パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

その後の変化を予想

2011年04月11日 20時56分21秒 | Weblog

この震災以後、人は変わる

変わらざるをえない

どのように変わるか?

それは復興の過程、グランドプランに兆しは見えるに違いない

 

復興と言っても、以前のようなある種の物質文明を

もう一度!という形にはならない気がする

 

GDPが世界第2位と言って誇らしげにしていた国

しかし一人頭で換算すれば10番前後

しかも一人ひとりが幸せを感じているか

といえばこれもまたおおいに疑問だったりして

つまりは以前の姿はもどるべき姿ではないことは

少し考えれば分かること

 

だが判断の基準を前の生活との比較でしか考えられない人たち

いわゆる想像力、洞察力のない人たちは

復興は単純に乗り越えることだと考える

 

後になって乗り越えることになるだろうが

それは乗り越えるというより

しなやかに変化していって

結果的に乗り越えたという表現で表されることになる気がする

 

とにかくこれから以後は何もかもが変わる

気づかないうちにかわる

多分メディアは死活問題に直面するだろう

コミニュケーションの方法や情報の取得の仕方、時間の潰し方はおおいに変わる

そしてそれらによる人間の関心の変化、優先順位の変化は

あまりにも自然で気づかずにいてしまうかもしれない

 

実はこの変化、自分はおおいに期待している

結局、人に必要なのは部分的なテクノロジーではなくて

全人格的な判断力、教養、共感力、行動力

そんなことが明らかになるのでは?

 

そんな時、

自分も責任の外にいる批評家、評論家から脱皮して

生産的なことをしなくては!

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前提を疑う | トップ | より良い原発事故報道につい... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事