BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

陰の実力者になりたくて! 2nd season 第6話 『ジョン・スミス』 感想: アルファ、重いなぁ、そして、デルタ、バカだなぁw

2023-11-09 12:27:26 | シャドウガーデン
シャドウガーデンの実質的創立者として、常に仲間の前では超然とした態度を取ってきたアルファが、実は、めちゃくちゃ精神的にはシド/シャドウに依存していた、ってことを露わにした回。

やっぱり、なんだかんだいって、この贋金編は面白いよね、ギャグとシリアスの出し入れが激しくて。

なにがいいかって、アレクシアとかアイリスとか、あるいはクレアとか、一歩間違えばキチガイ系の暴言暴力娘たちが後ろに下がっているのがいい。

あいつらホントにウザいからな。

ローズ先輩が666としてシャドウガーデンの中に入ったことも雑音が減った理由だけど。

そういう意味では、贋金編のMVPはユキメだよね。

彼女が淡々と場を仕切ってくれるから、暴力娘たちと距離を置ける。

で、その御蔭で、今回のようにシャドウとアルファの関係の見直しに繋げられる。

ついでに、匂いですべてわかってしまうデルタの天衣無縫ぶりもw

しかし、そう思うと、こうしてアルファとかデルタが盲目的にシドに依存している間に、そのシドを使って別の使命を達成しようとゼータが秘密裏に動いているのだから、面白い。

アルファにとって悲劇なのは、何が起こってもシドは、みんなが自分と「陰の実力者ごっこ」に付き合ってくれてるとしか思わないところw

次はどんな趣向で楽しませてくれるのかなぁ、ってのがシドの本音でしょ?

だから、ユキメに対しても、新しい遊び相手が増えたくらいにしか思っていない。

あ、ローズ先輩に対してもねw

ということで、次回で贋金編は決着だと思うけど、底値をついたアルファが、どれだけバク上げするか、楽しみでならないw

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100万の命の上に俺は立っている 第89話 『日和ってる奴、いる』 感想: アハハ、いきなり四谷、衣宇、紅末の間でラブコメが始まったよw

2023-11-09 12:10:30 | 100万の命
まぁ、いくら途中からグレンダや二繁がメンバーに加わったからといって、メインの四谷たちは高校生だから、いつかは、仲間内での恋愛話もでてくると思ってはいたけど。

ここでそれを差し込んできたかぁ。

しかも、衣宇から四谷への告白とはねw

まぁ、キャラ的に衣宇はカハベルさんと被ってるところがあるからなぁ。

でも、そりゃ、四谷みたいな男子は日和るよなぁ。

大体、四谷のいう、思考が本体で、肉体は単なるインターフェースって、いかにもゲーマーなナードな男子が言い出しそうなことじゃんw

もっとも、だから、四谷はクエストで勝ち残れたわけだけど。

でも更に厄介なのは、多分、四谷のそういう達観した(ようにみえる)ところが、衣宇が惹かれたところなんだろうな。

あれ、衣宇は実質的な二択からの消去法とか、いろいろ理屈つけてるけど、割りとマジで衣宇の気持ちには直撃していると思うし。

だって、よく考えたら、最初は衣宇だけがプレイヤーだったんだよね。

四谷は3人目。

だから、四谷なしであのクエストを孤軍奮闘していたことのある衣宇からすれば、なんだかんだいって四谷がいてくれたことでクエストが達成できて、自分たちも生きて帰ってこれた、って無意識のうちに思っていると思うんだよね。

しかも、そのクエストの中で、なぜか、四谷はモテる。

カハベルさんをはじめとして、クエストの世界の女子にモテる。

で、そのクエストの世界にもう8回も浸かった衣宇からすれば、メンタルの半分くらいはもうクエスト世界の住人のようになっている。

だったら四谷に惚れてしまっても仕方ないよね。

だから、問題があるとすれば、それだけ衣宇が向こうの世界に引きずられている、ということなんだろうな。

四谷の言い方にならえば、衣宇の場合は、身体の方が思考を引き寄せる。

しかも前回のクエストで、衣宇は人を殺めたり、人を扇動したりと、今までの自分ならありえない現実に直面してしまっていたし。

あー、なるほど、そういう意味では、あのアクロバットの妙技に見られるように、衣宇や四谷たちの身体能力が実際に上がっていることも大きな要因なんだろうな。

クエスト世界の感覚が、衣宇の場合、現実世界に侵食し始めている。

だからその勝手をわかる四谷に、現実世界でもよりかかりたくなってくる。

なーんか、ものすごい納得。

それに対して、クエスト世界と現実世界を、オンオフのように切り分けられる四谷は、その切り替えができない衣宇に対しては、直感的にわかり合えないようにかんじてしまった。

