BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

知性間戦争(5) ― ムタシーナの正体は誰? ユナイタル・リングの開発者は誰?

2020-09-25 15:57:39 | SAO/AW
その1その2その3その4、からの続き)

どうやら、ムタシーナの正体は、神邑樒みたい。

というのも「ムタシーナ=Mutasina」というアルファベットを後ろから並べ直すと、

anisatum

となって、これ、そのままググると「Illicium anisatum」という学名の植物が出てくるのだけど、これ、日本語だと、まんま「樒」なんだよね。

さすがに、ここまであからさまだと、これで、ムタシーナが神邑樒ではない、というのはないだろうね。

で、そうなると、あとのムタシーナの、他のプレイヤーを圧倒する能力は、ユナイタル・リングというゲームの実装をした者たちの開発チームのそばに、神邑樒が属していることを表していると思っていいのだろう。

となると、ユナイタル・リングを実装した企業はカムラということになるのだろう。

あるいは、カムラに属する開発者グループによるもの。

で、そうなると、なぜカムラが?ってことになるのだけど、カムラって初出は映画の『オーディナル・スケール』なんだよね。

その時、カムラでオーグマーの開発をしていたのが、東都工業大学の重村徹大教授。

その重村研の門下生が、茅場晶彦、神代凛子、比嘉健。

ちなみに、『オーディナル・スケール』の最後で、重村教授もまたラーズに迎えられていた。

・・・ということを考えると、星王キリトと、そのフラクトライトをもつ比嘉健、それに、星王キリトが接触を果たした茅場AIがタッグを組んで、カムラを動かした、というのがありえそう。

なぜなら、茅場亡き後、SAOを引き継ぎALOを運営しているレクトとカムラは競合企業だから。

で、ユナイタル・リングって、茅場がキリトを通じて世界にばらまいた「ザ・シード」規格のVRゲームを強制的に「ユナイト」させたものだから、さすがにALOの運営元のレクトが手を付けるとは思い難い。

となると、対抗馬としてカムラが浮上する。

そして、ユナイタル・リングという広大なゲームフィールドを作ろうというのは、星王キリトが構想し茅場AIが計画を練り、現実世界で手を動かしているのは比嘉健、ということだろうから。

そこで、資金や機材のスポンサーとしてカムラが浮上する。

で、そう考えると、アニメのWoU編17話で『オーディナル・スケール』のユナとエイジが登場したのも地味に意味があるのかもしれない。

なぜなら、ユナとエイジもアンダーワールドが実際にどんな世界であったかを体験しているから。

その経験がアンダーワールドの次の一手の仕込みであった可能性すらある。

だって、エイジはまだしもユナが重村教授と全く関係ないまま存在しているとは思えないから。

そして、ラーズには重村教授の姿は一切現れていなかったから。

でも、重村教授はアンダーワールドのことを、というか、ボトムアップAI開発計画である「アリス」を菊岡によって知らされていた。

それが単なるボランティアであるはずがないよね。

となると、菊岡は、ラーズでアンダーワールドを稼働させている間に、並行して重村と別計画をスタートさせる準備をしていた可能性もある。

その時の相手がカムラだった、ということではないのかな。

だから、むしろ、星王キリトと茅場AIと比嘉健は、その計画をうまく利用できると思ったのかもしれない。

まぁ、そのあたりは今後の展開次第だけど。

それに、ムタシーナ/神邑樒の思惑はまた別のところにあるのだろうけれど。


ここまでの話、まだまだいろいろと広がりそうなので、続きはまたの機会に。

当然、知性間戦争とも関わる話だし。

(たとえば、知性間戦争 ― ソードアート・オンラインとアクセル・ワールドを結ぶミッシングリンク(その3)とか)。

ムタシーナ/神邑樒が率いる仮想研究会というグループが、アクセル・ワールドの敵役である加速研究会との接点もありえる。

なにしろ黒雪姫の容姿は神邑樒そっくりで、まず間違いなく黒雪姫の母は神邑樒のはずだから。

いやー、いろいろと繋がってくるねw

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知性間戦争(4) ― 『アクセル・ワールド』は「知性間戦争の成れの果て」の物語?

2020-09-24 23:18:28 | SAO/AW
このエントリーの、その1その2その3で見てきたように、SAOにおける「知性間戦争」を語ろうとすると、勢い、アクセル・ワールドのことばかりに触れることになる。

その理由は、SAO本編ではまだ、知性間戦争については、明示的に何が起こるのか、その徴候すら描かれていないから。

対して、AWでは、ブレイン・バースト2039という世界の謎の鍵をにぎるものとして知性間戦争が、すでに何度も言及されている。

結局のところ、『アクセル・ワールド』という物語は「知性間戦争の成れの果て」として描かれた世界、ということになる。

いわば、アクセル・ワールドは、スターウォーズにおける最初の3部作(エピソード4から6)にあたる。

一方、ソードアート・オンラインは、なぜダース・ベイダーは誕生したのか?という前日譚を描いた、いわゆる「プリクエル」(エピソード1から3)に該当するというわけだ。

その結果、現状において知性間戦争について触れようと思ったら、勢い、アクセル・ワールドについて話さなければならなくなる。

それゆえ、知性間戦争は、SAOとAWの間をつなぐミッシングリンクという位置づけになる、というか、ならざるを得ない、という次第。


ということで、すでに、その1、その2、その3で、触れたものも含まれるけれど、AWの中で知性間戦争ないしはSAOの世界を想像させるネタを思いつくままに挙げておくと:

●「フラクトライト」や「心意」というSAOアンダーワールドに登場した言葉が登場する。

●AWのニューロリンカーは、SAOのソウルトランスレーター(STL)の発展した技術であることが明示されている。

●ニューロリンカーの開発会社はSAOに登場したレクトとカムラ。レクトはアスナの実家が経営する会社、カムラは、黒雪姫(AWのヒロイン)の実家が経営する会社

●アスナの通う高校に、黒雪姫に容姿のそっくりな神邑樒(かむらしきみ)が転校。

●アスナと神邑樒がもともと通っていたエテルナ女学院は、黒雪姫とその姉も通っていた学校。

●黒雪姫のアバターであるブラックロータスの剣技の名には「スターバーストストリーム」のように、キリトがアインクラッドで身につけた剣技と同じ名前のものがある。

●その剣技を黒雪姫に伝授した師匠であるグラファイト・エッジの流派は明陰流(アインりゅう)。これは、多分、アンダーワールドでキリトがユージオに教えたアインクラッド流のもじり?

