図書館で借りた「侍の本分」
気楽に読めるかと思いきや、武将の名前があれこれ出てきて覚えられないし
漢字の読み方も普段と違うので、頭が混乱
少し困った状態だ
だが記憶に残りそうな部分があった
家康の祖父、清康は裏切りにあって殺されているが
これは松平信定の策略であったといわれており
裏切りの遠因となるのが、どうも自分の住む新城市の
宇利城での攻防のときに遡るようだ
宇利城攻略戦において、支援の遅れた信定を清康が罵倒した
清康自身はその場限りの叱責であったのだろうが、
信定は遺恨を抱き続け宗家簒奪の機を窺う決意を固めたものと考えられている。
ここで教訓
人を叱るときは、大の大人が屈辱感を感じるほど叱ってはいけない
叱った方は忘れても、受けた側は忘れられない
家康さんも竹千代時代に鷹狩をしていた時、
鷹がある家に入ってしまった、大事にならないよう内緒で事を収めようとすると
その行為を罵倒した人物がいた
その人物は、後に関ヶ原だったか大阪の陣だったかに捕まって
穏便に済まされる可能性があったのだが、家康は昔のことを思い出して
極刑にしてしまった
家康さんも昔の屈辱を忘れていなかった
人はなかなか聖人になれないから、こんなことはどの時代も
どこでも行われている
どこでも、、?
今の新城市でも?
人は自分たちが思うほど、理性的な存在ではないようだ