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パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

神道の式典と大国主

2013年04月04日 21時18分51秒 | あれこれ考えること

昨日、あま市でお世話になったおじさんの告別式があった
とても穏やかな人でやさしく、アナログカメラが大好きで
ライカの話になるとずっと話し続けてるような人だった

おじさんも、一昨年亡くなった義理の兄(姉の夫)も
肺がんだった
二人とも抗がん剤も効かず、転移して苦しんだようだったのが
少し辛かった

そのおじさんは、岐阜県の女性ばかりのところに
養子として結婚
そこの家が神道だったため、告別式も神道で行われた

この神道の告別式は初めて
キリスト教のものは2回ほど経験があるが
日本人だけれどそんなに経験できないのは
少し妙な気がしないでもない

祭主は日吉神社の方
感傷的というよりは穢れを取り払うような
式典のパフォーマンスとしては恭しくて
なかなか好ましいものに思えた

二礼二拍手一礼
神道の基本だが、流石にこの時の拍手は
途中で止めて手を合わせるだけで音はさせなかった
そしてそれは、そうだろうな!
素人目にも納得が行った

家に帰って日吉大社をネットで調べると
ご祭神は大国主命、その他松尾大社にも関係する大山咋神
その他にも下鴨神社に関連の鴨玉依姫神と鴨玉依姫神荒魂も
祀られているらしい

しかし、また大国主が出てきた
また、というのは先日本宮山に行って砥鹿神社に
参拝しようとしたのだが、そのご祭神も大国主

大国主を祭ってあるところが多すぎないか?
国譲りというものの、本家より多いのでは?
などと素人はいい加減に思ってしまう

そういえば何かの本で神道の式典は
物部氏が行なっていたものを引き継いでいるとか
なるほど、それなら物部氏が仏教に反対したわけも分かる

多すぎる出雲系の神様
そして物部氏のこと
確かに古代史は言い伝えられているだけのことでは
無さそうだ

出雲と物部氏と秦氏
一体本当はどうだったんだろうか?
ちょっと想像力を働かしてみても楽しい

コメント
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