猛烈に暑いこの時期にサッカーの試合をするのは普通は躊躇われる
昔、少中学生のサッカーコーチをしていた時
熱中症になって気持ち悪くなった子どもが二人いた
直ぐに回復とはいかず、翌日の試合も休んだことがあり
熱中症は怖いと実感した
昨日の夜7時ちょっと過ぎから韓国で東アジアE-1 サッカー選手権の
日本対香港戦が行われた
中国戦と韓国戦を残しているが、メンバーは海外組は呼ばず
国内で数字とか実績を残している選手が選ばれた
残念ながら、その多くの選手は知らない
だから試合の興味は勝ち負けよりも、隠れたお宝はいるのだろうか?
が興味の対象となった
相馬と稲垣は安定した活躍で、相手も相馬に好き勝手にやられているなら
もう少し手を打てばいいのに、、と相手目線ではそう感じた
試合は前半は一方的になった
ジャーメイン良がハットトリックどころか4得点
特に最初の得点は相馬のクロスを胸のトラップから
シュートが浮かないように体を倒してボレーシュートが素晴らしかった
先回のワールドカップのブラジルのリシャルリソンの似たようなシュートを思い出した
フォワードはのると手がつけられなくなる選手がいるが
昨日のジャーメイン良はその典型で、頭でのシュート
真ん中で横からのパスをきれいに合わせたシュートなど
簡単に決めているようだが、点取り屋の才能を感じるものだった
試合は5点も入ると、少しだらけることがある
選手交代が行われた後半は、勝負に関係なさそうな雰囲気に溢れていたし
交代の選手はいいところを見せたいし
まして、チームの練習時間は少ないということで上手くいかなかった
相手が慣れてきたとか以前にミスも多かった
こうして流れが良くない時に再び流れを呼び戻すことは
若い人ばかりだとなかなか上手くいかない
やはり経験を積んだリーダーシップをもった人物は必要だ
(試合結果は6−1で日本の勝利)
ところで良い選手かどうかを見分ける方法はサイドアタッカーは
縦に抜いての中央にクロスが、守備側の選手に当ててしまうかどうかが
判断の決め手になるといつも思っていた
その点では若い選手は合格とは言えなかった
中央の選手は、縦のパスが通るか(楔のパスも含めて)という点と
縦のスルーパスのスピードが速すぎないことがポイントだと思っていた
(久保建英も本田圭佑も速すぎないパスを送ることができる)
昨日はパススピードの点で合格した人はいなかった
それにしても夏のサッカーは大変だ
来年はこの時期にアメリカ・カナダ・メキシコの3カ国で
ワールドカップが行われる
1994年のアメリカ大会のときは、暑さに対する我慢比べの大会
と言われたこともあった
サッカー選手の見本市とか餅代稼ぎといわれるワールドカップ
商売としてもFIFAの気持ちもわからないではないが
選手のことを思うと、、やはり夏のサッカーはちょいと考えてほしいものだ