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パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

選挙と政治と教育

2025年07月20日 09時13分04秒 | あれこれ考えること

連休の中日で参議院選挙の投開票日
まだ投票していない人はせっかくの権利を行使しましょう

昨日のこと、ジムで会った教師の経験のある人に聞いてみた
「学校では政治的なことの教育はなされるのですか
   何か討論をするようなことはあるのですか?」

「あなたの力で社会を変えることはできないと思いますか?」
のアンケートに、世界の中で日本だけが圧倒的に「イエス」
の回答が多いことを知って、ちょいとまずいのでは!
と思い聞いてみたのだった

「制度は教えるけれど、突っ込んだどちらが良いという話は、、、」
これは、「やはり」が偽らざる実感だった
教育の現場はどうなっているかわからないが、少しばかり不満を覚えるのが
よくある模擬投票をすることで、すべてわかったような気にさせる指導の姿だ
模擬投票は政策の良し悪しを検討したうえで行われるとしても
何かを変える具体的な行動ではない
もっと、生活に密着した何かを体験させるべきではないかと個人的には思う

この地区では中学の制服が変わることになったが
それはある中学の生徒の声がきっかけとなったそうだ
女の子もパンツ姿で登下校したい(冬にスカートは寒すぎるなどの理由?)
ブレザーのほうが今風でおしゃれっぽい
きっかけとなった理由はおっさんにはわからないが
それでも自分たちの意思を的確な人々に訴えて
その思いを実現するという体験は、模擬投票以上の政権だと思う

良く言われる言葉に
「政治に無関心な人はいても、政治に無関係な人はいない」がある
間接的に自分ごととして返ってくるいろんなこと
それをまずは自覚することが必要だ

しかし、深刻な問題は無関心層の無邪気な暴走の可能性だ
多くの人は自分の力で発見したようなSNSの情報は
実はプラットフォームのアルゴリズムによってコントロールされているのだが
その実態を意識していない気がする
むしろ自分に似た考えを持つ人が多いと錯覚してそれで自己満足してしまう
(そうした動画は自分の言いたいことを言ってくれているとの評価をする)

これらの渦から逃れるには、情報リテラシー力のアップとか
その他の解決すべき問題をクリアしてから身につくものだと思うが
つまりは一人のちゃんとした大人を作るのは(育てるのは)時間がかかるということで
だからこそ、教育の時点でもっと本質的なことをしないとあかんな
と思えてならない

これは、歳を重ねて分別臭くなったおっさんの思い


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