●グラファイト・エッジが黒雪姫に与えた「SSSオーダー」というハッキングソフトに浮かぶ紋章は、星王キリトの紋章と同じ図柄。

●このようにグラファイト・エッジというアバターはどうにもキリト、それも星王キリトの関係者臭い。ただし、作中では《同位体》というカテゴリーに置かれるといわれ、これも星王キリトのコピーっぽい印象を与えている。

●黒雪姫は、神邑姓の母の卵子と父の精子から生まれた子だが、人工子宮で育てられ、その時点で、《魂の複製実験》の被検体として、魂を第三者のフラクトライトで上書きされている。さらにうなじに、生年月日(実際には人工子宮から出た日)である「20320930」の数字とバーコードが記されている。この「9月30日」はアスナの誕生日でもある。


・・・という具合。

以前は、AWとSAOの関係はパラレルワールドである、と言われていたのだけれど、これほどまでに両者の間を直接つなぐ情報が次から次へと開示されると、さすがに両者の間にダイレクトな関係がない、というのはもはや無理だと思う。

作者の当初の目論見は、物語が進むうちにいつのまにかなかったことになるw

それは、当初は、アインクラッドのパラレルワールドのやり直しと言われていた『プログレッシブ』の内容が、直接、ユナイタル・リング編で言及されたりしているところにも見て取れる。

もちろん、それでもなおパラレルワールドであるといる可能性があるとすれば、それは、SF的には半ば禁じ手だけれど、アクセル・ワールドはSAOの登場人物、あるいは誰かのフラクトライトが見た夢、すなわち「夢オチ」だった、ということくらいではないか。

でも、AWがSAOの中で見られた夢とわかった時点で、AWの物語のほとんどが茶番になるので、そのときの炎上ぶりを想像すると身震いしないわけにはいかないw

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知性間戦争(3) ― 「帝城」はユナイタル・リングとアンダーワールド、そしてブレイン・バーストを繋ぐ不動点!

2020-09-22 16:14:24 | SAO/AW
その1その2からの続き)
その4へ続く)

知性間戦争は、SAOやアクセル・ワールドでの言及のされ方を見る限り、どうやらアンダーワールドの防衛、あるいはその象徴たるアリスの防衛のために生じたものと想定されているわけだけど、そもそもその発端になったはずのアンダーワールドがどの程度の危機に瀕したのか、そのあたりが描かれないことにはなんとも言えないなぁとずっと思っていた。

で、そんな疑問に答えるべく、ユナイタル・リング編の最新刊であるSAOの24巻では、いきなりキリトたちが200年後のアンダーワールドにアクセスすることになった。

で、そこで整合機士団長の仮面騎士エオラインという人物に出会うのだけど、どうにもユージオの生まれ変わりのような人物に見えてしまって、怪しいったらない。

ともあれ、今後のユナイタル・リング編を通じて、星王キリトが築いた200年を、無印キリトがどう解釈するのか、そこが見どころになるはず。

端的に、無印キリトは疑問を抱くのではないか。

で、その疑問、というか認識のズレが、後日、知性間戦争の火種になっていく感じはするんだよね。

で、そう思うと、AWの側で、知性間戦争の悲劇の解決策を探ろうとする動きが物語の根幹になりつつあるのもわかるような気がする。


あとは、外部からの、つまり、リアルワールドからのスパイがアンダーワールドに潜伏していないかも重要。

特に、星王キリトと同盟関係?にあるはずの茅場AIがどのような形で、アンダーワールドにコミットしているのか(あるいはしていないのか)も気になるところ。

で、そう思うと、さっき触れたエオラインが整合機士団長というのがどうにも胡散臭い。

だって、SAOの世界で「団長」といえば、茅場が扮したヒースクリフのことも思い出されてしまうから。

なので、茅場AIが、ユージオの姿のアバターを使って、エオラインを演じていてもおかしくはなくて、それはつまり、星王キリトが茅場AIが扮するエオラインを通じて、自分が去った後のアンダーワールドを統括している、という風に見てもおかしくはないと思うのだよね。

で、星王キリトの知識と茅場の知恵で、キリトが大好きだったユージオの姿でアプローチすれば、無印キリトも容易に誘導されるはず、と考えてもおかしくはないはずで。

なぜなら、星王キリトにしても茅場AIにしても、サイバーワールドでは好き放題できるかもしれないけれど、リアルワールドに「物理的」に干渉しようと思ったら、人間の身体がないので、第3者に委ねるしかないから。

となると、星王キリトが、リアルワールドに残った無印キリトをいい感じに誘導して利用しようと思ってもおかしくはない。

その一方で、ユナイタル・リング編で登場した仮想研究会の首魁のムタシーナって、こうした星王キリトと茅場AIの行動への対抗勢力として動き出したものなのではないか、とね。

(ムタシーナについては、次のエントリーも参考になるはず。
 ソードアート・オンライン ユナイタル・リング編 考察1 ― ムタシーナの正体は誰? ユナイタル・リングの開発者は誰?

だから、今、ムタシーナは無印キリトに隷属魔法をかけているわけだけど、その魔法によるキリトの拘束って、実はあとで、こうした星王の狙いを邪魔するために役立つかもしれない。

だって、ユナイタル・リングというゲームって、そもそも茅場が死後、キリトを通じて世界中にばらまかせたSAOと同規格の「ザ・シード」の上で開発されたゲームを丸ごと全部一つの世界につなげているわけで。

それって、多分、「ザ・シード」規格のゲームをサポートしている世界中のサーバーが持つ計算資源を全部掌握しようという魂胆なんじゃないかな、と。

そうすることで、星王キリトがいうように、深刻な資源不足に悩んでいる200年後のアンダーワールドを救おうとしているのではないか。

と、同時に、ユナイタル・リングの世界に緩やかにアンダーワールドを組み込もうとしているのではないか?

というのも、AWの世界では、一切、その後のアンダーワールドがどうなったのか、というヒントとなるものが示されていないから。

となると、アンダーワールド自体が、ブレイン・バースト2039に組み込まれることになった、という方がわかりやすいかなぁ、と。

AWの世界では、アリスと思しきフラクトライトが眠っている場所として「帝城」というのがあって、実は、そこにそのフラクトライトを幽閉するか否かで生じた戦いが「知性間戦争」の具体的な姿のようなのだよね。

で、その「帝城」はリアルの世界では、なんと皇居に設定されている。

そうそうブレイン・バーストの世界は、リアルワールドを模したVRともARともつかない世界として構築されているのだけど、その構築にあたっては、保安上、日本の街の隅々にまで設置された監視カメラが捉える現実世界のリアルタイム情報を使ってレンダリングされている。

ちなみに、この監視カメラを利用するところは、総務省や自衛隊に所属していた菊岡が暗躍していると思っている。公費で監視カメラ体制を整備する一方で、そのシステムにバックドアを作って、そこから監視カメラ情報を吸い上げることで、ブレイン・バースト2039のVRとARがミックスされた世界が構築され、そこで主人公たちは、表向き格ゲーを競い合うことになる。

これは、UoW編22話で菊岡が無印キリトに宣言した、アンダーワールドを絶対守り抜く、という彼の宣言の実現でもある。彼がそのために利用する資金源として、日本政府を持ち出すのは極めて理にかなっている。

そして、ラースで菊岡のもとでアンダーワールドの実装に尽力した比嘉は、星王キリトと茅場AIと行動をともにしている。

つまり、星王キリト、茅場AI、菊岡、比嘉の4人はみな、アンダーワールドを守理抜くという点で、利害が一致しているはずだから。

星王キリトにおいては、コピーされたライトキューブの物理的な記録媒体を比嘉の手に委ねているわけで(少なくとも当初は)。


で、話を「帝城」に戻すと、ここが皇居なのは、もともと皇居は監視カメラの設置外のエリアとして設定されている、というのがSAO/AWの世界の基本設定だから。

その事実はすでに、SAO第2期の最後のシーンで、キリトとアスナたちが皇居にピクニックにでかけているところでも描かれている。あのとき、わざわざ、皇居には監視カメラがないという発言までしている。

