パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

ポップス版クラシックの名曲

2009年01月15日 21時23分49秒 | Weblog
あれっ!これ聞いたことがある
ちょっと待てよ、ええと、、、
(音楽を追って、ちょっと考えて)
そうだ、モーツァルトのピアノ協奏曲23番 K488の
第2楽章だ

昼のひととき、たまたま聞いていたNHKFMで薬師丸ひろ子の
「花のささやき」と言う曲が流れたときのこと
全部が全部引用されている訳ではなく、主だったところだけだったけれど
こんな風にポップス風にしても、モーツァルトはいいなあ!
妙に感傷的ではないし、それでいて深いし 
感心することしきりだった 
というかこのことを誰かに言いたくて
仕方ないくらいの気持ちになった
モーツァルトはいいなあ!ということと 
モーツァルトのピアノ協奏曲23番 K488の第2楽章が
趣味よくアレンジされていることを 

所謂クラシック音楽をポップスにしたものでは 
平原綾香のジュピター ホルストの惑星の木星が有名だが
古くはベートーヴェンの「エリーゼのために」は「キッスは目にして」
最近はポップスとしての曲名は知らないけれど
ボロディンのダッタン人の踊り
ビゼーのアルルの女からファランドール
エルガーの威風堂々
プッチーニの誰も寝てはならぬ 
等がラップというかヒップポップにされて流れているのを聞いたことがある

こんな時思うことはクラシックとかポップスとかに優劣、貴賎はないということ
あるのはいいものと悪いものだけで
堅苦しいイメージのクラシックも今風にアレンジすれば大いに感情移入できるし
わかりやすい

フィリッパ・ジョルダーノの歌う「歌に生き愛に生き」は
ちゃんとしたベルカントの歌にも劣らず気持ちいいし
バーバラ・ストライザンドの歌うヴォルフやドビッシー、フォーレは
(クラシカルバーバラというアルバム)
本来の姿よりずっと聞きやすい

そこで思い出したのが昔「題名のない音楽会」で
北島三郎がなにかオペラのテノールの曲を歌ったときのこと
ライブなので乗りに乗った歌唱で本当に凄かったし
見ていて聞いていて楽しかった

また隠し芸大会で森進一が
「ある晴れた日に」を歌ったときも、ほんと感情の流れが素直に感じ取れて
よかった(だから今でも覚えている)

まだまだ他にもマイケル・ボルトンのアヴェ・マリアもよかった

歌にはカバー曲というのがあるけれど
原曲がこのようにクラシックというのももっと探せば
そして誰かが頑張ってアレンジしたりすれば
まだまだ商業的にもヒットしそうな鉱脈はありそうな気がするけれど、
どんなものかな?
 

        
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