BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

メタリックルージュ 全13話 感想: 結局、ただの「人形遣い」の物語だった。。。

2024-04-04 17:57:25 | Weblog
なんか火星とか、ネアンとか、宇宙人とか、いろいろとSF設定を盛ってはいたけど、終わってみれば、ただのよくある「人形遣い」の物語で、ガッカリ。

ネアンが、宇宙人のテクノロジー由来のロボットとわかったあたりから、あー、これは、創造者と被造物の話かー、とわかったし。

奴隷として扱われるネアンに自由を!という、解放の物語も陳腐だし。

なんか、もうちょっとマシなシナリオ、考えられなかったのだろうか?

これじゃ、十年一日どころか、百年一日だよ。

ほんと、ボンズって、オリジナルが鬼門。

ボンズってとにかくもう、スタイリッシュな仕上げができる動画制作会社に徹したほうがいいと思うのだけど。

フリーレンで、マッドハウスがいい仕事をしたように。

アニメならではのアクセントのある表現というのは確かにあるので。

そうした技をちゃんと継承できるプロダクションになったほうがいいと思うんだよね。

まぁ、今回の場合はとにかく出渕裕の企画があまりに老害だった、ってことなんだろうけど。

オリジナルをつくっても箸にも棒にもかからないんじゃ、どうしようもない。

ホント、雰囲気だけの作品だったなぁ。。。

まぁ、ネアンって存在があまりにも都合の良い自律型ロボだったのがねー。。。

しかも「インモータルナイン」なんて、いかにも「七人の侍」的な設定を作ってしまったから、結局のところ、物語が進む世界が狭いこと、狭いこと。

ただの内輪もめにしかみえなかった。

挙句の果てに、人形遣い、だもの。。。

視聴者、バカにしてるのか、って思ったよ。

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俺だけレベルアップな件 全12話 感想:勝ち組が全てさらっていく、という 韓国社会の背景がよくわかる作風だったw

2024-04-01 17:26:05 | Weblog
これも中盤くらいから見始めた。

最初は、なんなのこの設定って感じて、放っておいたのだけど、良くも悪くも話題を集めていたようなので、途中から視聴したのだが。。。

うーん、なかなか微妙だね。

物語としては、ずっと水篠が、文字通り一人でクエストを行ってレベルアップするだけ。

しかも、ソロでの攻略だから、基本、独り言ばかりで、要するに、状況の説明ばかりが独白で続いていくだけ。

で、クエストの攻略だから、相手はモンスター?になるわけで、それが強敵であること以外は特に記憶に残るものでもない。

どれだけ水篠が苦戦しようとも、所詮は物言わぬモンスターが相手でしょ?ってことになってしまう。

だから、攻略の過程はものすごく退屈。

その一方で、まだ水篠はほとんどかかわっていないけど、ハンター協会の人たちはみな、エリート然とした人ばかりでどうにもいけ好かない。

なんか各キャラのパラメータ配分がどの人も極端で、偉そうだなー、かっこよさそうだなー、とか、要は、近寄りがたい人たちばかり。

でも、どうやらこれは「上昇志向の強い韓国社会」を反映した人間関係の配置だからこうなるんだ、と思ってみたら、なんとか受け止めることができてきた。

要するに『イカゲーム』のソロ版と思えばいい、ってことだな、と。

基本、格差の激しい社会で、勝ち組は顕示欲の強いライフスタイルを選択して、むしろ勝ち組であることを誇りにする。

一方、負け組は、心までひねくれてしまう。

新自由主義が行きわたった格差社会に、儒教的価値観まで反映されると、
基本的に、
勝ち組は、財産だけでなく人格も優れた善人となり、
負け組は、貧乏なだけでなく人格もねじ曲がった悪人となる。

そういうふうに人格が各キャラに配分されている感じw

あ、そうそう、一人ヤバそうなS級ハンターがいたけど、やつは、いまアメリカで活動しているから、韓国社会のルールには縛られないからセーフ!って感じだったw

とにかく、そういうふうに格差はあるけど、それは競争の結果生じたもので、勝てなかった奴が悪い、それは、能力も品性もそいつには欠けていたから、というのが、どうやら韓国ルールらしいw

実際、水篠がレベルアップしていくと、能力だけでなく、顔や背格好までイケメンになっていく、って、そういう価値観の反映でしょ?