つまり、仮に監視カメラ体制が日本中をくまなくカバーするレベルにまで整備されたとしても、皇居だけはその対象外になることはSAOの時点で確定した、ということ。

であれば、皇居の位置を占めるVR空間をブレイン・バースト2039内の非干渉地域、ないしはサンクチュアリとして設定するのは、むしろ、最初から狙って行われたことになる。

さらにいえば、ブレイン・バースト2039は、知性間戦争の後の混乱(アリスのフラクトライト?の帝城への幽閉?)を解決するための「帝城攻略ゲーム」を装って開発されたわけだけど、その攻略ゲームは一つではなかった。

対人戦メインの高速シューティングでるアクサル・アサルト2038と、対エネミー戦メインのハックアンドスラッシュのコスモス・コラプト2040が開発されたのだが、前者は「過剰な競争」によって、後者は「過剰な融和」によってゲームとして破綻し、結局、残ったのは、適度に競争と融和の療法があるブレイン・バースト2039だけだった。

このブレイン・バーストだけが残った経緯も、後々、知性間戦争の悲劇の後始末のために必要な教訓になるのかもしれない。



・・・ということで、知性間戦争について、ん?と考えても思いついたことはとりあえずかきあげた気がする。

といっても、また原作に当たれば思いつくこともあるかもしれないので、一応、続きを匂わせつつ、ひとまず終了w

その4へ)

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ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld 全23話 感想

2020-09-22 00:45:14 | SAO/AW
WoU編を全て見ての感想だけど、やっぱりその前のアドミニストレータ編と比べると、見劣りしたのは否めない。

その筆頭は、やはり、キリトの復活があまりにも遅かったこと。

これはまぁ、原作からしてそうだから仕方がないのだけど、それにしても遅い。

で、キリトが戦えない以上、他の人が目立つのは仕方ないのだけど、前半で、いきなり出てきた整合騎士たちとダークテリトリーの幹部たちの戦いを見せられても、それがなんなの?としか思えないのが辛い。

もちろん、後日、彼ら整合騎士の生き残りもアンダーワールドで重要な役を果たすのだから、ここで紹介しないわけにはいかないわけだけど、それにしたって、物語の先が見えないところで、局所的な競り合いばかり見せられても、いまいち乗れない。

そういう意味では、個々の整合騎士の活躍のところは尺的には巻きを入れて、むしろ、大事な人物の活躍をギュッといっぺんに見せたほうが、あ、こいつら、後々重要な役割を担うのかな?って感じで見られたと思う。

その意味では、やっぱり監督の小野学は、まったくもってそうした緩急をつけるのが下手。

この監督は、ただアクションを描きこむことしかできない人だな、と思った。

やたらと戦闘シーンに力は挿入されるのだけど、でも、その戦闘がどういう意味があるのか、見る側にわからせないうちにいきなり始まってしまうことが多くて、なんだこれ?と思うことは多かった。

あとは、アンダーワールドに来てからの、リーファとシノンの扱いで、特にリーファはひどかった。ただの陵辱対象として見てないのがよくわかった。

でも、そう思うと、アドミニストレータ編でも、ロニエたちが学院の先輩にレイプされそうになるところや、アドミニストレータとの戦闘でやたらと顔芸があったりしたのを思い出して、なんか、せっかく画力の高い作画なのに、描いている内容があまりにも下品で胸糞悪くなったことまで思い出してしまった。

そこは、もっとライトに描けよ、その代わりにもう少し、地の文を説明を描写で描くことにリソースを使えよ、と思ってたことも。

ホント、アリシゼーション編も伊藤智彦が監督をしていたら、マザーズロザリオのようなマイルドな感じの、味のある物語になったと思うと、小野学が監督したことで、必要以上に下品なものになったと思う。

ということで、なんかもう結論が出ているけど、UoW編に限らず、アリシゼーション編全体として、SAOの1期や2期と比べたとき、満足度はそれほど高くない、というか、低い。

いや、確かに作者の川原礫にも、ゲスを過剰にゲスとして描くところはあって、端的にそれは悪癖だと思うけど、でもまぁ、文章でゲスな感じを出そうと思うと過剰に書き込まないと伝わらないのは確かで、まぁ、仕方がない。

でも、その文章の内容をそのまま映像にしたらクドイに決まっている、というのを、小野学って監督は理解してないんだな、と思うことは多かった。

茅場ロボのニエモンのところにしても、あそこまでロボの描き込みに力を入れるのは無意味でしょ。

というか、無駄な描きこみは、本編の流れから見るものの意識をそらしてしまうから、端的に原作レイプなんだよね。

なんか、エネルギーを使う場所が間違っていて、これなら、原作を読んでいる方がましだと思ってしまうくらい。


ということで、プログレッシブでは、絶対、小野学だけは起用しないでほしい。

アインクラッド編のやり直しというプログレッシブの狙いを考慮にいれれば、できれば伊藤智彦を復活させてほしいところ。

でなければ、伊藤智彦的なトーン&マナーで絵コンテがかける監督をばってきしてほしいと切に願う。

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知性間戦争(2) ― 「神邑/カムラ」というSAOとAWで暗躍するトリックスター

2020-09-21 21:27:05 | SAO/AW
その1からの続き)(その3その4に続く)

では、アンダーワールド人がリアルワールドに出向く場合はどうすればいいのか?

なぜ、この問いが重要かというと、今回のアリシゼーション編の最終話で描かれたように、アリスが「鋼の身体」、要は機械の体を操ってでしか、リアルワールドで行動できない不自由さについて、キリトが何か感じないではいられないはずだと強く思ったから。

機械ではなく生身の身体をリアルワールドでもアリスに与えたいと、キリトが近い将来、思ってもまったくおかしくはない。


で、多分この動機から発したものと思しきものが、案の定、AWでは試験的試みとしてなされている。

それは、人間の身体を用意して、その脳にフラクトライトを上書きする、というもの。


もっと具体的に言うと、アクセル・ワールドのヒロインの黒雪姫がまさにそれで、生まれてすぐの時点で、別のフラクトライト、すなわち魂を「上書き」されている。

(この詳細は、アクセル・ワールドの第23巻に記されている。)

そのため、黒雪姫は、身体的には両親のDNAを引き継いでいるものの、「魂」的には両親由来の魂を引き継いではいない、不思議な存在として育てられた。

もっとも、その親譲りの身体にしても、両親から採取された精子と卵子を人工受精させ、さらには、黒雪姫が誕生した2032年には開発されていた人工子宮で育てられたものであり、その点で、デザインチャイルドをいってもおかしくはない。

