パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

才能(柿谷)

2016年03月12日 20時59分37秒 | サッカー

久し振りにセレッソの8番を見た(対群馬戦)
今年の8番は柿谷
せっかくのヨーロッパの参戦(バーゼル)は
残念ながらうまくいったとはいえない
チーム内競争が厳しかったのと、フィジカルの面での工夫
そして結果を出すことへの貪欲さ、それと守備力が問題かなと思われる

J2の試合なのでスカパーで見た
最初見た時は骨格が以前よりゴツくなっているような印象
でプレーは?

相変わらずのところもあれば、少し進歩したように見える所もある
以前日本にいた時のワントップではなく、もうすこしボールに触れる位置が
今年のポジションになっている
ボールを持つと上手い
というか細かいところも通すしタイミングがつかみにくい 
でも多分香川や清武と比べるとまだミスが多い
それと守備に回ると相手からボール奪取という感じではなく
コースの限定だけだからいまいち迫力に欠ける

しかし、今日のびっくりするような左足バックヒールキックの
誰もわからないタイミングのシュートを見ると
才能とは何かを感じてしまう(結果はセレッソ1-0群馬)

サッカーのような点の入らないゲームでタッチ数も多くないなかで
点を取ってしまうということは、そういう運命というよりは
才能だと感じる

今日も杉本は決定的なチャンスがあった
前の試合もあった
しかし決めていない
惜しいシュートを撃つ選手はどのチームもいる
しかし実際に点を採る人となると限られる

プレーを画面を通してみると、ボール扱いの柔らかさが違う
ひところの小野に似ているかもしれない
そういえば守備の弱さ、運動量の少なさ、
プレーの見極め(諦め)の早さも小野に似ている
でも、お金を払っても見ると面白いと言うか、なにかプロとか
絶対真似できないものを見るとするなら
こういう人だろうなと思ってしまう

今日の試合、群馬はまずまずだった
しかしあの奇抜なシュートの毒気にあたったというか
ショックが勢いをくじいたような気がする
実際試合を決めるそういうシュートはあるものだ

本当は柿谷にはもう少しミスを少なくしてほしい
そして、守備を気まぐれにスライディングするよりは
相手との間隔を短くとってボール奪取を試みてほしい

しかし、そうなると良さを消すことになるかもしれないから
サッカーは難しい
確かに見ていて面白い選手なだけにさらなる進歩を望みたい
もう若くないのだから
彼はクルピ監督が求めた結果を出し続けることに昔より
貪欲にならねばならない
それはチームの為に守備をするといったものではなく
自分の持ち分の得点するとか絡むという点で

ところでサッカー三昧の土曜日
先ほど見終わったグランパス対フロンターレ
小倉監督の選手交代のタイミングがミスった感じ
(グランパス2-3フロンターレ)
守りの態勢の時に替えると緊張が途切れて失点することが多いが
まさにこのパターンだった
小倉監督は経験とすることができたか 


 

 

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