アメリカの数字を組み合わせる宝くじ
メガ・ミリオンズがしばらく当選者がいなくて
繰越金が貯まりに貯まって一等賞金が500億円以上に
さすがにここまでの数字になるとメディアも放っておかない
一攫千金を狙う(夢見る)普通の人も宝くじを求めて長蛇の列
そんな映像が流れていた
しかし、待てよ!
これはなにかおかしくないか!
まともじゃないというか、異常ではないのか
異常なのは数字がでかいだけではない
それを許している社会(宝くじ販売会社)
報道する側も正気を失っているというか
これは夢などという範囲のものではない
普通に考えて単に運だけで、超のつく大金を
急に手にしたらその人の生活は狂ってしまわないか?
人それぞれと言うレベルを超えて
それは危険なことではないのか?
今回のことで一番危険に感じるのは
このニュースを、刺激的な興味深いという判断だけで
面白おかしく報道していること
そして皆がそれに対して疑問も問題点も感じずにいるように
思えてしまうこと
ハッキリ言う
これはダメだ!
それを夢と言うのは、感覚が既に麻痺して
正当な判断ができないでいるのだ
アメリカはあれだけ銃乱射事件が起きて
多くの被害者が出ているというのに
悪いのは銃ではない、それを扱う人間だ、との論法で
依然として銃規制が進まない
この件もそれと同じような気がしてならない
可能性にだけにかけるものではなくて
人の限界を理解した上で、あえてタブーを設定するのも
人間の優れた知恵のあり方のように思えるのだけれど
こんな風にぼやいているのは少数派過ぎるかな