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パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

呆れた試合(男子サッカー 対韓国戦)

2017年12月17日 08時25分25秒 | サッカー

 東アジアE-1 サッカー選手権 男子 対韓国戦 1-4で完敗 久しぶりにひどい試合だった
実力差があったとしても大の男が必死になっている場合これほどの点差になることは少ない
必死になったご褒美にサッカーの神様は時々ちょっとしたプレゼントを用意しておいてくれて
世の中にジャイアントキラーという言葉が存在するのはそのためだが
昨日の日本の選手の戦い方はテレビ画面から見ても戦う意志が全く感じられないものだった
ラモス瑠偉や田島さんがカンカンになるのは無理からぬこと

サッカーの試合には必死にやっていても「今日はその日ではない 」と思えるくらいついてないことが時々ある
何をやってもうまくいかない、シュートがポストに当たったり、相手のたまたまのシュートが入ったり
だがそういうときは悔しさもあるが、昨日の試合は悔しさもなかった
こんな試合ならコテンパタンに負けたほうが良い  とさえ思えたものだった

早すぎる時間に得点してしまって気が緩み、逆に韓国は点を取るしか無いと開き直って気持ちにスイッチが入り
簡単には負けないはずと思い込んだ日本は結局心と身体のバランスを失ったままズルズルいってしまったというところ
もちろん戦術的な面も韓国のほうが優れていたところもあるが、問題は何故あんなにひ弱だったのかという点だ 
(身長の高い韓国に対してヘッドでの競り合いで負け続けていた高いボールを何故あんなに蹴り込んだのだろう
 それにブロックが強固で難しい状況にも関わらず精度の低い縦のパスを繰り返したのだろう)

この様に芳しくない結果を被るのは精神的な安心感と闘志を与えるキャプテンという存在が不在の時によく起こる
昨日は確かにゲームキャプテンはいた しかし、彼が真にキャプテンの役割を果たせたかというと
ただただ時間とか流れに流されただけといわれて仕方ない 
それを含めて経験不足というかもしれないが、いずれにしても昨日は呆れた試合だった
昨日の試合は昔の岡田監督が南アフリカのワールドカップ前に点差以上に完敗した韓国戦を思い出す
あの試合も不甲斐ないものだったが、本戦ではあの状態からよく開き直って持ち直したものだった 

いずれにしても、問題は多そうな、そしてそれはちょっとやそっとでは片付けれらないような問題
かもしれないところが 問題の深刻さを物語る
マスコミや世間は、良い結果には馬鹿騒ぎをして、悪い結果には目をつむりなかったことにしたい
そんな傾向がいつも見られるが、それはどこか「強きをくじき弱きを助ける」精神ではなくて
「弱い者いじめ」を喜々としてやっている社会を連想させる 
真にこの国のサッカーを強くするには、そして社会全体をまともにするには、ダメなものはダメと
少しばかりキツイ言葉をかけられるようにしないとまずいぞ、、思ったりするが
それにしても昨日はひどかったし呆れた 

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強いほうが勝った(東アジアE-1 サッカー選手権)

2017年12月16日 11時20分45秒 | サッカー

東アジアE-1 サッカー選手権 女子の日本対北朝鮮は0-2で完敗 
確かに岩渕真奈が交代してバランスが崩れたところもあったかもしれないが
全体的には、強いほうが勝った  という印象

それは試合が始まった直後から感じられた
北朝鮮の素早いプレス、寄せ、デュエルの強さ、ひとりひとりのフィジカルの強さ
ボールキープの旨さ、走力、そしてきれいに並んだ守備の体形
少し時間が経って日本も慣れて攻撃できるようになってきたが、最後のところの強さが
不足していて点が入る気配は感じられなかった

こういう試合は男でも女でも戦える選手が必要だ
うまいだけでなく精神的にもタフな戦える選手
スタメンはなでしこの選手たちをよく知らないので何とも言えないが
わりあい戦える選手がが選ばれていたのではないか

坂口は沢さん、宮間さんの時代から好きな選手
今回も相変わらずの活躍だったが、あと数人しっかりした選手が欲しいな

それにしてもいつも思うのは男子も女子もフィジカルの差と言うか力強さ
単なるテレビ画面からの印象だが、走る姿の力強さというのが日本の選手は何故か軽い 
昔マラドーナがドリブルした後の芝を見たらスパイクで掘ったような跡があった
という話があったが、この走る推進力の馬力 スピードではなくて、ボールを前に運ぶ
その馬力の強さがどうも日本の選手は軽い
今までにボールを前に運ぶ馬力があったと感じたのは中田英と本田くらい
あとはスピードがあってもどこか軽くて最終的には怖さには至らないような気がしている