勝ち組は全てをさらっていく! という価値観。

何の躊躇もないのが凄い。

だから、そういう物語のモードに慣れるまでが、結構大変だったw

ただ一つわからなかったのは、水篠が、寝たきりでずっと入院している母親を抱えながら、妹とともにタワマンみたいなマンションに最初から住んでいたこと。

あれ、どうやって費用を捻出していたのだろう?

これで、水篠の最初の生活が映画『パラサイト』のように、半地下部屋での生活から始まっていたら、納得もできたのだけど。

あれは、E級ハンターでもハンターだからタワマン住まいできるくらいの収入があるということ?

あるいは、入院をずっとしている母親に対しては、国の医療保険が手厚くて、水篠たちは負担しなくていいってこと?

そのあたりのいい加減さが時折気になってしまって、なんだこれ?とは思った。

なにか社会正義を訴える、という点ではリアルな物語を目指しているようでいて、部分部分の細部でザルな設定が目立つというか。。。

なので、もう、これは韓国人の感性を学ぶための素材くらいにしか終盤は思えなった。

まぁ、第12話でようやくジョブチェンジが終わって、水篠はネクロマンサー改め『影の君主』というのになって、要は、前衛に出れるだけの能力を持った水篠が、同時に、戦闘能力の高い「影の軍団」を従える、という、ワンマンアーミーなプレイヤーになったわけで。

このレベルの水篠になってから、他の上級ハンターが臨む問題に水篠も関わっていくということなのだろうな。

そういう意味では、ようやくチュートリアルが終わって、次回から実戦開始!って感じなんだろうな。

そういう意味では、2期には一応、期待したいところ。

VSキメラアント?の戦闘が始まってしまえば、格差社会の韓国がどうこう設定の違いも、大してきにならなくなるだろうから、ストレスなく見れるようになるのだろうな、って思うし。

ということで、なんかいろいろと面倒くさい作品であったことは間違いない。

最後まで大して面白くなかったので、2期で化けてくれることに、わずかに期待したい。

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治癒魔法の間違った使い方 第13話 『旅立ち!』 感想

2024-03-30 22:50:13 | Weblog
あー、やっぱりここで終わるかー。

まぁ、妥当なところだよね、書状渡しの旅に出るところで終えるのが。

でもさぁ、ここからが本番なんだよ、この作品。

文字通り、「治癒魔法の間違った使い方」をウサトが本格的に行うのが、この旅以降のことだから。

なので、これ、是非続きをやってほしいなぁ。

ていうか、まだウサトパーティの超重要人物?であるネアが登場するのもこの旅の中でのことだし。

レオナにしても。

いや、だから是非、2期をよろ!

ていうか、これ分割2期だったりしないかなぁ。

ホントに、この先から本格的にウサトの物語が始まるのにねw


この作品は、個人的には今季のダークホースだったので。

もう、毎週土曜のなろうの更新も楽しみになっている。

基本的に、ウサトと愉快な仲間たち!なのがいい。

アマコにしてもようやくこの最終話で本編に絡んでくるわけだし。

スズネの残念ブリwもここからが本番だしw

フェルムは、まぁ、もうちょっとしないと本編に絡んでこないけど、絡んできてから以後の躍進ぶりが凄いしw

せめて「書状渡しの旅」くらいは全部やってほしいけどなぁ。。。

いや、もちろん、その後も面白いのだけどw

もうなんでもいいから、とにかく続きが見たいんだよw

それくらい久しぶりのお気に入りなんだよなぁ、これw

ウサトによる「治癒魔法の換骨奪胎」こそが見たいんだよ。

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勇気爆発バーンブレイバーン 全12話 感想: グレンラガンとか過去のロボット物を参考にしながら結局闇鍋にしかならなかったオカルト版トランスフォーマー

2024-03-29 10:49:11 | Weblog
今季の中盤で一時期なんか盛り上がっていたので、そのまま追いかけてとりあえず最後まで見たけど。

なんかものすごい「ネタもの」だったね。

別にロボットものには何の思い入れもないけど、ここまで「巨大ロボットもの」というジャンルそのものを全部ネタにして一つの話にするのは凄い。

ただ、それで面白いかどうかといえば、微妙・・・としかいいようがなかった。

いちいちその引っかかったところに触れようとすると、まさに「ネタもの」として作った制作者たちの術中にはまることになるので、控えるけどw

とはいえ、最終回の、とにかく「みんなで」「がんばれば」「勢いでなんとかなる」という構成は、さすがに気持ち悪かった。

いまさら、ベタな精神論ですか?

