、次回が楽しみ。

しかし、SAOとお兄様の電撃コンビに挟まれてどうかと思っていたけど、アルドノア、化けてきたね。いいよ。

この勢いのまま、是非、駆け抜けて欲しい。
とりあえず、キャラも設定も物語も絵も音楽もどれもいい。
あとは、火星側がもう少し策士になってくれると面白いのだけどw
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