日本人のサッカー選手の足とブラジル人のサッカー選手の足を比較すると
土踏まずの発達がおおいに違うらしい
ブラジル人のそれは地面をしっかり捉えて力を体に伝えるのに対して
日本人のそれはそこまではいっていないと解説されたことがあった
昨日の試合でも同じような印象をもった
走る姿の力強さ、それが全てのシーンで現れているような気さえした

走る姿の力強さの確保は余りにも初歩的すぎて練習のなかにも組み込まれないうだろうし
問題とされないかもしれないが、自分的には全ての根本がここにありそうな気がしてならない

日本人は海外の選手と闘う場合は個々にフィジカルの問題を解決しなければならなくなる
フィジカル勝負を避ける手段も大事だが、ある程度までは耐える方法を体感として持つことは
もっと大事な気がするのだが、、それを思うと長友は凄いな

ところで、急に思い出したが宮間さんは今どうしてるんだろう?
ブームって本当に恐いものだ
 

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ワールドカップの対戦相手決まる

2017年12月02日 09時31分46秒 | サッカー

最近の大相撲の話題(日馬富士の暴力騒動、引退、白鵬・八角親方と貴乃花親方との確執)には
自分は興味が無いので、くどいくらいに繰り返されるテレビ報道は直ぐに切ってしまうし
大騒動ぶりに終止しているテレビメデイアには怒りさえ覚えてしまう
分別くさく言うならば、もっと伝えるべき、時間を割くべき情報はあるだろうに、、と 

ところで、日本時間の未明 サッカーワールドカップ、ロシア大会の一次リーグ対戦相手が決まった
日本はH組 コロンビア・セネガル・ホーランドとベスト16を目指して闘うことになった
くじびき前は運悪くとんでもない組み合わせになったらどうしよう、、と思ったりしたが
この組み合わせは、そんなに悪くないかもしれない

と言っても全部格上
コロンビアは前回のブラジル大会でコテンパンにやられた、
ハメス・ロドリゲス(現在バイエルンミュンヘン所属)のあざ笑うようなシュート(吉田は記憶から消すことが出来ないに違いない)
クアドラードのスピードには翻弄された、、
日本は南米チームにはてっきり弱いが、リベンジしてほしいところ

セネガルはちょっとどんなチームか知らない
ただ身体能力がすば抜けた人たちで、それに如何に早く対応できるようになるかが勝負
ノセるとどうにも手がつけられなくなりそうなので
我慢強く、相手がイライラするくらいひたむきに戦うしかないかもしれない

ホーランドは何と言ってもレヴァンドフスキ(現在バイエルン・ミュンヘン所属)が危険
香川とはドルトムント時代に同僚だったが、シュートの選択肢は多い(右足・左足・頭)
ストライカーらしくエゴイスティックなところが見られるので、気分良くプレーさせないところが肝心

と、闘うまではいろいろ好き勝手な想像が出来て楽しめる
くじびき前は最悪の組み合わせも予想したが、各組の構成を見てみると不思議と
それなりの組み合わせになっている
FIFAランキング順に第1ポッドから第4ポッドまで決めて、抽選したからだが
今回は死の組みたいなのが直感的には見当たらない(どの組も当事者たちは死の組と思うかもしれないが)

この抽選は運任せなのだが、何故か対戦相手が重なることが多い
今回の日本とコロンビアは2回目、以前はクロアチアも2回戦っている
だがその更に上を行くのがアルゼンチンとナイジェリア 
この両チームは大会の度に戦っている  どうも均された確率にはなかなかならないようだ

日本の対戦相手が決まったので、お隣の韓国を見てみると
ドイツ・メキシコ・スウェーデン
現実的で勝負強いドイツ・メキシコに、イタリアとのプレーオフで勝ち上ったスウェーデン
こちらのゾーンの方が厳しそうな印象

前回のワールドカップはアジア勢は全滅に近いくらいの成績しか残せなかった
本戦前は勝手にいろいろ想像できるので、その想像を楽しむことにしよう
(その前に、日本代表は結局誰が選ばれるか、、本田は、香川は、岡崎は、、、どうなんだろう)