なんか所詮、日本のアニメなんて、こじらせた大人子どもがいつまでも画面に向かって一人で情念を飛ばす愛玩物だろ、って開き直っているようにも見えて。

まぁ、とにかく制作サイドがポリコレコードが大嫌いで憤っていることだけはよくわかった。

そういうところが透けて見えるくらい開き直ってるので一層気持ち悪い。

ロボットものというジャンルが死に体にあるからこそ、もうなりふりかまわず全部盛りしました! という感じで、いろいろと関係者の悲鳴が聞こえてくるくらい。

まぁ、それをいったら、そもそも巨大ロボが初っ端から普通に喋ってドヤ顔しているんだから、こんなの虚構に決まってるんだから、いちいち細かいこと気にすんなよ、ってことなんだろうけど。

ただ、そうやっていきなり開き直ることで何でもありにして、ついでにポリコレコードも全部ぶっ壊していくのっては、さすがにお行儀が悪くないかなぁ。

そういう意味では、第1話の冒頭を思い切り「リアル戦闘」に振り切った描写で始めておきながら、唐突にトランスフォーマーばりの生命体のようなロボットを降臨させる、というのは演出的にはありだけど、後々の展開を考えると、悪意があるなぁ、と最後まで見たら思った。

というわけで、終わってみれば、ただの勢いだけの悲しい作品だったな、と思った。

多分、ロボも物語もトンデモ展開でハイパー・インフレしていくところは、思い切り『グレンラガン』あたりを参考にしているのだろうけど、まったくあのレベルには届いておらず、下手くそなパロディ止まりだった。

きっと『グレンラガン』の場合は、ハイパー・インフレしていくことの必然として、シモンの成長と螺旋力、その結果として、個人の意志が世界を変える力になる、というトンデモ変換を信じられる構図にしていたからなんだろうな。

それをブレイバーンはただの「勢い」だけの精神力と、宇宙から飛来したトンデモテクノロジーに何の説明も与えず便利に使えるブラックボックスとしてそこに置いていただけだったので、何が起こっても苦笑いするしかないものになってしまった気がする。

その結果が、物語的にも視覚的にもとにかく気持ち悪いオカルトもどきの作品で終わってしまった。

なんでこんなもの、作ろうと思ったんだろうと思うし、

こんなものしかつくれないようなら、真面目な話、ロボットものってジャンルはもう終わりなんだろうな、と思ったかな。

いや、もうずいぶん前からそうなのだろうし、そのこと自体にどうこういうつもりもないけど。

ただ、物語として相当気持ち悪くて不快だっだ(特に最終話)。

いや、まじで酷かったよ、これ。

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ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season 第13話 『愛は最も良い教師である。』 感想: いつの間にか綾小路、学年全体を掌握してるじゃんw