だから、両親といっても、単にDNA上のつながりから法的にそう言うしかないだけのことで、当の両親からしたら、倫理上の観点から他人から許可を取るのが難しいので、実験のための素体として自ら素材を提供した、と言う方が正しいのかもしれない(黒雪姫の両親がこの様な行動をとった理由はまだ明らかにされてはいない)。

ちなみに、黒雪姫というのは一種の愛称、というかハンドルネームのようで、彼女の本名はまだAWの中では明かされていないのだが、少なくとも母方の姓が「神邑」ということだけは明らかになっている。


この「神邑」という名が、ミッシングリンクの鍵の一つとなっている。

というのも、SAOの世界では、アリシゼーション編の後のユナイタル・リング編になって、アスナの高校に「神邑樒(かむらしきみ)」という女子が転校してきたのだが、その容姿が、黒雪姫の姿とそっくりであるから。

しかも、神邑樒が転向する前に通っていた高校が、黒雪姫がもともと通っていた中高一貫校であったこと。

さらには、神邑樒の実家は、SAOの映画である『オーディナル・スケール』の中でオーグマーというAR装置を製作した会社を経営している。

ちなみに、アスナの実家は、アインクラッド事件の後にSAOのシステムを引き継いだレクトという同種の会社を経営しており、AWの説明では、ニューロリンカーというシステムは、カムラとレクトの間で開発競争が起こった結果、生まれた製品とされている。

ニューロリンカーは、ARとVRのハイブリッド型の装置であり、その点で、ARのカムラ、VRのレクトが競い合うことで、両者の技術が製品レベルで融合したことを意味している。

もっとも基礎技術の開発では、オーグマー事件で登場した東都工業大学の重村研が重要な役割を果たしており、重村教授がオーグマーの開発に直接関わっただけでなく、重村研のOBには、SAOの開発者である茅場晶彦、彼のパートナーで医療向けVR機器の開発を手掛ける神代凛子、アリシゼーションのシステムを開発した比嘉健、さらにはレクトでSAOの引き継ぎをしながら実験を行い続けた須郷伸之が名を連ねている。

要するに、重村研は、SAO世界のシステム開発拠点であり、この大学への進学をキリトが希望したことから、近い将来、キリトは、ゲームプレイヤーから、茅場のようなゲーム開発者になる可能性が高く、このキリトの辿る道もまた、「知性間戦争」を考える上での鍵の一つと目されている、ということ。


ところで、アリシゼーション編が終わった時点では、SAO世界には、二人のキリトが存在している。

ひとりは、アンダーワールドでの200年間の記憶を消去した「無印キリト」であり、

もうひとりは、200年間の記憶を残したフラクトライトの複製体である「星王キリト」であり、

この2人が、知性間戦争で、対立した2つの陣営それぞれの首魁と目されている。

星王キリトは、200年間の経験から現実的な設計思想を独自に構想し、無印キリトは、重村研?で学ぶことで、茅場たちの開発思想の初期にあった理想を体現しようとした、といえるのかもしれない。

ちなみに、AWの説明では、知性間戦争の結果、生じた「世界の不都合」を修正するために作られたのがブレイン・バースト2039。実は、ブレイン・バースト2039の他にも2つのゲームが開発されていたが、どちらも目的を達成することができず、ゲームシステムそのものが破棄されている(AWの本編は、25巻の今、このあたりの謎に切り込もうとしている)。

で、これは憶測に過ぎないけれど、知性間戦争だけでなく、このブレイン・バースト2039の開発にも、キリトが何らかの形で関わっているのではないか、と思っている。

ついでにいえば、魂=フラクトライトを上書きされた黒雪姫にも、なんらかの形でキリトが関わっているのではないかと思われる。

理由の一つは、黒雪姫の誕生日がアスナと同じ9月30日だからなので。

で、そこから、黒雪姫に上書きされた魂については、年齢的にみて「キリトとアスナの子ども説」があったりするのだが、それはちょっと違うのではないかと思っている。

結論から言えば、黒雪姫に上書きされた魂は、アリスのもの、ないしはアリスの子供のものではないかと思い始めている。

というのも、あの黒雪姫の、なんともいえない「能力値は高いが残念な女子」の感じは、騎士アリスから引き継いだものである方が、納得がいくところ多いから。

ちなみに、この黒雪姫には姉(=ホワイトコスモス)がいて、彼女は、どうやらブレイン・バーストの欺瞞?に反旗を翻しているようなのだが、もしかしすると姉もまた、デザインチャイルドであり、同じように魂を上書きされているのかもしれない。

あるいは、姉といっても、実は双子で、(双子の)妹の黒雪姫だけが、魂を上書きされているのかもしれない。

であれば、作中で、黒雪姫が親元を離れて別居しているのも理解できる。

両親からすれば、姉との区別がつかなくなって遠ざけたく思ったのかもしれない。

ともあれ、こうしたところに、ブレイン・バースト2039というシステムが「知性間戦争」がもたらした悲劇を解消するために作られながらも、逆に、新たな問題を生み出した根源になっており、結果として、知性間戦争の解明が、アクセル・ワールドにとっても、物語のゴールになってしまっている。

こうして、

ソードアート・オンラインでは、知性間戦争に至る道が、

アクセル・ワールドでは、知性間戦争直後の事後処理の話が、

それぞれ、物語のゴールに設定されている。


ところで、まだどこにも記されていないのが、星王キリトが救済すべきと考えた「200年後のアンダーワールド」の状況だ・・・と思っていたら、ユナイタル・リング編に「挟み込む」形でどうやら描かれる模様なのだが。

ということで、知性間戦争については、まだ続くw

その3へ)

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知性間戦争(1) ― ソードアート・オンラインとアクセル・ワールドを結ぶミッシングリンク

2020-09-21 17:53:59 | SAO/AW
(この「知性間戦争」のエントリーについては、その2その3その4と続きます。)


SAOのアリシゼーション編の最終話でようやく登場した「知性間戦争」。

SAO/AWの読者の間では、すでに話題になっていた謎だけど、それがなぜ、関心を集めるのか?

理由の第一は、表題の通り、SAOとAWをつなぐミッシングリンクになるから。

「知性間戦争」という言葉は、SAOのアリシゼーションで登場したけれど、その具体的な内容が明かされているのは、もっぱらAWの方。

というのも、AWにおけるVRゲーム空間であるブレイン・バースト2039が創造されたきっかけとなった事件が「知性間戦争」であるから。

ちなみに「2039」というのは、このブレイン・バーストのシステムが稼働を始めた2039年のこと。一方、アインクラッドを舞台にしたSAOがローンチしたのは2022年なので、SAOとAWは17年しか離れていないことになり、そのため、両者の間の基礎技術の間に連続性をみるのは全然おかしなことではない。

特に、SAOのソウル・トランスレーターが小型化され民生品になったのがAWのニューロリンカーであり、この技術の連続性から逆にSAOとAWの間の「リンク」を具体的が想像できてしまうわけで。

気分的には、プレステの進化でも想像すればいい感じ。


で、話をもとに戻すと、すでにSAOでは、この知性間戦争に、キリト、アスナ、アリス、リーファ、シノンたちが関わることは伝えられているから、端的に、彼らはAWの物語世界の始祖となると想像される。