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国際親善試合、ベルギー戦

2017年11月15日 19時43分51秒 | サッカー

日本との時間差8時間
現地は夜でも日本では早朝
早寝早起き自慢の自分でも早起きすぎはきつくて結局は録画で確認したのが
日本対ベルギー戦

日本はブラジル戦よりできが良かったというより
あのようなチームはやりやすいのかもしれない 
体格差はあるが真面目にやってくるのは、ブラジルのように即興で何をしてくるか
わからないチームよりは相性が良さそうだ

でも結果的には0-1で負け
この欧州二連戦は個人的にはあまり期待していなかったというか、どこか気乗りしなかった
それでも何か良いところを探さないと淋しい
強いてあげれば、長澤が良かったな ミスが少なく落ち着いて運動量もあって
これは拾い物的な人材かもしれない
井手口は若いけどもう必要不可欠な選手になりつつある
あとは、前目の選手なんだが、どうも日本はこのポジションにいい選手を送り出す事ができない
大迫も原口も、、、どこか物足りない 浅野のほうが可能性を感じる
あと7ヶ月で得点力について何か手があるかと言えば、、、、どうなんだろう

少し楽しみにしていた森岡は時間が少なすぎた
ただ姿勢がピンと立って接触プレイにも耐えられそうなので良いかもしれないが
長澤を使うとすると出番がなくなる、、

吉田はポカが少なくなってきたと思っていたが、相変わらず怖いシーンが時々
酒井高徳はちょっとセンスがない感じ
牧野は闘うという面ではいい選手かもしれない

でも選手間の勝負はこれから、、一体誰が選ばれることやら
ところでベルギーのデ・ブライネはいい選手だな
大きな体をしてミスも少なく正確なパスはベッカムみたい
いつも思うことだが、ホント上には上がいるものだ、、
 

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ビデオ判定は好きじゃない!

2017年11月11日 08時05分39秒 | サッカー

昨日行われた日本対ブラジル戦 結果は1-3の完敗 
本田、香川、岡崎の経験豊かな連中がいない中で
どれだけやれるかが興味があったが、やはり予想された通りになった

ただ少しばかり白けたのは、ビデオ判定システム
前半の早い時間にビデオ判定によりペナルティーエリア内での吉田のファウルが取られてPK
これをネイマールがあっさり決めて、勝負への興味は一気に失せた

このビデオ判定システムは試験期間らしいが、個人的には賛成できない
最近の技術を利用するものとしてゴール判定のそれは仕方ないと思うが
時間を少しばかり遡ってのビデオによるファウル等の判定は、流れがバッサリ切られるので
集中力が(見てる方も)どうしても途切れてしまう

人間の行う審判という行為
間違いがないに越したことはないが、自分はこの人間が起こしてしまう理不尽な間違いも
サッカーを楽しむ要素だと思ったりする(選手たちはそれどころじゃないだろうが)

サッカーを無理やり人生に重ね合わせることはないかもしれないが
理不尽なことに(一時期は)耐えなければならないのが多分人の一生
サッカーはハーフタイムしか休む時間がない
アメリカ発のスポーツのようにタイムをとることが出来ない
流れとか勢いとかが一方的に片方のチームに行ってしまった時も
強引にタイムをとってそれを堰き止めることは出来ない
そういう時はどうするか
ひとつは選手交代をする(その際に少しタイムに似た効果があるかもしれない)
そしてもう一つは、耐える、ひたすら耐える 
実はここの部分が面白い
勢いに負けて崩れてしまうか、それでもギリギリで頑張るか、、
経験者は流れがいつまでも片方に行きっぱなしではなく
いずれ、自分の方にも流れが来ということを知っている
この耐えるという行為  それは攻撃にさらされるという意味だけでなく
審判の判定の理不尽さにも耐えるってところが、とても深いものにしているように思えてならない

理不尽な判定
マラドーナの神の手ゴールも、今なら伝説にもならないで終わってしまう
あれはゴールじゃない、いや審判が認めたのだからゴールだ、、
そんな結論の出ない議論(楽しみ)もないことになる

そしてどう考えても不思議なのは、その判定の理不尽さは長い時間をかけて
公平なところに落ち着きそうなことだ
イングランドで行われたワールドカップのドイツ対イングランドの戦い
イングランドの選手の放ったシュートはゴールのバーにあたり落ちたところが
とっても微妙な位置で、入ったとも言えるが入っていないとも言える
審判はここでゴールを宣言し、接戦だったゲームはイングランドの方に流れがいく