2024-03-28 11:55:01 | Weblog
まぁ、それも主要ヒロイン総なめの疑似ハーレムって感じだけどねー。

もちろん、龍園も含めて。

しかし、もう綾小路の実力って、裏世界?では当たり前の常識になってしまったような気がするのだけどw

むしろ、綾小路を実力者だと知らない時点で、そいつの実力もその程度、というリトマス試験紙になった感じw

圧倒的な強者じゃん、もうw

にしても、この回はすごいな、シーズンの終わり、というよりは、来シーズンのティザーって感じで。

で、その全編おさらいの構成で思ったのが、あぁ、そうか、綾小路って、要するに魔法のない世界の司波達也なんだ、ってこと。

感情のない、合理性だけで生きる人間マシン。

数少ない感情の源泉が、お兄様の場合は妹のみゆきだけど、綾小路の場合は実父への反逆ってことで。

まぁ、お兄様も初期の敵は、叔母の四葉真夜で同じく身内だったから、そこも同じといえば同じなんだけどw

とにかくそうして、本来の実力者が表には現れず、まさに「陰の実力者w」として暗躍する、という話なんだなぁ、って。

そういう意味では、厨二全開枠の一つだったってことだなと。

2年生編になって、古巣から刺客が送り込まれるとか、もう何の陰謀結社だよwって思うけどね。

その意味では、いろいろと現代的な作品ではあるんだろうな。

最後の軽井沢とか、その前の一ノ瀬とか、ひよりとか松下とか、もうなんだかねー、だけど。

一番ストレートに話せる相手が龍園というのは、まぁ、だから、きっと男子ってことだけなんだろうな、とも思いつつw

みんな陰謀が好きなんだぁ、って思ったよw

で、これは、きっと4期があるんだろうね。。。

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即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。 全12話 感想

2024-03-22 18:50:19 | Weblog
いやー、これ意外と面白かった。

最初は「即死」という能力があまりにアレだったのでどうせ出落ちだろうくらいにおもってのだけど。。。

予想の斜め上を行く展開。

しかもとにかくテンポがいい。

なんていうか、「即死チート」ですぐに決着がつくので、基本的に夜霧の敵対者は皆、ただの出たがり言いたがりのモブでしかなくて、即死させられる前に次のステップに必要な情報を残していってくれる、という感じなのがいいw

もちろん、壇ノ浦さんのツッコミも含めてw

てか、結局、夜霧と壇ノ浦さんのボケとツッコミで進んでいくから、その役割分担も含めてCVの内山昂輝と富田美優さまさまの展開だよね。

特に富田美優。

いつの間にか、この人、とってもおいしいキャラをあてがわれる人になったよー。

正統派ヒロインから少しだけずれている分、実はキャラの幅が広い。

で、この作品の場合は、とにかく壇ノ浦さんのツッコミが全て、という始末w

あと、実はこの物語、だんだん話が進んでいくうちに、即死チートの能力とは一体何なのか?というところが主題になっている気がするので、それも含めて普通なら必要な敵キャラとの交戦シーンもじつはいらない、というのがスゴイ。

突き詰めれば、夜霧って何者?ってことなのだけど、面白いのは、夜霧本人も自分が何者かわかっていないこと。

で、ちょっとは予想がついてる各国?の機関が、夜霧番として、この世界に忍び込んでいた、というのもいい。

ちょっとしたスパイもの、って感じで。

実際、第12話を見る限り、いつのまにか夜霧パーティも組まれてきたようだし。

あと、当然、あれだけ即死しまくれば、恨みを買う勢力も出てきて、彼らのほうから夜霧に迫り、でもやっぱり即死させられて、ただ彼が話した情報だけが残るという理不尽さw

ということで、普通に面白かったので、2期、やらないかなぁ。

このテンポの良さは捨てがたい。

原作者もスゴければ、アニメスタッフも優秀だった、っていう、意外な結論w

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治癒魔法の間違った使い方 第11話 『炸裂!必生の拳!』 感想

2024-03-16 18:19:36 | Weblog
ああそうかぁ、黒騎士のCVは悠木碧だったかぁ。。。

ちょっと残念。

というのも、この先出てくるキャラで、ハンナという名の魔族がいるのだけど、彼女のセリフを悠木ボイスで脳内変換していたのでw

いや、このハンナって悪魔、いかにも姑息でチキンででも高慢ちきなキャラなのでまさに悠木碧向きのキャラだったのだけど。

そうかぁ、ここで黒騎士=フェルムに使っちゃったかぁ。。。

まぁ、ハンナが出てくるのは物語的にはまだまだずっと先なのでやむなし!だけどねw


ところで、この『治癒魔法の間違った使い方』、5話くらいまで進んだところで一気見して、あれ、これもしかして面白い?って思って、とりあえずコミックの方に手を付けたら、やっぱり思った通り面白くて、コミックの最新話までいって、そのままなろうの方にも手を出して、こちらも最新話まで追いついた。

