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パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

久しぶりに蛇足ながら産廃の話題

2015年07月24日 21時56分57秒 | 産廃

新城市は新庁舎建設の見直しだけでなく
産廃業者の進出が大いに問題となっている
八名地区の住民は素人の集まりながら地道に活動し
6月の市議会では施肥条例の可決まで持ち込んだ
(その努力には頭がさがる) 

ところでこの6月の市議会で持ち上がった問題がある
それは地区に代わって市が産廃業者であるタナカ興業と
環境協定を結ぶつもりであるということ

これは環境部長から説明されたが、もちろん職員個人の方針とか
意見ではない
市の方針とは実は市長の方針ということ 
もちろん地域の住民は、そんな軟弱な協定などを結ぶことには反対している

6月議会で説明された環境部長の話では
環境協定は拘束力があり、一定の歯止めになりうる
というもので
今日、富岡で行われた市長と語る会で市長は
なぜ市が地域にかわって協定を結ぶかといえば、タナカ興業の営業の認可については
県の判断であって、もし県が許可をしてしまってからでは遅すぎるので
念の為に一定の歯止めとなるであろう環境協定を結ぶことは有効な手段
と説明している

しかし、反対派の意見は、そもそも環境協定自体になんの拘束力もなく
単に守ってもらう依頼にすぎないし
環境協定を結ぶということ自体が県に、新城市は一応営業しても良いとしていると
判断されてしまう材料になってしまう
現在県も大いに悩んでいる問題を、こういう判断に導く可能性のあるものは
避けたほうがよいというもの

こんな風に考え方は、モノは言いようで全く平行線
自分としては、今までのように強固に進出阻止を掲げるほうが
安易な保険である環境協定を結ぶよりも
より現実的と思える

タナカ興業はゴミか肥料かとか
堆肥と称されるものの中にヒ素が検出されたり
反社会的勢力との関わりが噂されたり
つまり県が自信を持って認可できる状態でないのは事実
まして県からもタナカ興業に依頼する下水等も減少している

タナカ興業は地域住民からの質問には何も答えないし
答えやすく変更された市からの質問に答えたが
更に突っ込んだ次の質問には答えていない

客観的に見ればこの企業が信頼に値するかどうかは
誰の目にも明らか
信頼できそうもない企業が約束を守ると判断するのは
現実的ではない

それでも言葉巧みに、なにか理屈をつけて営業許可に進めそうな
状況をつくるとしたら、、
市長は民意を無視していることにならないか
たとえ許可を下すのが県であったとしても 

 

コメント
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