ところが、まったく同じことが何十年後に繰り返された
やはりワールドカップ(南アフリカ大会?)でのイングランド対ドイツ戦
この時もイングランドの選手が放ったシュートはゴールのバーにあたって
またもやややこしい位置に落ちた
ところが今度の判定はノーゴール(あとでビデオを見たら明らかにゴールだった)
でもこのゲームで一番記憶に残っているのは、その時のイングランドの選手の行動だ
彼らは執拗にゴールの訴えをすることもなく(多少はしたかな?)
何事も無かったかのようにゲームを続けたのだ(それは紳士のスポーツみたいな態度で)
それは、人間の行う判定、間違うこともあるさ、その理不尽さも含めてサッカー、、
と言っているように自分には思えた
そしてそれがとてつもなくカッコいい、、と感じた

理不尽な結果も甘んじて受け入れる
そしてそこから、自分のできることをひたすら真面目に行う、、
生活のかかっている選手たちにとっては、見てるだけで勝手な想像をするのは迷惑かもしれないが
そんな自分勝手な想像ができる方が、、少しばかり考えさせられることが多くて面白そう

ということで、理不尽な(と言ってもあまりに偏った笛は問題外だが)
ちゃんとした資格を持った審判の判断に任せる、、、というのは
とても人間的で、自分にとっては好ましいが、、はたしてFIFAは今後どんな結論を出すか
 

 

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走力、正確なキック、ボール奪取力

2017年09月01日 18時30分44秒 | サッカー

昨晩はちょっとした用事があって生では見られなかったワールドカップ最終予選
会議の途中でスマホに、日本2-0オーストラリアの速報が届いてホッとしたところ
今日になって録画したのを見た
結果を知ってると緊張感がない代わりに安心して見られる(どちらが良いことやら)

昨日の試合は、スタメンが後ろは想像したとおり、
中盤は長谷部を底において山口と井手口のトリプルボランチの現実的な形
前は大迫のトップに浅野、乾の新鮮な組み合わせ
走力がある人たちの選択で、多少軽いイメージはあるがこれもありといったところ

でも個人的な印象は昨日は井手口の日だった
ゲーム最初のインターセプトを狙った出足のよいトライが一試合の出来を予想させた
この選手、後半でも疲れを見せずあの二点目となる豪快なシュートを成功させるなど
スタミナのあるところには驚いた
その他にも右の浅野への大きなパス
視野が広いのとパスが正確なのと判断の良さが光る

何か特別に目立つところがあるわけではない
でも走力、正確なキック、ボール奪取力など普通のことが普通にうまい
日本人のうまいという規準は「正確なパス、キック」というのが
もう少し上位にあって良いのではないかと思う
少なくともトリッキーよりは普通にうまい、正確にできることは現実的に役立つし
相手にとっては嫌なこと

サッカーは後ろのメンバーは変えにくい
今回のトリプルボランチは上手くいったから、これからも上位の相手にはいい方法かもしれない
問題は前のメンバー  これは調子の良い人・コンディションの良い人てことになるのかな
いずれにせよ、まずは予選突破 良かった良かった
井手口の選択はハリルホジッチさんのヒット作  だな、きっと 

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ワールドカップ最終予選 タイ戦

2017年03月29日 09時37分20秒 | サッカー

昨日行われた日本対タイ戦
結果は4-0 だが
得点差ほどの圧勝したゲームではなかった
むしろストレスが溜まるような、課題がいくつも浮き上がったゲームだった

負けることはないと勝手に予想し
タイは自陣で守りを固めてくるに違いない
と思い込んでいた選手がいたのではないか
難しいと思われたUAE戦を切り抜けた後だから
気を緩めてはいけないというものの、ホームだしと
知らず知らず緊張感は薄れていたのではないか

試合をする前に勝ち負けを自分たちで決めてしまう
いつも戦ってい負けたことのない相手について、
試合前に今回も勝てるに違いないと思い込むこと
これは良くないことだが、誰もがやりがちなことだ
そしてこの気の緩みはゲームに入って修正しようとしてもなかなか修正できない

