パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

捨てられない物(本)

2007年02月21日 21時55分06秒 | Weblog
新居に引っ越して約一ヶ月
しかし、まだ部屋には段ボールがゴロゴロ
怪我をしてしまったので、片付けできないのは仕方ないけれど
この言い訳が効くのもあと僅か(?)
そろそろ小言を言われそう

それにしても、正直なところ、物が多すぎた
自分の守備範囲では本類だが
このくらいは収まるだろうと思ったのが
どうしてどうして、収まる様子にない

前の引っ越しの時にも思いきって(?)
随分リサイクルショップに売ったり、処分したと思ったのに
まだまだ思い切りが足りないようだ

という事で、再度リサイクルショップに持っていく本を選別しているのだが
これがなかなか難しい!
汚い文庫本でも、「あのときこうだった」と記憶にある物は
簡単には捨てがたい
面白かった本、いつか読んでやろうと気張った本、結構高かった本
それらはどうしても離したくない

そんなことを、冷静になって考えてみると
残しておきたい本、捨てられない本というのは
いわゆる古典という範疇の本である事に気がついた
ブームの類いは一気にその生命力を失っているように
背表紙からも感じられる

なるほど、確かに古典は時間を経て残っているだけの事はある?
いつか読んでちょうだいよ!と言ってるみたいだ

そうだな、もう一回、もしくは読んでなくて読み終えたい本は
ライプニッツ全集、希望の原理、西脇順三郎全集、アンリ・ベルクソンの本
自然界における左と右、ゲーテのファウスト、カラマーゾフの兄弟
不思議な数eの物語、ヘッセ、キエルケゴールの本等いろいろだ

しかし、やっぱり気力が続きそうになさそう

ホント、若い頃は訳もわからずとも
最後のページまで行ったことに
今は嫉妬してしまう
情けない!
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