はからずも「ビジネスライク」という言葉が四谷の口から出てきたように。

あれが四谷の本音なんだろうな。

クエスト攻略という目的が明確にあるからできた行動にすぎない。

そのクエストありきで出来上がった関係を現実世界に持ち込んでも多分、窮屈になるだけ。

で、そうして困ったなーと思ったときに四谷の頭に浮上するのが、むしろ自分の価値観のいびつさを指摘して噛み付いてくる紅末の方だというw

次回、晴れて、四谷、衣宇、紅末、の三角関係が勃発!だなw

時舘あたりが思い切り舌なめずりしそうなシチュだけどw

でも、四谷からすれば、紅末は彼にとっての一種のバランサーで、紅末がいてくれたからこそ、ゲームの世界と思っていたクエストの世界でも現実世界の倫理観を持ち出しながら行動することができたと思ってるんだろうな。

つまり、衣宇が惹かれている(クエスト内の)四谷の行動は、実は結構な部分、紅末のお節介があるからこそ微修正が加えられて「人間っぽく」見えるようになったものなのだろうな。

多分、前回まで8回目のクエストで、紅末のかかわり方が少なかったのは、そうした紅末の四谷に対する影響が見た目は分からなくするためでも会ったのだろうな、と思ったりしてw


あー、でも、次回からなし崩し的に9回目のクエストか。

クエスト前に返事を聞かせて、と言っていた衣宇からすると、クエスト内でも四谷に応えを迫るような場面がでてくるのだろうし、その二人の関係の変化に紅末はイライラするのだろうな。

で、その三人を見ながら、あれ、鬼姫と桃姫の間に亀裂が・・・、とかいいながら、文化祭の劇の続きを時舘あたりが考えてしまうことになるのだろうな。

それを見て、若いのっていいな、とか、グレンダが言ってそうw


ともあれ、9番目のクエストを突破してクリスマスを祝う、という指切りが、本当に死亡フラグとなるのか。

なんか、唐突なラブコメ化で、でもなんか先が楽しみになってきたぞw

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【推しの子】 第131話 『贖罪』 感想: 確かに、あかねの元カノとしての自負心がスゴイな!

2023-11-09 11:36:02 | 推しの子
いや、自負心というよりは執着なんだけどさw

あかねがいまだにアクアに抱いている想いね。

でも、いくら以前にアクアからストーキングされていたとはいえ、その意趣返しとばかりに、あかね自身がアクアのストーカーを続けた上で、その過程で互いに知ったアイの身の上を、さらっと

「才能は人の人生を左右する 良くも悪くも」

といって、しっかりあかね自身をアイに重ねて語ってくるのだから、あかねはあかねで確かにヤバいね。

「お前の普通は普通じゃない」

と返せるアクアも大概だけど。

しかし、これ、アクアの取材先をあかねがストーカーしてたのだとしたら、ここから先の映画のシナリオ解説は、あかねの役割になるのかな。

まさに、プラファイラーの面目躍如ってやつだけどさ。

あと、あかねが言う通り、実はアクアはアクアで、これまでの物語の裏でアイの過去をずっと追い続けていたというのだから、この先、そのせいかも随時、披露されていくことになるのだろうね、映画の撮影を通じて。

要するに、これは形を変えたアイの回想編、みたいなもの。

そうなると、むしろ、撮影に参加した人たちそれぞれが、この映画をどう捉え、それを後日、映画が公開された後にどう語るのか、というのも大事になってくるのだろうな。

そのための布石でもあるのだろうな。

あかねの言う通り、他でもない、物語に独特の感性をもつ俳優や映画スタッフが、自ら手を動かしながら作り上げていくものだから。

なかなかにエグいね。

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