ということで、実はこの一月あまり、結構ハマってた口。

原作のノベルスもあって、そちらは完結しているって聞いていたので、なろうもどこかで終わるのだろうと思っていたら、全然終わらず、現在も更新が週一で継続されていて。

どうやらノベルス原作の方は、魔王との戦いのところで一回中締めして、その後はなろうとは別ルートの物語になっているらしい。

なので、ノベルスの方はどうなるかわかっていないのだけど、でも、少なくともなろうの方は、普通に読み進められるくらいには面白い。

アニメはどうやらこのまま黒騎士を捕虜にしたところで幕引きのようだけど、ウサトが「間違った治癒魔法使い」として本領を発揮するのは、実はその後からなので、ここまではホントのホントで序章でしかないので、できれば2期に期待したいところらだけど・・・難しいかなぁ。

でも、この先、チーム・ウサトとでもいうべきパーティが組まれたところから加速的に面白くなっていくのこのまま終わりにするのはもったいないんだけどね。。。

ネアというウサトの使い魔になる吸血鬼が出てきたところから本番開始、という感じで、その後、あれこれの事件を経てウサトが成長して行くところが面白い。

今回倒した黒騎士もやがては仲間になっていく、というのが、いかにも王道マンガっぽくていいw

なんか流れ的には『ありふれた職業で世界最強』に近いのだけど、あちらは、ハジメがダメなオタクからイキリ魔王になっていく、というギャップのインパクトで引っ張っていくのに対して、ウサトの場合はむしろ脳筋的イノベータ?みたいな感じになっていくのがバカバカしくていいw

なろうにありがちな元オタクキャラの活躍は、実はスズネ先輩が請け負っていくので、ウサトが自虐的になることもなくw

そういう意味では王道の成長ファンタジー?なんだよねw

なので、できれば2期を見てみたいんだけどね。。。

ただ、2期を見据えての1期だったら、もう少しテンポよく進めていたようにも思うので、実際は難しんだろうなぁ。

でも、この先、狐の獣人のアマコもウサトのパーティの一人として活躍するので、端的にウサトがそうやって仲間とともに歩んでいく姿がいいんだけどね。。。

やっぱり、2期、見たいなぁ。

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ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season 第9話 『最高の法は、最大の不正を生み出す。』 感想: 大人が横槍入れてくる、って随分、横暴だな。

2024-02-29 16:29:13 | Weblog
突然、糸目のおっさんが介入してきて、さも大人だから問題なし、とばかりに、綾小路を組み伏せに来たw

ガン無視された坂柳が糸目に対しても、山内のように報復してくれることに期待。

どちらも彼女の杖を払った輩だからね。

それにしても、糸目の介入はしらけるなぁ。

ここでゲーマスたる大人が物語に絡んできたら、最終的に、大人を若者がぶっ潰す、って、エセ革命の方向にひきずられるだけじゃん。

その結果生じるのは、悪意の塊はおおむね大人におっつけられて、子どもの方は、過程はどうあれ、総じて、子どもはイノセントな存在、って理屈でOKになっていく流れかなぁ。

もちろん、山内のように純然たるモブとして使い捨てられるキャラは何人かでてくるのだろうけど、本編に関わる系のキャラは龍園ですら、そのイノセントな若者のほうに組み入れられそうだなー。

なんかね、ちょっとね。

学園の外部、というか、学園を高みからみる連中がラスボスというのは、やっぱりしらけるかな。

学生どうしのやり合いだからあった面白さからはズレていかざるを得ないよね。

まぁ、学校でポイント制なんていれてる時点で、そのポイントを付与する機会として「試験」をイベントのように起こしていく時点で、学校運営側の思惑を意識しないではいられないのだろうけど。。。

なんか、ちょっとガッカリ。

あとは、きっと平田がいろいろと面倒なこと、してくんだろうなぁ、と。

どうでもいいけど、平田を追っかけてる中国の留学生のCVが気持ち悪いのが画面の緊張感を思い切りそいでくるのはどうにかしてほしい。

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ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season 第8話 『過去を顧みぬ者はそれを繰り返し、裁かれる。』 感想: なるほど新自由主義時代の日本には官僚ではなくビジネスエリートが必要だということね!

