BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

天国大魔境 第65話 『三倉まなか①』 感想: ナタの姿の園長が始めた新たな「天国」づくりを振り返る

2024-07-25 18:35:16 | 天国大魔境
前回の引きで「真ん中広場」と言われていた広場の名が実は「まなか広場」で、そこのモニュメントには

新天国創設者 三倉まなか像

と書かれていた。

いうまでもなく、三倉まなかとは、ナタに脳を移して生き延びた園長だから、、彼女が高原学園に続いて新たな天国をつくった。

その「新・天国・創造記」の話が今回からしばらく続くみたい。

表向きはあくまでも「三倉まなか」を名乗りながら。

しかし、高原学園で養成された能力者たちは「天津人」と呼ばれていたのか。

大仰だなぁ。

でも、きっと園長としても考えが合ったことなのだろうな。

まなか=ナタ(中身は園長)のほかは、なのは=サクヤ、さちお=マコ、が同伴していた。

彼らが新・天国の中核になっていくのだろか。

でもこうなってくると、いま、マルたちの仲間に、ロボットボディになった「ナタ」がいるのは、やっぱり、ロボット・ナタが、「三倉まなか」の肖像を見て、自分自身がなんだったか、思い出す、って流れなのかな。。。

それにしても、ここのところ、ずっと「天国大魔境ゼロ!」のような「創世記」の物語が続いていて、この先、どこに物語が向かうのか、ちょっと見えにくくなってきているので、そろそろ物語が今、どこに向かおうとしているのか、ヒントになるようなエピソードがほしいかなぁ。

その鍵を握るのが「ナタ」なのかなぁ。。。

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【推しの子】 第2期 第15話 『感情演技』 感想: あかねのプロファイリング能力がやっぱりすごすぎる・・・

2024-07-25 09:47:52 | 推しの子
とうとうやってきた、あかねが、アクアとアイの関係に気づいてしまう瞬間。

しかし、これはもう、あかねってFBI犯罪捜査官クラスでしょ?

このプロファイリング能力は。

役者の域を越えている。

もっとも、だから、アクアは、そんな便利なあかねを傍らに置いておくべく、交際する形を取ったわけだけど。

要するに、都合の良い女、扱いw

難しいのは、相手の事情を詳しく知ってしまった人間が、必ずしもその人物を支える人、すなわち恋人なりパートナーなりになれるわけではないこと。

いや、だから、あかねは役柄的にはおいしいんだけどね。

いわゆる愛人ポジションになるからw

しかし、そうか、東京ブレイドの脚本が変えられたからこそ、アクアがパニックする
感情演技が登場することになったのか。

原作読んでいるときには、ぼんやりとしか理解していなかったことが、この流れだとはっきりわかって、なるほどな、と思った。

メディアの違い、ってのはこういうところにあるんだな。

ただ、アイとアクアの母子関係に気づいたあかねが、思わずアクアを抱きしめてしまうところは、もう少し慈愛あふれる感じで描いてくれると良かったかな、と思った。

ちょっと淡白すぎたかな。

でもまぁ、そう感じるのは、あかねというキャラに思い入れがあることの裏返しなんだろうけどねw

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【推しの子】 第156話 『MEMe』 感想: 困ったときの「芸能界あるある!」のMEMちょ回w でもこれはきっとニノと旧B小町の逸話に向けたティザーだよね?

2024-07-25 09:39:33 | 推しの子
うーん、これはまさに「嵐の前の静けさ」としての、MEMちょ主役の箸休め回なんだろうなぁ。

だって、前回の終わりでアクアとあかねの間でアイ殺害の黒幕の一人として、元「B小町」でアイの同僚だったニノが怪しい・・・という話をしたばかりじゃない。

まぁ、その手の「アイ殺害の真相捜査」モードになるとルビーの出番もなくなるから、ここで、ちょっとルビーとMEMちょ、それに「かな」も含めた、新生「B小町」の裏話をしておいた、って感じなんだろうな。


・・・って思っていたのだけど、しかし、これって、芸能界を漁るレポーターやライターの魔の手に、かつての「B小町」が狙われていた、でも、当時は今回のMEMちょのようには上手く対処できなかった! だからアイは・・・、という昔の事情を説明するための前振りだったんじゃないのか?とだんだん思えてきた。

つまり、MEMちょ言うところの

「右向けば批判
 左向けば炎上
 誰もが清廉潔の聖人である事を押し付けられる芸能界」

という芸能界の圧力に、アイたちのB小町が押しつぶされそうになっていた、でも、MEMちょとちがって、自衛の方法がなかった、だから、ファンを使った殺害・・・なんてところにまで堕ちてしまった、

・・・とか言う話になるんじゃないのかなー。

簡単にいえば、超売れっ子アイドルである「アイ」が妊娠して出産したことを知ったニノが、何らかの形でファンに殺意を抱かせるようにまで焚き付けた、ということ。

ニノを襲った事情はそれこそいくらでも考えられて、

たとえば、ニノ自身がアイの猛烈なファンで、アイが他の男に汚されたことに怒ってしまった、とか、

あるいは、もっと冷静に、アイを貶められば、自分がB小町の中でセンターを取れる、とか、

もしくは、単純に、アイを殺した男が実はニノの恋人だったのだけど、ニノに近づいた理由が、アイの代替として・・・だった、とか。

とにかく、「アイドルは聖人であるべし」という信仰=建前の上で投げ銭が行われる芸能界の闇に飲まれた・・・という感じ。

いまならアイドルの裾野が広がった分、何らかの「バレ」によるリスクをもひっくり返してアクセス数のネタにするような図太さが必要だし、実際、勝手にそうした技能まで身につけるけど、

かつてのアイドルは、「カゴの中の鳥」だったから、そんな自衛手段を考えることもできなかった・・・云々、とか。

ともあれ、今回のMEMちょのプチ騒動は、そうした今なら笑い話にしてやり過ごすことが、かつてはマジだった、という次回からの展開に向けた現状確認だったんじゃないかなw

しかし、年齢のサバを読んでJKを詐称していた、というのを、今度は「真正のJDを目指す」といってうっちゃるのは、確かに、なるほどね、その手があったか、とは思ったw

MEMちょ、なんだかんだ言って、この作品のバランサーだなw

フリルがなにげに気にいるはずだよ。

そうしたMEMちょのスタンスが、きっと小気味よいのだろうな、フリルにとってw

まぁだから今回のタイトルも「ミーム」だった、ってことで。

ていうか、「MEMちょ」という愛称自体がmemeからとったものだったのねw

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