なので、必然的にSAOとAWの間の繋がりを探ろうとする読者がでてくるわけで、このブログもその一つw

もちろん、SAOとAWの間をつなぐ謎を設定することで、一方の読者にもう一方のシリーズを読ませようとする作者や出版社側の「大人の事情」があることは、間違いないのだけどw

でも、それがわかっていてもこのミッシングリンクが気になってしまうのは、単純に、SFとして見ても興味深いものだから。

「知性間戦争」というのだから、「2つ(以上の)知性の間の戦い」ということになって、どうやら、その2つの知性とは、「人間の知性」と「人工の知性」のことを指していることは間違いない。そのうえで、後者の「人工の知性」、すなわちAIについては、SAOの世界ではすでに、ユイのような「トップダウン型AI」と、アリスのような「ボトムアップ型AI」の2つが登場している。

しかも「ボトムアップ型AI」は、作中設定では、人間の「魂」を構成するとされる神経細胞内のマイクロキューブルにある「フラクトライト」を、人工的に再現することで制作されている。

問題は、フラクトライトのレベルでは、人間とAIの間の垣根の存在が限りなく曖昧になること。

なので、これもまたSFではよくある話だけれど、はたして人間とAIの間に、存在としての差はあるのだろうか?という疑問につながる。

で、知性間戦争、というテーマは、大本のところで、こうしたSF全般にかかわる普遍的な疑問を喚起させるわけで、これが、単純にSAOとAWの2つの物語をつなげる以上の興味を読むものに抱かせてしまう。

しかも、フラクトライトが魂の源泉、というのは、SF、というよりも科学的にも全く根拠がない話ではなくて、この設定は、ペンローズという学者が提唱した「心の理論」にヒントを得ていると思われるから。

アンダーワールドという世界は、この人工フラクトライトが、人間の姿をとって現界している世界として(人間の手で)ゼロから構成されている。

さらに、「知性間戦争」以後の世界を描いたアクセル・ワールドの方では、フラクトライト仮説を徹底的に活用していて、人間の脳内のフラクトライトを、一旦、ブレイン・バーストのシステムサーバー内で複製して、その複製したフラクトライト/量子回路をつかって「加速した世界」で格闘ゲームを行うことを物語の基本設定にしている。

加えてブライン・バーストでは、ログアウトした時点で、複製したフラクトライトの経験を元の脳内フラクトライトに同期させるという手順を踏んでいる。

アリシゼーション編を見た後だと容易に想像がつくように、人間が脳内のフラクトライトを使ってダイレクトにアンダーワールドの世界にログインすると、アンダーワールド内の時間を加速させた場合、フラクトライトは直接その時間経過による「加齢」を経験してしまう。

それが、キリトとアスナが、200年間アンダーワールドで生活した後でリアルワールドに戻ってきた際、アンダーワールド内の記憶を消去することで、フラクトライトのフレッシュ化をしなければ行けなかった理由。

もっとも、これだと単純にフラクトライトに、ハードディスクみたいな記憶容量限界があって、200年も生きるともうそれを使い尽くしているから、一回、メモリをきれいにします!ってな感じなので、え、そんなんでいいの?とは思うわけだけど。。。

でも、そうして200年間分の記憶を消去することで、一応、キリトとアスナは、リアルワールドでもとどおりの17歳と18歳として生活することができることになった。

多分こういう教訓を経て、アクセル・ワールドの世界では、こうしたオリジナルのフラクトライトの摩耗ないしは破損の危険性を回避するために、一旦、複製体のフラクトライトを用意することで、ダメージは複製体の方で受け止めることができるような設計がなされている。

ちなみに、このブレイン・バースト2039のシステムは、SAO的にいえばリアルワールド人がアンダーワールド(と酷似したブレイン・バースト世界)に出向くための方法だが、その一方で、多分、このブレイン・バースト2039の開発者たちが裏で考えていたのが、

では、アンダーワールド人がリアルワールドに出向く場合はどうすればいいのか?

という問いだと思っている。

・・・という具合で、まだ続きそうな気がするので、一旦ここで切っておきます。

続きは、その2で。

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『ソードアート・オンライン プログレッシブ』のアニメ化が決まったけど、多分、これもまた、後に控える「知性間戦争」のためのシリーズになるはず!

2020-09-20 17:45:22 | SAO/AW
アリシゼーション編が、今時珍しい4クールを経て、ようやく完結したと思ったら、今度は、SAOのプログレッシブのアニメ化が決定したとのこと。

まぁ、前から噂されていたものではあるけれど。

SAOは国外での人気も高いから、どんどん映像化していく、ということなんだろうな。

で、次は、一応6巻まで出ているプログレッシブ、ってわけで。

単純に考えれば、1クールで2巻分を消化するとして、3クール分のストックはあるから、これで3年間くらいは稼げるから、その間に、アリシゼーションの後日談となるユナイタル・リング編のストックを作っていく、ということなのだろうな。

同時に、ユナイタル・リング編の終着点である「知性間戦争」は、アクセル・ワールドの初期開発史でもあるから、この間に、アクセル・ワールドのストックを映像化していくのかもしれない。

アクセル・ワールドの方は、初期で一番盛り上がる「災禍の鎧編」から始まるし、ストックも20巻ほどあるので、バッチリだからね。


それにしても、改めて見直したら、プログレッシブの1巻って、2013年にでてるから、もう7年も前のことで、びっくりした。

アインクラッド編の第1層からやり直すという建て付けのSAOPについては、SAOP1巻の感想で、その役割について書いていたのだけど、そこに書いてあったアリシゼーション以後のSAO世界に向けて、つまりユナイタル・リング編に向けて、後に必要となる設定情報を書き足すためにあるという見方は今でも変わらない。

その詳細は、以下に書いている。

ソードアート・オンライン アリシゼーション編 + アクセル・ワールドとSAOプログレッシブについて


もともとプログレッシブ自体は、どうしてキリトの一番はアスナなのだろう?という読者の疑問に応えるための「IFストーリー」として書かれていたはずなのだけど、ユナイタル・リング編の展開で行くと、むしろ、プログレッシブは、SAO本編の正史として組み込まれている形になっているから。

なので、今後も、プログレッシブの新刊では、後でユナイタル・リング編に必要になるであろうアインクラッドの設定情報が、新たに公開される可能性は大。


で、プログレッシブで重要なことは、

●茅場晶彦は、アインクラッドをなんのためにつくったのか?

●そのために、茅場はどのようなトライアルをしていたのか?

●特に、AIの進化について、どう考えていのか?

