今日は小学校の卒業式
近所には二人の6年生がいる(男の子と女の子)
二人ともあまり喋らないが、月曜日、木曜日の校門までの
おしゃべりしながらの付き添いは
有り難いボランティアとして認識しているようだ
子どもたちは寂しいだろうなと想像する
先日、女の子が「あと〇〇日しかない」
「想像するともう涙が出そうになる」
「泣かないつもりだけど、泣いてしまうかも」
そんなことを口にしていた
(何十年前の自分たちの小学校の卒業式は、クラスの殆どが大泣きだった)
小学生と同じように先生(担任の)も悲しいだろうなと思う
6年の担任になると、いつもこの辛い思いをしなければならなくなる
わかっていても、情が移った子らと別れは悲しいだろう
まして、卒業生の涙なんかを見せつけられると
感極まるということは容易に想像できる
担任の評価は実は泣いてくれる生徒の数ではないか!とも思う
もう30年前にもなるが、小学生のサッカーコーチをしていた時
年度末には納会が行われたのだが、その年の6年生は個性的な子が多かった
(今でも名前とポジションを思い出すことができる)
この年は雨が全然ふらずに練習グランドも固くて、思うような練習も出来なかった
しかも、愛知国体があったので、普段では無いような愛知県全体の市町村から
選抜されたサッカーの大会があり、それに合わせて練習をしたので
例年よりは接する機会が多かった(普段は週一の練習だが)
納会で卒業する一人ひとりに声を掛ける時、なんだか感極まってしまった
もうこの子らと楽しい時間を過ごすことが出来ないなんて、、
永遠の別れではないけれど、感情がコントロールできなくなりそうだった
そして子どもたちから
「小学校の生活より、サッカーの時間のほうが印象に残っている」
と声が出た時には、平静でいられない気がした
今は教師になっているこの時のキャプテンとは、現在も付き合いがある
そして彼は相変わらず尊敬の念をもって接してくれる
いくら大人になっても、先生になっても、自分の中では〇〇ちゃんのイメージ抜けない
同じように彼の頭の中は〇〇コーチの印象が残っているかもしれない
もっとも大人になって、深い話も交わすことができるようになった今は
面白いおっちゃんと思っているかもしれないが
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