パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

子供会サッカー大会

2009年01月25日 15時52分39秒 | サッカー
今日は年に一度の恒例行事、子供会サッカー大会
別名に「サッカーを楽しむ会」
とあるように、勝負より楽しむことが主体なのだが
それでも出れば勝ちたいと思うのは人の常
それに「楽しむ」とは勝つこと、とも言えなくもないので
メンバーの選択は結構悩ましい

今年になってから隣の方から頼まれて2週間ばかり
サッカーの練習を行った
メンバーは4年から6年まで、中に女の子が5人

さてその実力は?
2週間で強くなる方法なんて現実にはないので
その2週間はとにかくボールを前に運ぶことを主に行った

流石に4年以上となると普段の自分の担当の1.2年とは違う
まず言ってわかるのがありがたい
それに少し試しにいろいろやらせてみると割りに運動神経の良い子がいて
これはそこそこ行けるかも?と期待を持たせた

さて当日のメンバー
子供会からなるべく全員出してあげてほしいとの要望があり
主になるメンバー、キーパー、ミッドフィルダー、フォワードの数人は固定し
あとは負担の少ないところに女の子、低学年を配置して
不安なところは主になる選手が自発的に判断して
カバーするように指示した

さてそれが実際にはできたか?と言えば
みんな夢中になりすぎて練習したボールをスペースに出すことができない
ただ闇雲に中央に蹴っていくだけ
何回か危険な状況になっても自分たちで修正まではとても余裕がない
あまり声を出すのは好ましくないが、2.3指示をしてもすぐに
夢中になってボールばかり眺めて突進する

だがこれは悪いことばかりではあるまい
少なくともサッカーを楽しむという時点においては
当初の目的は果たしたかもしれない
その証拠に最初は試合に出ないと言っていた女の子も
もっと出たい、とか次には出してほしい!という始末

とにかくあんなに夢中になって走り回る経験がないだけに
疲れるけどほてった顔も満足感が満ちあふれている

さて試合は?
最初に試合はサッカークラブの子が4人いるチーム
(6年一人、5年3人)
こちらも野球部に所属している運動神経の良い子がいるので
もしかしたらそこそこかな!と思ったのだが
それは流石に甘かった
最初から攻められっぱなし
ボールを前に運べない
クラブの子にボールがわたるとボールが取れない
何回も決定的なピンチをキーパーのスーパーなプレイでなんとか切り抜けた

後半相手のキーとなる子の近くにいるように言ったが
自分のしたいことで頭がいっぱい
仕方ないかな
女の子にはあまり難しいことは言わず
とにかく前にボールを運ぶことと、怖いかもしれないけれど
ボールを持った相手の前にすぐ立ちなさい
そして目の前にあるボールは味方同士で譲り合ってはいけない
とだけ伝えて送り出した

その結果40分終了時は0-0
トーナメントなのでPK戦に
「PK蹴りたい子」
自分は上手い下手より意欲を重視するので
最初に手を挙げた5人の順番をきめて運を天に任せた

しびれるような緊張感の中
時の運はこちら傾き3-2で勝ち

次の試合に決勝の権利をかけて戦ったが
今度もPK戦
前半に1点失ったが、敗戦間際のロスタイムにしぶとく同点
実はこのときの応援団の熱狂ぶりは凄まじく
この時点で今日のサッカー大会は上手くいった
と自画自賛した

今回はPK戦は負けてしまったが
順当なところだったかもしれない
相手には経験者が数人いた
こちらは経験者は4年だけ
運動神経がよくても疲れた中ではまともに蹴れなくなっていた

こうして眺めてみると
サッカークラブの連中の上手さが際立った
(それでないと困るが)
ボールをとられない、蹴るまでの時間が早い、あと一歩の速さが違うなどなど

さてもう少しあとから今日の反省会
自分的には充分楽しんでもらえたと思うが
子供たちはなんと言うかな?
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