2024-02-22 14:21:22 | Weblog
山内がクラスメートからハブられて退学させられるというのは、ネットのバレで知っていたので、まぁ、こんなものか、って感じだったけど。

でも、途中で挟まれた、茶柱の言葉で、ようやくこの作品がやりたいことがわかってきた。

要するに、ビジネスエリートの養成校ってことね。

今回の話は、要するに業績の低迷した企業でレイオフを行うことの予行演習みたいなもの。

で、その決断に絶えられるだけの合理性と信念を持て、が試されるわけで。

社会で起こることのシミュレーションだから「試練」とでも言ってくれるとわかりやすいのだけど。

でも、それを試験として行う学校、ってことなんだろうな。


誰が落とされるかどうかは、実は二義的な問題。

もちろん、切られる方はたまったものじゃないけど。

でも、試験の意義を際立たせたという点では、今回の主役は、山内ではなく平田だった、ってことだよね。

平田のように、そもそも状況が飲み込めない、誰かを切ること自体間違っている、というのは、試験ということでいえば、試験問題で問われていることがわからないまま、論述を始めてしまったようなもので。

それじゃダメだろう、ということだな。


で、この作品が理解できた気がした、というのは、平田のような、みんなが大事を信じて憤れるような、昭和の官僚候補生のような学生ではなく、今回であれば掘北や、陰で暗躍する綾小路のような、合理的に「損切り」ができる学生こそが社会に求められている、という時代認識で書かれたものだ、ということで。

平田のような正論少年で、その正論から外れた事件が起こったら、今回のように、突然豹変してブチギレるようなやつはダメだ、ということで。

普段から腹芸ができるような奴こそがサバイブできるという価値観。

実際、平成を経た令和って、そういう昭和から見たら寒々しい世界こそが正解なんだろうな。

ここに来て、ようやくこの学校でポイント制が導入されているのも理解できた。

あれは結局、疑似通貨ってことだったんだな。

今回のでよくわかった。

一之瀬がポイントを集めてきたのも、こうした時への対処法だったわけで。

クラスごとにポイントの利用の仕方が異なるのは、まさにポイントの所有の仕方が、そのクラスの財政のあり方を象徴しているわけで。

一之瀬のB組は、まさに金の備えで今回の危機を乗り切った。

日頃の蓄えがあったからこそ、レイオフに至らずに済んだ。

なるほどなー。

そして、それを実現させるために、B組とD組を仲介した綾小路w

完全にビジネスコンサルだよなw


ということで、いろいろとこの物語の世界観がわかった回だった。

あ、ちなみに、山内はマジでウザキャラだったので退場してくれてホッとしたw

まぁ、あれだけわかりやすくヘイトを集めていたら当然の報いだけど。

同じことが、果たして櫛田に起こるのかどうか・・・。

そうやって各キャラが勝手に脳内で動き始めてきたら、確かに先が気になるようになってきたw

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ひきこまり吸血姫の悶々 第12話 『黄金の世界』 感想

2023-12-31 01:13:19 | Weblog
あはは、いくらなんでも、コマリが英雄王になっちゃだめだろw

てか、宿儺もそうだけど、刃物をひたすら投じる殲滅方法ってすっかり定番になっちゃったね。

ギルガメッシュの場合は、宝物庫があって、そこから使える武器を取り出したら、当時は刃物だった、というので納得は行くけど。

コマリの場合は、根拠希薄だよなぁ。

いやネリアの血を飲んだから、というのは一応理由にはなるけどさ。

でもねー。


ということで、やっぱり4話がピークで終わってしまった。

こまりの烈核解放が規格大だ!ってことのバレね。

だから、まぁ、ほとんど出オチのようなものw

そこから以降は、単にコマリを好む少女キャラが増えただけのこと。

一応、物語らしきものはあったけど、いずれもどこかで見たような陳腐なものばかり。

結局、コマリの俺TUEEE!と、レズ・ハーレムに、世界征服とか世界平和とか適当にビッグワードを繋げただけのプロットw

ほとんど量産型なろうでしょ、これ。

せめて4話までの作画が維持できてれば、キャラものとして評価されたかもしれないけれど、終盤は完全に息切れしてて、むしろネタにされて終わるレベルになってしまった。

ギャグとして描くなら、あんな政権打倒みたいなデカい話なんか使わなければいいのに。

なんか、いろいろとひたすら残念な作品だった。

最後はもう一捻りあると思ってたんだけどなぁ。。。。

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