ということを改めて記すことにあるのだと思っている。

で、その茅場の考え方が、大なり小なり後の「知性間戦争」にも影響を与えることになるはず。


といっても、「知性間戦争」は、おそらく、星王キリト(200年間アンダーワールドで過ごしたキリトのフラクトライトのコピー)と無印キリト(アンダーワールドから帰還後、200年間の記憶を小経したオリジナル)の間での戦いになるだろうから、どちらかのキリトに影響を与えることになるのだろうけど。

星王キリトだったら、とりあえず同盟相手になった茅場AIからの入れ知恵、ってことになるし、

無印キリトだったら、多分進学先の東都工業大学で、茅場の出身である重村研の資料から茅場の設計思想を学んだ、ってことになりそうだけど。


で、まぁ、ぶっちゃけ、鍵を握るのは、プログレッシブに出てくる、エルフのNPCであるはずの「キズメル」ね。

キズメルの、とてもAIとは思えない反応に、茅場がシステム的に仕込んだ何か秘密があるのかもしれない。

もっとも、トップダウン型AIの究極形としては、すでにユイがいるわけだけど。


要するに、プログレッシブもまた、将来の「知性間戦争」という物語に向けた前日譚的な仕込みの物語になるんじゃないかな、ってこと。

Fate/stay nightに対するFate/ Zero的な位置づけといえばいいかな。


ともあれ、プログレッシブが実際に放送/配信されるまでの間に、プログレッシブ自体もあと1冊か2冊くらいは刊行されるだろうから、そのあたりの話も明らかになるのかもしれないけれど。

ということで、プログレッシブのアニメ化については、気長に待つのが吉かな、と。

それにしても、川原礫は、「知性間戦争」というゴールに向けて、ユナイタル・リング、プログレッシブ、それにアクセル・ワールドを同時並行で、互いが互いの伏線になるように調整しながら書かないといけないから大変だな。

でも、さすがにもう少しは、刊行ペースを上げてほしいと思うけどねw

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ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld 第23話『ニューワールド』感想: ここまでは全て「知性間戦争」に向けた壮大な序章だった!

2020-09-20 01:53:33 | SAO/AW
あれー、今回で最終回だったのか。

てっきり、もう1話、あるとばかり思っていたので、何をやるのか、と思っていたけだど。

しかし、最後の200年後のアンダーワールドに行ったら、いきなり宇宙でした!ってのは、実際に映像で見ると、結構びっくりするね。

てか、いきなり出てきたティーゼとロニエの子孫たちは、ちゃんと宇宙戦闘機に乗って戦っているのに、キリト、アスナ、アリスの3人は生身?のまま宇宙に立っている?ってのは、もうなんだか訳がわからないよなぁw

あとは、あの怪物とかw

ただ、あの怪獣、テロップで「神話級宇宙獣アビッサル・ホラー」ってあったけど、それで思ったのは、あ、これ、「神話級」なんてもう、どう考えてもアクセル・ワールドのことを、意識した怪物だよなぁ、って、思った。

まぁ、「知性間戦争」もとうとう公式に明言されちゃったしw

ということで、これから先は、真面目に「知性間戦争」に向けた動きが始まるわけで。

てっとり早くこのWoU編の流れで「知性間戦争」のことを理解しようと思ったら、前回の22話『アリス』の感想を見るのがいいと思うけど。


要するに、ほぼ間違いなく、リアルワールド人とアンダーワールド人の間の、2つの知性の間の戦いが、アンダーワールドの存亡をかけて始まる、ということ。

で、今回、あれれ?と思ったのは、意外と、この先のヒントをきちんと言っていたなぁ、って。

一つは、アリスがキリトにとっての「希望」であること。

多分、この発言は、アリスからしたら、あれ、私はキリトの一番じゃないの?って失望を抱いたはずなのだけど、でも、同時に、キリトにとっては、アンダーワールドの未来を導くために不可欠の存在であって、恋愛とはまたちょっと違うけれども、キリトから自分がとても大切な存在だと思われている、って感じて納得したところだとは思うのだけどね。

でも、このやり取りは、知性間戦争の文脈で行くと、おそらくは、知性間戦争で最終的に奪い合いが生じる存在がアリスである、ということ。

このあたりのことは説明し始めるとものすごく長くなるので、気になる人は、このサイトの過去のエントリで、SAO/AWの中から知性間戦争に関する記事を拾い読みするのを、とりあえず、すすめておきます。

ただ、この知性間戦争は、アクセル・ワールドの、ブレイン・バーストという、フラクトライトベースのゲーム世界を作り出したきっかけになる戦争なんだよね。

なので、さっき、今回出てきた「神話級」というモンスターが、アクセル・ワールドの世界のビーストって存在と造形的にそっくりだ!って思って理由ね。

で、この200年後のアンダーワールドをどうするか、というのが、続く「ユナイタル・リング編」の話になっていく。

ユナイタルリングとアクセルワールドのつながりについてはSAOの23巻の感想でもヒントが詰まっていることを書いている。

こちらもまだ全然物語の序盤にしか過ぎないけれど、そこで行われているのは、ALOやGGOといった、オリジナルのSAOと同じOS/プロトコルの「ザ・シード」規格のVRゲームを全部「ユナイト」して、多分、そうして世界中のサーバー容量をかき集めて混乱させることで、その間にアンダーワールドとつながるバックドアを設定していく、という話だと思うのだよね。

そういう意味では、ユナイタル・リングとアンダーワールドを融合させてさらに別形態のVR世界に変えたものブレイン・バーストになるのだと思う。

まぁ、そのあたりは、同じくこのサイトでSAOのユナイタル・リング編をみてほしいかな。


あと、今回重要だったのは、キリトが進学先として、茅場晶彦や神代凛子が卒業した東都工業大学を進学先に選んでいることで、これ、どう考えても、茅場の出身である重村研究室に行くってことでしょ?

となると、キリトは、遠からず、重村研のリソースから、茅場のザ・シードや、重村のオーグマー、さらには、比嘉たちが取り組んだアンダーワールドの設計思想に触れていくことになるわけで、となると、彼が、後々、ブレイン・バーストを創る側になることは大いにありえる。

さらにいえば、ここに、200年間アンダーワールドで生きたキリトのフラクトライトのコピーである星王キリトと、茅場AIが関わってくることはもう大前提だけどねw

ちなみに、アスナの実家は、レクト、というナーブギアの開発会社を所有しているから、重村研を卒業したキリトが、レクトに就職して、次世代VRシステムを開発する側にまわる、というのは、ものすごく納得がいく話。


ということで、今回のタイトルの「ニューワールド」は、知性間戦争とか、キリトのVR開発とか、そういったことまで含めての「新世界」を予感させる内容だった、ってこと。

まぁ、そんなことは、原作を、あとアクセル・ワールドを読んでないとわからないのだけれどねw

でも、SAOは、俄然、このあたりから、プレイヤーのキリトが開発者になったらどんな世界を創るのか、それは誰とともに?という話になって、俄然、近未来サイバーSFっぽくなっていくんだよね。

といっても、原作の刊行ペースがどんどん落ちてきているので、このままだとあと10年くらいしないと完結しないかも?だけど。


ということで、終わってみれば、アリシゼーション編は、今後のSAOの長い長い序章だったってことになるw

そういう意味で、まさにお楽しみはこれから!なのだよw

ともあれ、とりとめなくなってきたので、ここで、一回、切り上げておくw

いやー、知性間戦争は、語りだしたら止まらないんだよねw

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ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld 第22話『アリス』感想: いよいよ「アンダーワールド以後の世界」が「知性間戦争」に向けて動き出す!ワクワクだよ!

