酔生夢死の日録

ド素人が好き勝手に語る妄言です

食品偽装と役人の不正の共通項

2008年03月20日 | 感想
食品の偽装表示問題も、もう食傷気味だし

国交省の道路財源の流用問題も

我々市民は社保庁の不正問題で感覚が麻痺しているので

今更取り立てて騒ぐ気も起きないのでしょう。


特定の「悪者」を作り上げて

吊るし上げるのが大好きなメディアが

今回はそれほど熱心でないのは

或る意味で注目すべき事だと思います。


要するに、「食品偽装」では新鮮味が無いし

役人の税金の私物化では、そんなに視聴率が稼げない

という判断が働いたのだと思います。


しかしながら、この問題には両方とも

「ばれるまで続ける」という極悪非道の魂胆

が感じられます。


ところで視点を変えて見てみると

別の問題が浮き彫りになります。


それは槍玉に挙がるのは、どちらかと言えば

中小の企業ばかりで、巨大企業は殆どと言っていい程

批判の対象にはなりません。


キャノンの偽装請負問題も

アメリカ・トヨタの社長セクハラ問題も

見事なほどに消え去られました。

(日頃「強気」を売り物にしている「週刊新潮」「週刊文春」

も静かだったと記憶しています)


メディアが報道を「自粛」したとしか

考えられません。