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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIV 第11話 『過酷(エンドレス)』 感想: やっぱりここで終わるのか、ベルくんとリューさんの苦闘は終わらない。。。

2022-09-30 12:17:45 | ダンまち
あー、そうだよね、ここで終わるよね。

深層37層で、ボロボロの身体で残されるベルくんとリューさん。

で、続きは1月から・・・、とは。

なんだか、原作13巻読後の悲劇アゲイン!って感じだよ。

まさか、投げっぱのままで終わった13巻の絶望を、再び味あわせられるとはw

あー。


しかし、改めて映像で見ると、この13巻末のベルくんの勇姿については、主人公補正がちょっとやりすぎって思ったかなw

それくらいベルの復活があまりにも都合良すぎたでしょ。

マーメイドの生き血、すごすぎ。

あと、あんなに水の中で生き血を流し続けたらもったいないんじゃないの?って思ったり。

で、そうしてジャガーノートの前に再び現れたベルくんだけど、

いや、リューさん、まずはベルくんの右手がちゃんとついて動いていることに驚こうよ!って何度も思ってしまったw

文字で読んでる分には気にならないけど、映像になると、さすがにちょっと、って思わないではいられないくらいの主人公補正w

でも、そうなるとこの先の原作14巻の部分も、映像で見せられると、えー、それありかぁ?ってことになりそうだなぁ。

14巻ってとにかく、これでもかこれでもか、というくらいにベルやリュー、さらにはリリたちも痛めつけられ続ける話だから。

問題は、そういう陰惨さ表現が映像でどこまで再現できるのか。

作り手の表現技能としても、いわゆる暴力の表現コードにしても。

というのも、最後のモンスターの腹の中から出てきたベルとリューだけど、原作であったような、モンスターの胃液で消化され続けた結果、皮膚がただれていた、という感じにまでは描かれていなかったから。

14巻ってとにかく心身ともにベルとリューがギリギリまで追い詰められた事実があったからこその、最後のカタルシスになるので、途中が半端な表現止まりだと、結構興ざめしそうな気がするくらいなものなので。

どうか徹底的にベルとリューを痛めつけてやって下さいなw

といっても、14巻の前半はむしろヴェルフたちの強化イベントしての階層主討伐の話だったはずから、なかなかね。

でもそれもベルとリューが深層で耐乏生活を強いられていた、という苦痛の時間をリアルにするためのものだったからやむを得ないのだけど。

あとは、リューがすでに死んでしまったアストレア・ファミリアのことを回想するシーンで占められるはずだから。

だから構成的には、結構、リゼロのシーズン2に似ているところがあって、多分、ブツブツと回想シーンが入って、本編が進まない、という感じの構成になると思う。

で、リゼロのシーズン2が不評であったことを考えると、ダンまちも気をつけないと二の舞いになってしまうかな、と。

なので、1月からの深層編は、なかなかドキドキさせられる。

読んで面白かったものが、必ずしも映像にして面白いわけではない、という事例のひとつになってしまうかもしれないから。

ともあれ、1月まで3ヶ月待ち。

といっても、その間に、アストレア・ファミリアの外伝?(ゲームシナリオのノベル化らしいが)が3ヶ月連続で刊行されるので、なんだかんだ言って、そちらを見てしまうのだろうな、と思ったり。

その後、年が明けてから、ようやく本編の続きの18巻も出るようだから。

ちょっと出版社に踊らされているようにも思うけどね。

でも、18巻で展開されるはずのフレイヤ・ファミリアとのウォーゲームは楽しみなんだよな。

しかし、1月からの深層編で14巻までやったら、そのままフレイヤ/シル編に行く、というよりは、外伝のソード・オラトリアのダイダロスアタックや、フレイヤ様の昔話のほうとか、も映像化しておかないと、多分、本編と辻褄が合わなくなると思うのだけど、どうなるのだろうね。

ただ、ソード・オラトリアは、1期が盛大にコケたので企画としては通りにくいかもだけど。

ダンまちは、良くも悪くも、本編以外の話も含めてユニバース化してきているので、そちらも補わないとわかりにくくなっているのが玉に瑕。

読む分にはおもしろいんだけどねー。

ともあれ、1月を楽しみに待とう。

4期は作画クオリティも良かったので、このままの質で深層編に行ってくれ!
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