goo blog サービス終了のお知らせ 

パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

実務協議の事前参考資料が公にされ、批判材料に使われている

2015年07月29日 14時50分04秒 | 住民投票・市庁舎・リコール・市政

新城市の新庁舎建設に関する実務協議については
実務協議に参加している太田さんが運営する
Facebookページ「新城市の新市庁舎建設を考える会」
に詳しく(自分とは違った視点で)紹介されている

そこでつい先程報告された事柄に驚いた
自分は出来るだけ感情的に好き嫌いから発する混乱は
ないことを望んできたが、今回は少し腹の立つことになってしまって
一言言わなければ収まらない気分になってしまった

この感情は住民投票に訳の分からない選択肢を選んだ
議員(議会)に対する時と似ている

その内容とは、
実務協議で公にされる資料が、実務協議に入る前に
市長を囲んでの討論会に市民案の否定材料として使われている
ということ

具体的には、3回目の実務協議で市側から机・ロッカーが入らないとされた市民側は
知恵を絞って、またいろんな地区の案を参考にして、入らないとされた机・ロッカーが
すっかり入る案を考えだした
それを市民案2と名付ける
この市民案2を実務協議の市側の担当者に事前に提出し
実務協議で円滑に会議が進むようにした
ところが、まだ公にはされていないこの市民案2は
どういうわけか市長の後援会が主催する会議の席に渡っていて
その席で、いろいろ難癖・欠点を挙げる材料とされたとのことが
討論会に出かけた市民側のスタッフから報告されたのだ

実は実務協議の一般にはオープンとなっていない資料 が
(当日配られていない資料)
市長を囲んでの会に利用されたことは以前にもある

それは第2回目の実務協議でなされた体育館前の交差点から
誤侵入した車の 一回転して向きを変える軌跡の図のこと
この日は進入に対して制限がある旨の図は傍聴者に配られた
しかし道路軌跡については会場のプレゼン画面で明らかにされただけで
一般には公にされていない
それは市民案が対応策を考えるかもしれないので
市側としてはこんな問題があります
と提示しただけなのかもしれない
ところが、この大型車両のとんでもなく面積を要する軌跡図が
(市民側には少し頭の痛い問題、しかしよく考えると市側にも都合の悪い問題)
市長を囲む会に市民案を否定する材料として使われた
これもその会場に参加した人から報告を受けた

資料を配っていけないとは言わない
しかしそれは公表資料として明らかにされたものを
実務協議に行けなかった人に示すというもので
実務協議の事前の内容をオープンにしたり
その資料を元に市民案を否定する立場に利用するとは
とんでもないことだ

誤進入の問題は切り返しによる方向転換をすれば
ということで市側も了解、問題解決となったが
今度の市側の攻め手は机・ロッカーは入らないという点

どうしますか?
と市民側に投げかけられたのだから
4回目の実務協議までの間に
先に上げたような努力で、解決できる方法を考え
それを市側の実務協議参加者に提出した(市民案2)
その時に市側との協議で少し調整箇所があるので
再度市民側は新しく提出する予定だったが
このまだ未完の市民案2が市長後援会の手に渡り
難癖をつける道具となってしまった

これはどうやって解釈すればよいのだろうか?

市長は実務協議に立ち会っているが会議には参加していない
実務協議の進展を見守り、市民案の参考にできる点
検討に値する部分の取捨選択に取り組んでいると思ったが
どうやら実態は全然そうではないようだ

市民側の案を聞くということは
市民案の不備・欠点をつくことだけが目的で
市民側と協力してよい見直し案を作成しようという姿勢は
全然ないということが、残念ながら今回のことで
明らかになってしまったのではないか
(市の職員がそうしているということではない
 職員は誰かの意図を代弁しているの過ぎない)

これは、本当に問題だ
見直し案の裁量権や選択権は市長にある
実務協議で参考にすべき市民案を聞いているポーズをとって
知らないところでは難癖をつける
これは公人のすることなのだろうか

今日7時から第4回の実務協議がある
問題なく冷静に事が進むか!
少し心配になってきた


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする