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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

天国大魔境 第57話 『人食い』 感想: とりあえず「天国」がなんであったのか、これではっきりしたね!

2023-08-24 18:43:51 | 天国大魔境
前回から引き続き、青島による、高原学園の設定の答え合わせ回w

どんどん明かされるクローン技術の真実。

あはは、マルじゃないけど、これはうぇ!わかんねぇ!ってくらい、すごい高原学園の裏話をしていた。

いくら相手がマルだからって青島も気を許し過ぎじゃない?ってくらい。

しかし、学習型超AIのミーナが受精卵のゲノムをあれこれ編集して、学園の子どもたちを超人として生み出していたのか。

しかも人工子宮を通じて誕生させていたのなら、やりたい放題だし。

だから、あれだけの子どもたちが在籍していたわけで。

その子たちの育成のための施設が、「天国」だった。

「いずくのえ島施設」というから、ホントに離島だったんだね。


で、そこまではいわば学戦創設者の思惑通りだったのだけど、そこから逸脱することが生じてしまった

そのひとつが、超人の子どもたちに、発症して死ぬと怪物になってしまう病気が現れたこと。

つまりヒルコ化のこと。

ヒルコ化の事実を、青島ですら神罰と呼ぶってことは、その病気の来歴が彼女にもわからない、ってことだよね。


で、同じく理由がわからないってことなら、そうした人工的に作ったはずの超人から第2世代の子どもが生まれてしまったということ。

コナとトキオのこどもであるマルとヤマトのことだけど。

で、これが計画外の逸脱事件の2つ目。

マルのヒルコ殺しの能力を考えると、超人という種が発達させた「自己免疫」能力のようにも思えるけど。

どうなのだろう。

何れにせよ、ヒルコまわりのことは、例の「神様」の話が関わってくるのは間違いないのだろうけど。

どうやってその「神様」因子がミーナの元に届いたのか。

普通に考えたら、ミーナが生体実験した被験体の中に、ヒルコのミイラを神として祀っていた一族が混じっていたということなのだろうな。

あるいは、超人製作用に提供された精子と卵子の出所がその一族のものだったとか。

となると、彼ら一族と高原学園を繋いだ第三者が板ってことになるけど。。。


ということで、肝心なところは引き続き謎として積み残されてしまった。

その積み残された問題を抱えたままマルとキルコは再び旅に出ることになり、それが次回からの新章となる。

ただ、同行者としてAIロボ?のナタが二人に加わることになったのだけど、このナタって、あの体を院長先生に取られたナタだよね?

そうすると、実はあのロボの中には、ナタの生体脳が詰め込まれているんじゃないの?

あるいは、ナタの生体脳をマインドアップロードしてAI化したとか。

ロボの周りに生体脳を維持するような装置は見られなかったから、やっぱりマインドアップロードされたのかな?

ともあれ、道すがら、ナタの能力も示されていくということになるし、もしかしたら、マルがその事実に気づいていくのかもしれない。

ということで、次回からの新章が楽しみ

そうそう、とりあえず、施設襲撃事件の後、奈良と茨城にあったクローン施設の備えた研究所を、青島と猿渡の二人で復興省にしたというから、とりあえず今後も青島と復興省は、マルとキルコの支援者側につく、ってことでいいのかな?

奈良と茨城の間で仲間割れしないといいのだけどw

とまれ、ナタの活躍に期待!

というか、ナタは何をするために登場したのだろう?

あと、なぜ、マルとキルコに同行することになったのだろう?

青島にはなにか狙いがあるのだろうか?

となると、青島もただの支援者と理解するわけにもいかなくなるけど、さてどう成るのだろうね?
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