タイは思いの外攻撃的に来ていた
最初の数分間でプレスの速さを感じた
それに対し日本はバタついていたので、タイはそれで自信をもって
この方法でいけることを確信したに違いない

ただラッキーだったのは早い時間に香川が得点したこと
落ち着いた良いシュートだった
しかしある面これがまた緊張感を奪ったのかもしれない
これで今日は勝ちだ!と勝手に決めて

後ろのつなぎがバタバタしていた時は香川が中継役として
降りてきて、ボールを前に運ぶ役をしていたが
得点したことによって香川がその特徴を活かせる前目でプレーするようになると
中盤の構成力というか前にボールを運ぶ選手がいなくなって
パスミスや判断ミスが続出してリズムを失ってしまった 

スタメンを見たときには走力のある選手を並べた印象はあったが
ボールを前に運ぶという点では少し不安を覚えた
ボールを前に運ぶのはドリブルだけではないが
それほどパス供給力がある人達がいるわけではなさそうだったからだ

結局、この試合の前のUAE戦と比べると今野の不在が大きかった気がする
酒井高徳は運動量はあったかもしれないが、
残念ながらあのポジションに必要な力は現時点では無い

本当にみんなできが悪かった、長友も森重も酒井宏樹も山口も
それでも結果が残せたのは久保と川島のおかげ
日の当たるところでは久保さま、さまというところ
香川の得点につながるパスも普通の選手なら誰かに引っかかうところを
きちんとパスになっていたし、岡崎へのアシストとなるクロスも正確なものだった
簡単にやっているようだがものごとを普通に正確に出来ているのは
あまり目立たないかもしれないが実は才能がすごいうということ

川島は良かった
この人は時々大きなミスもするが、良い時はこういうプレーをするタイプ
つまり波が大きなタイプだが、今回は良い方に結果が出た

しかし、本当に面白くない試合だった
印象として勝った気がしない
課題が見つかったとして良いと考えるか、日本の現在の力はこんなもの
としてガッカリするかといえば、後者の気分に近い

監督さんの選手の好き嫌いはどうしてもあるようで
ハリルホジッチの好きな選手は、あまり賛成できないけど酒井高徳、宇佐美、原口
それに対して個人的に昨日交代で使ってほしかったのはボランチの遠藤航
クラブワールドカップで大活躍した鹿島の昌子も見てみたかった
(守りを替えるのは度胸がいるが)

何かと話題となる本田はまずまず
それほど出来不出来の波が大きい選手ではなく
与えられた役割はこなしていたのではないか

この試合、結果だけが良かったというところ
今後アジアで抜け出すのは徐々に簡単ではなくなっていく
そんなことを感じさせる試合だった
 

 

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鹿島の得たもの(クラブワールドカップ レアル戦)

2016年12月19日 09時38分01秒 | サッカー

昨日のレアル対鹿島の一戦(クラブワールドカップ決勝戦)は
別の用事があって録画で見ることにした

用事から帰る頃には結論が出ていて「0-3」くらいで
鹿島は健闘しました!くらいの展開かなと思っていた

と言ってもこれは常識的な判断で、レアルの前の試合を
見る限り圧倒的に強い感じは見受けなかった
確かに攻撃力はすごいし最近ずっと負けていない
しかし何か強い時の硬質の強さはあまり感じられなかったから
レアルが過信したりしていたら案外戦えるかもしれない
とも思っていた

家に帰るとまだテレビ中継はやっていた
なんと延長戦
本気を出したレアルにはここまでかなと思っていたところ
やはりCR7の得点
この飛び出し、パス、シュート  お見事
しかし、レアルも圧倒的という感じではなく
鈴木のヘッドのシュートが入っていれば!
と万全では無いように感じられた

結局は実力通り2-4で鹿島の負け
鹿島は世界レベルの選手の力を体で感じたことは大きい
そして、何よりも思ったことはレアルは近いうちに負けるだろう
と感じたこと
今まで勝ちっぱなしのため緊張感が薄れている感じだ

ところで、鹿島がバルサとやったらどんな展開になるか
勝手に想像してみた
「やりにくい」だろうな
まず思い浮かんだのはこの一言
硬質ではない、つかみどころのない攻撃 それに対応するのは難しそう