2020-09-13 01:48:29 | SAO/AW
いや、原作でも、っていっても書籍じゃなくウェブ小説の原作でもそうだったけど、やっぱり、あの「200年後のフラクトライトのキリト」が比嘉さんと会話を始めるところはドキドキするよね。

なんていうか、あー、SAOって、結構ハードなSFだったんだなぁ、と思ったものね。

背筋がゾクゾクしたからなぁ、初めて読んだとき。

とにかく、あの「200年生きたキリト」、面倒だから「星王キリト」と言っておくけど、この「星王キリト」の何が何でもアンダーワールドを守る!宣言は、この後のSAOを決定づける宣言だからね。

あの宣言で、比嘉さんは多分、リアルワールドで星王キリトの協力者になるし、遠からず、茅場AIとも接触を果たすからね。

つまり、星王キリト、比嘉、茅場AIの3者は、アンダーワールドを守護する側に回るから。

星王キリトは、文字通り「星王」という名の守護者として。

比嘉は、アンダーワールドをハードウェアから作り出した生みの親のエンジニアとして。

茅場AIは、そもそもSEEDを使ってアインクラッドを作ったあたりから、彼自身、このときが来るのを待っていた(はず)だから。

まぁ、比嘉さんもびっくりしていたけど、これで星王キリトと茅場AIを出会わせることにしてしまったのはメチャクチャ大きい。

なにしろ、星王キリトは、年齢だけなら200歳で、茅場AIよりもはるかに年長になっていて、その分、アンダーワールドがどうなるかという王の経験を持ち合わせているから。

一方、茅場AIは、この時代の技術がどうなるかに対するビジョンをもっているから。

というか、オーディナル・スケールに明らかにされたように、茅場も比嘉も凛子さんもみんな重村研のOBだからね。

そもそも根底の技術開発思想を大きく共有しているわけで。

しかも、今回、菊岡さんもアンダーワールドの守護を自分の人生の目的にしたことを宣言しているし。

で、ラーズには重村教授もスカウトしているからね。

ということは、表向きの顔は、凛子さんが務めながら、菊岡が資金確保に奔走し、技術的な可能性を重村教授に任せる。

その背後で、星王キリト、茅場AI、比嘉、が、アンダーワールドの死守の方法を考え、実践するわけで。


で、彼らが具体的に動き出すことで、手始めに「ユナイタル・リング編」によってシードネットワークの統合が試みられるわけで。

でも、どうやら、今回の菊岡の話し方からすれば、ユナイタル・リング編で起きたシードネットワークの統合は、何らかの意味で、アンダーワールドとの緩やかな接続を考えているように思えるのだよね。

で、それと同時並行で、多分、ユナイタル・リング編では、のちのアクセルワールドの時代に利用されるニューロリンカーの開発も進められるはず。

つまり、人間のフラクトライトを、一度、人工的なフラクトライトに転写して、そこでアンダーワールドのような「加速時間」を人間が経験しても平気な世界が模索されるはず。

で、この過程で、オーディナル・スケールで出て来た「カムラ」と、ナーブギアを作った「レクト」が、ソウル・トランスレーターの民生品開発を進めることになる。

しかも、レクトはアスナの実家の傘下にある企業だから、この技術開発のところに、多分、アスナも関わっていくことになる。

・・・ってな具合で、今回のアリスがリアルワールドで記者会見をした後から、メチャクチャ複雑な物語が始まるんだよね。

そういう意味では、アリシゼーション編は、単なる序章でしかなかった、ってことになる。

いや、だって、これは、アクセルワールドのほうの話になるけど、どうやら、この先、多分、人工フラクトライトを、デザインチャイルドに定着させる技術の開発もされていくんだよね。

つまり、今回のアリスのようなロボットボディではなく、生体ボディに「魂」としてフラクトライトを定着させる

で、そうなると、今回、凛子さんが言ってたような、人間とフラクトライトの物理的存在としての差は、どんどん縮まっていく方向に向かう。

要は、森博嗣のWWシリーズの「ウォーカロン」のような、生体型の人工知能が作られる準備が始まる。

でも、それは、森博嗣の世界でもそうだけど、じゃぁ、ウォーカロンと人間の違いって何?って話になって。

真面目に、ロボット、というか人工知性体の「人権」を考慮しないではいられない時代がやってくる。


ともあれ、どうやらこの先、そうしたフラクトライトの扱いについて、アンダーワールド、というよりも、多分、ユナイタルリングの世界で、星王キリトと、無印キリトの間で、フラクトライトの扱いをめぐる「知性間戦争」が生じる

この知性間戦争って、だから、人間の知性と、フラクトライトの知性、の闘いになるはずだと思うのだけど。

その過程で、おそらくは「星王キリト」の《同位体》というのも登場することになる。


・・・って、要するに、今回の「アリス」という回をさかいにして、SAOは、ものすごく射程の長い近未来SFに変わっていく。

といっても、アニメだけ見てる人には全然ピンとこないと思うけどねw

でも、SAOとアクセルワールドを追いかけている人なら、今回の話が、「ターニングポイント」だったことを納得してくれると思う。


しかし、こうした話とは別に、無印キリト、ユージオが好きすぎだよなぁ。

でも、あのユージオを思いだしてキリトが泣く場面は、EDのせいではっきりきこえなかったけど、直葉がいい妹役をしているんだよなぁ。

あぁ、もう、ほんと、今回のエピソードはほんと、いいなぁ。

でも、次回も、もっと凄いんだよなぁw

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アクセル・ワールド 第25巻 『終焉の巨神』 感想: とうとうホワイト・コスモスの天下が始まる! そして物語はいよいよ「知性間戦争」の謎へ!?

2020-09-10 20:00:54 | SAO/AW
またもや一年ぶりのアクセル・ワールド25巻。
はたして、本当に《白のレギオン編》は終わるのか?
それとも、いつもの「終わる終わる詐欺」で終わるのかw

ということで、まずはスペース、空けときます。













































結論からいえば、一応、あとがきの作者の弁によれば、公式には《白のレギオン編》は終了で、次巻からは《第七の神器編》が始まる!ってことなんだけど。。。

いや、全然、話、終わってないじゃん!

最後にまた、「続く」ってあるじゃん!

てか、シルバー・クロウが、オシラトリ・ユニバースに移籍、ってどういうオチだよ?

しかも、メタトロンも連れて、とは。

まぁ、どうやら、クロウは、メタトロンの《契約者》と呼ばれる存在のようだから、事実上、二人一組のような存在だから、なのかもしれないけれど。。。

途中で、

「跡になってハルユキは、この何でもない、それゆえに尊い一日を、折にふれて思い出すことになる」

なんて一文があったらから、嫌な予感はしたんだけどさ。

ほんと、この作者、上げて落とすゲス野郎wだよねー。


もっとも、次から《第七の神器編》というのだから、いよいよ《ザ・フラクチュエーティング・ライト》の秘密が明かされていくことになるわけで、その現場にクロウを居合わせないと話が進まないから、ってことなんだろうけどねぇ。。。

で、そのブレイン・バースト2039の真相に肉薄しているのは、もはやホワイト・コスモスしかいない、からなのだろうけれど。。。

これ、どうするのだろう?

