パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

完敗どころか

2010年05月24日 21時45分52秒 | サッカー
日韓戦 0-2で完敗

いや完敗どころか、問題山積!
はたしてこれから立て直せるか?

まず最初に注目したのはゲームの入り方
その試合全体のリズムを決めるから慎重に、かつ大胆に入るべきを
相変わらずバックパス、横パスの連続
このゆっくりしたリズムが結局最後までといった感じ

それからいったいどうやって得点するのか?
全然イメージできなかったが
これも予想通り

韓国は今回は本田が要注意とみなして
現実的にハイプレスで対応
日本の本田に対するくさび、縦パスは緩過ぎて
あれじゃダメでしょう
本田もミスが多かった

中村俊、遠藤この二人体調はどうなんだろう?
全然キレがなかった
中村は存在感なかったし
遠藤はミスが多かった

それにしてもバックパス、横パスの多さはなんだ
相手がプレスをかけてくると、かわして前にパス
なんてシーンは皆無
プレスが来たら横に後ろに逃げるだけ
大きく前に蹴ってもヘッドも競り負けている

コンビネーションがどうのこうの以前の問題
まずは本当に闘える体調の選手だったのか?

細かいところでのパスミスが続くと
つくづく小野の不在が残念に思われてならない
ちょっとした部分でパスがつながるのと
つながらないのではゲーム全体のリズムが変わってくる

交代もなんだかよくわからない
後半から中村俊は中村憲と変わってもよかったのでは?
本田はミスが多くて疑問があるにしても
大久保よりは時間を与えるべき
それが点を取るという姿勢なのでは!

しかし、こうして愚痴っていてもどうにもならないが
かつて外国の監督が日本人はプレシャーがあると
(精神的なではなく物理的なプレシャー)ミスをする
と批評していたが、今日のプレーはまさにその通り
あわてて出すボールはほとんど相手側に!

こういうのは実は普段の練習が切り取りで終わっているから
ではないのか?
「ストップ!」
今のシーン攻撃側はこう動いて、、、
守備側は数的有利を確保する様に、、
さあもう一度!
こういう練習はまさか代表レベルではやっていないと思うけれど
こんなのは実際のゲームにはあり得ない状況
ゲームは常に動いていて
その都度その都度すべき事が変わっていく

パクチソンが長友にとられたボールを必死に奪い返しに走った姿は
ルーニーを彷彿させたが
守備意識が高いうんぬんではなく、その時の最善のプレーの選択の結果

まだまだ言いたい事が出てくるけれど
それでも、ある面予想通りの結果で、気分は悪くても
仕方ないかなと思えない事もない

この際、日本代表はワールドカップでボコボコにされた方がいいかもしれない
マゾ的なのではなく
2002年から退化した様に思える日本のサッカーを
根本から考え直す機会となるからだ

その為に日本のサッカーが下火になってしまったとしても仕方ない
仮にそうなったとしても、
押し返す事ができないなら、それだけの事だった!
と考える方がいい

今度はイングランド戦
ジーコの時もイングランドとやっているから比較できるが
どうもイマイチ期待できそうにないのが辛い


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