パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

頭で理解するより、身にしみ込ませた方がいい

2010年05月25日 20時03分08秒 | サッカー
昨日の日韓戦の負け
ショックが大きいのは敗戦のせいではなく
明らかに以前より日本が弱くなっているのが見えたから
やっと追いついた韓国にまた大きく離されてしまった感じ
戦術をどうのこうの言う前に
個々のレベルが、大事にするところが、違いすぎる

それにしても日本のいいわけの大前提
「フィジカルが弱い」
これについて、いったいどうやって乗り越えていくのだろう
どんな練習をしてクリアするのか?

考えつきそうな事は、数的優位、そしてダイレクトプレーで
フィジカルコンタクトを避ける

しかし、本当にそれでいいのか?

フィジカルが弱いという事に対して、
まずは真っ正面から取り組むべきではないのか

頭で考えついた解決方法は、実はあまり役に立たない
昨日の例では、
球際が弱いとか、取られてからの反応が遅いとか、闘争心がない
こういった事は反省会でどんなに叱られたところで
次に役立つ可能性は少ない

現実的な対処方法は、朝のテレビ番組で松木安太郎氏がつぶやいた
「アンダープレッシャーのなかでガツガツ練習すべき」
つまり本番並みの闘いの状況を作って
その中で個々が体の使い方、踏ん張り方、次のプレーへの切り替えを
身につけるべきなのではないのか?

日本代表クラスにそんなことを言うのは
少しばかり偉そうかもしれないが
これらの事は自分らが少年サッカーでやっていても感じる事

そしてバルサの練習方法の秘訣でもあるらしい

残念ながら人の体は頭の理解だけで動くものではない
むしろ習慣となったリアクションみたいなもので動く
kAZUがイタリアから帰って来たとき、スーパーなプレーができたのは
彼の体の中にイタリアのサッカープレーヤーのスピードの幻影が
しみ込んでいたからではないのか
それこそ日本のプレーヤーはのんびりしている様に感じたのではないのか

昨日のパクチソンはアジアレベルの試合では
ハイテンポなイングランドの試合に慣れた身には
余裕綽々だったのではないのか

答えを頭で出す前に
まずは思い切り悩んで、そこから抜け出す技術、工夫を
見つけ出す様にしなければ、後々の進歩が見られないような気がする

ヨーロッパのチーム内の練習試合では
それこそ喧嘩になってしまうほどガチンコでやるらしい
(自分自身をアッピールしなければならないから)
実はここのところを実践したほうが良さそうな気がするが、、、

岡田監督、テレビのニュースで見た練習風景は
相変わらずノープレッシャーのなかでのパス交換やシュート(?)

ほんと大丈夫かな?


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