いや、物語の展開上はよくわかるのだけれどね。

今回の話でいけば、そのコスモスですら、終焉神テスカトリポカを倒す力はない、ってことだし。

つまり、テスカトリポカが全プレイヤーを全損させてゲームを終わらせるための処刑装置であることは知っているけれど、しかし、その対抗策は持ち合わせていない、ということでしょ?

にもかかわらず、クロウは藁をもつかむ思いで、コスモスに、シアン・パイルやグラファイト・エッジ、トリリードの救出をコスモスに頼むしかなかった、ってことでしょ。

でも、最後のページの挿絵にあったコスモスの「笑み」からすれば、クロウの救出作戦を敢行させて窮地に陥らせた挙げ句、クロウの自発的意志でコスモスの軍門に下らせる、というところまで、多分、コスモスは計算していたよね、これ、絶対。

となると、どうやら、コスモスの計画の完遂のためにも、クロウの洞察力は欠かせない、と思っているのかもしれない。

だってよくよく考えたら、今まで、加速研究会のかたちでコスモスがなしてきた悪事をことごとく粉砕してきたのがほかでもないクロウだったのだから。

正確には、クロムディザスターとかISSキットとか、その他諸々の悪事を仕掛けてきたのも、その対応の中で、クロウのような存在が浮き出てくることを待ち望んでいたのかもしれないね。

単純に王たちを全損させて、自分だけレベル10に達して管理者と対面する、ということが目的なのではなくて。

というか、すでに、ハルユキですら、今回、ハイエストレベルのさらに先にあるステージの存在を感知していたようだし。

で、このハイエストレベルの話になると、もうコスモスの傘下の人たちでなければ、ハルユキを導く人たちは見当たらないわけだし。

せっかく、明暗(アイン(クラッド))流の二刀流をグラファイト・エッジに稽古をつけてもらう約束も取り付けたのにね。。。。


にしても、《白のレギオン編》は、どうにも煮え切らない終わり方。

まぁ、これでクロウがオシラトリ・ユニバースに移籍しても、正直、ネガビュの人たちとは全員リアルわれしているから、接触が皆無になる、ということもないはずだから、最初こそ、ギクシャクするところもあるかもしれないけれど、最終的には(っていっても随分先の最終的には、だろうけど)、元の鞘に収まると信じているけどね。

というか、むしろ、そのリアルでの関係性をギリギリのところでつなぐための策が、生徒会選挙、というイベントだったのだろうなぁ。

てっきり、井関さんもバーストリンカーになるのかと思っていたけど、むしろ、この感じだと、ブレイン・バーストのこととは関係ない人物として、ハルユキに助言を与える人たちの一人になっていきそうだな。

まぁ、ネガビュとしばらくは断絶を余儀なくされるだろうから。

ただ、その一方で、今回、途中で、ハルユキは、メタトロンの他に、バリ、ウシャス、シーワンムー、ルドラ、そしてアマテラスの、最上位ビーイング5体と「リンク」がつながってしまったようだから、きっと、メタトロンのようにその5体の《契約者》になるイベントも起こりそうで、そうなったら、多分、オシラトリ・ユニバースのスノー・フェアリーよりもハイエンド・レベルの達人になりそう。。。


ともあれ、もう、格ゲーMMOじゃないよねぇ。

ここからさきは、ひたすら、ブレイン・バースト2039の開発秘話と、その開発の契機となった《知性間戦争》を明かす物語が始まるのだろうな。

で、その過程で、黒雪姫の正体やコスモスの正体も明かされる。

というか、多分、ハルユキは、リアルのコスモスとも出会うのだろうな。

あるいは、もはやコスモスは、ライトキューブだけの存在なのかもしれないけれど。

どちらにしても、それらがSAOのアンダーワールドや、多分、現在進行中のユナイタル・リングと関わることは必至だろうけどね。


今回、グラファイト・エッジは《同位体》だ、という話があったけど、彼が黒雪姫に《SSSオーダ》という星王キリトの紋章と同じ紋章をもつソフトを渡していたことを思えば、多分、グラファイト・エッジが星王キリトか、もしくは無印キリトのフラクトライトの複製体とかであることは間違いないでしょ?

それに、デザインチャイルドで魂も植え付けられた黒雪姫の誕生日の9月30日が、アスナの誕生日と同じなのだから、黒雪姫のほうが、アスナか、もしくは秘密裏に保存されていた星王妃アスナのフラクトライトを植え付けられた可能性は高いだろうし。

アンダーワールドで200年を過ごすうちに、星王キリトと星王妃アスナは、フラクトライトの加齢による摩耗?を避けるために、何度か眠りについた、というし、そもそも星王キリトと星王妃アスナが、アンダーワールドの中で子をなそうとしなかったとも思えない。

だとすれば、二人の子どもフラクトライト=魂が残っていて、それをリアルワールドで定着させる相手を探していた、という可能性もあるわけだし。

それに、黒雪姫が「神邑」の家系であるなら、コスモスのリアルも当然「神邑」の家系にあるのだから、彼女たちの遺伝子的な母が、高校時代にアスナと知り合っている神邑樒である可能性は高いし。

少なくともSAOでは、神邑樒の容姿は黒雪姫の容姿とそっくりなものとして紹介されているし。

ニューロリンカーが、ソウル・トランスレーターの発展型の民生品であることもすでに紹介されているし。

そういう意味では、SAOのユナイタル・リングに出てきた、加速研究会ならぬ仮想研究会の首謀者のムタシーナがコスモスであっても驚かない。


もっともその場合は、コスモスは、多分、神邑樒の魂を定着させたデザイナーズ・チャイルドなのかもしれないけれど。

多分、コスモスがテスカトリポカに喰われたのって、アクセル・アサルト2038か、コスモス・コラプト2040だったと思うし。

だとすると、カムラは、コスモスや黒雪姫を、AA、BB、CCのゲームの被験体として想像したのかも知れないし。


・・・って具合に、とめどなく、SAOとのリンクが広がっていく。

それくらい、このアクセル・ワールドの25巻は正直なところ、新規の設定情報が多い。

というか、多すぎて書きたいことがどんどん出てきてしまうので、一旦、ここで切って、また後で考えたいと思う。

多分、読み直したらもう少し整理がつくだろうし、正直、いくつか忘れている所も多いので、せめてハイエンド・レベルがでてきたあたりから、読み直したら、もう少し見通しが良くなりそうな気がしているから。


にしても、さすがにこの状態で、あと1年待つのはキツイので、せいぜい半年後くらいには26巻を出してほしい。

ただ、この先はどう考えても、SAOのユナイタル・リング編と同時並行で、知性間戦争が起こるところまで、SAOとAWの両方から攻めていきそうだから、ものすごく焦らされることになるのは間違いないのだろうけどね。

でも、悔しいけど、アクセル・ワールドの場合、1年ぶりの刊行でも、読み始めたらやっぱり面白くて、どんどん読めちゃうんだよね。

ほんと悔しいw

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