ところで、今までで日本のチームが絶対勝てないだろうと感じたのは
ACミランと戦った試合
点差以上に差があった

マンU との試合もあの体力勝負の様な展開は
まだまだ日本のチームはしんどい感じと感じた

しかし、鹿島は本当に良い経験をした
あの場所で戦った選手は体で感じた何かがある
その何かを今後うまく活かしてもらいたいものだ
 

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やっぱり!勝負弱いレッズ

2016年12月03日 22時05分21秒 | サッカー

予想したとおりの結果となった
Jリーグの王者を決める戦いは
アントラーズが埼玉で2得点して2試合トータルでは2-2だが
アウェイゴールの差でレッズが負け
結局年間王者だったレッズは肝心なところでまたもや勝負弱いところを露呈した

鹿島での試合は アントラーズ0-1レッズ 
埼玉での試合は  アントラーズ2-1レッズ

相変わらず勝負弱いのがレッズだが、今日もそんな雰囲気がずっとあった
早いうちに興梠の見事なボレーシュートは良かったが
その後がいけない
徐々に縦のパスが入らなくなってリズムが出来ない
最初の15分を過ぎると慣れてきてなかなか自分たちの思うようにできない
これが調子の良いときのサンフレチェだと前にコースがないときは開き直って
作り直すがレッズは一度は戻しても何か焦って前に蹴る
それが不正確だから、自分たちでリズムを崩していく

結局試合をトータルで考えてなくて
最初の勢いで押し切ろうという感じが強い
まるで高校のサッカーとか一時期の国見のサッカーみたい
こういうときはガンバの遠藤のようなリズムを変える選手が必要

レッズは日本人選手ばかりで波長は合うかもしれないが
リズムが一本調子になりやすいところが悪い方に出た感じ
埼玉のサポーターは悲しい思いをすることになったが
ひところの阪神タイガースみたいなもので、
情けないから可愛くて仕方ない みたいな感情があるのではないか

しかしアントラーズも勝ったのは良かったが、
それほど褒められるサッカーでもなかった
ただ勝負強いだけ、、この分だとクラブサッカー選手権は
難しそうな雰囲気だ

全体を通して両チームとも相変わらずキックの正確さが不足している
中村俊輔の良いところはキックフェイントとかではなくて
クソ正確なキックということで(ベッカムもそうだった)
人は地味でも正確なキックをもう少し評価するようにしなければ
いけないのじゃないかな

日本のサッカーはまだまだ long way to go だ
 

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まずは良かったサウジ戦(失点が残念)

2016年11月15日 22時09分12秒 | サッカー

ワールドカップ予選、ホームで年内最終戦の対サウジ戦
結果は2-1で勝利
得失点差でサウジより上にはいけないが、
こちらのゾーンの首位サウジに
ホームとは言え勝ったのは良かった

大迫は検討がついたが久保を右において
真ん中が清武、左がノッてる原口といった
少し思い切ったスタメン

でも、なんとなく点が取れそうな気がしない
前がみんなストライカーじゃない
自分でこじ開けて、自力でなんとかできるタイプじゃない
日本ではそういうタイプは出にくいようだ

しかし、無い物ねだりしても仕方ない
現時点では、こんなものか
失点はしたが、今日はまずまずの守り
相変わらず後ろからのフィードは不正確だし、時間のない時のクリアやパスは
情けないが、それでも今日はよく守れたという感じ

勝てないかもしれないが、相手が勝つには手間がかかる
今日はそういった現実的なチームの印象
やはり戦う気持ちというのが大きいとみえて
大の男が必死になればこんなものだろう

サウジはドリブルで攻めてくるチーム
ドリブルの上手い選手はボールの持ち方がうまい
ボール奪取がしにくい
日本人はもう少しボール奪取力をつけないと
楽させそうと感じることがサウジ戦だけでなく
たびたびある

代表の試合は急遽集まって、少し練習をして本番
能力がある連中と言えども難しいだろうな
そんな状態だから熟成したメンバーでやりたいのはわかるが
徐々に世代交代も必要で、この時期に(移行期に)任される監督は
少しかわいそうだ
でも誰かがやらなくてはならない

とにかく、まずは良かったというところか
サウジ戦は次はアウェイ、もっと現実的な戦いをすることになる
それまでにチームの底上げができればいいが

ところで、今日の原口の得点は、ノッてるというよりひたむきさへの
ご褒美かな 埼玉で得点できたのは彼のためにも良かった
(もう少し前に運んでからシュートすれば良いのに
 と思ったシーンが有った、あれを入れれるようになると実力がついた事になりそう)

 

 

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