酔生夢死の日録

ド素人が好き勝手に語る妄言です

中国:悪質な食品業者は死刑

2011年03月05日 | 感想
中国で今開かれている全人代(全国人民代表大会:中国の国会)で、

悪質な食品業者は死刑に出来る法改正が行なわれたそうだ。(サーチナ

確かに、毒ギョーザを始めとしてメラミン・ミルクやら何やら、悪質な事件は

多かったし、しかもあまり反省していないようなので、ここまでしないと

モラルは改善しないのかもしれない。


私は知らなかったのだが「革牛乳」なるものもあったらしい。(サーチナ

これは牛乳に「皮革たんぱく粉」(これは「古い皮革製品や動物の体毛を溶かして

粉状にしたもので、メラミン同様、乳製品のたんぱく質含有量を多く見せる

ことができる。」ために用いられるようだ。しかし強毒性の物質が含まれて

おり、体内に吸収されると分解されず蓄積して中毒症状を起こす可能性がある

だけでなく、場合によっては死ぬこともあるらしい。しかもこれは粉なので

何らかの製品の中に入っている可能性は否定できないのではないか。

さらに言えばこの強毒性物質はメラニンよりも検出が難しいようだ)


さらに私が驚いたのはこの記事である(サーチナ

何と偽の”日本製・粉ミルク”を作る為に本物の日本製・粉ミルクの空き缶を

高値(1個10元=約120円)で買い取るという広告がネット掲示板に

出ているというのだ。

メラミン・ミルク問題で、中国では安全な日本製の粉ミルクに人気が

集まっているということは知っていたが、まさかこんな事態とは・・・。

そこに輪を掛けて、昨年の宮崎での牛の口蹄疫問題で日本からの粉ミルクの

輸入一時禁止されたことも大いに影響したようだ。


ところで中国のことはさておき、日本でもウナギを始め、ハチミツその他

様々な食品で偽装表示が多発した。

未だに根絶出来たとはとても言えないだろうと思う。

改善が遅々として進まないということは、不正がそれほど広く蔓延していた

ということなのだろう。