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パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

流れを決めたPK判定(どうもVAR判定は、、、、)

2018年07月16日 07時51分54秒 | サッカー

ワールドカップはフランスの優勝で幕を閉じた(フランス4-2クロアチア)
決勝トーナメントは片方の山は強豪がズラッと並び、まさにつぶしあい
片方の山はどこにでもチャンスがありそうな様相だったが
それでも延長を3試合も勝ち残ったクロアチアは決勝に出るに値した

あれだけ戦って、休養日も一日少ないクロアチアに判官びいきで応援したくなるのは人情
しかし、やはり甘くはなかった

立ち上がりいきなりフランスがプレスを厳しくかけてきたが
慌てることもなくクロアチアはパスの交換を行った
まるでスペインの選手が細かなところで、狭いスペースでパスをするように
一人ひとりの技術がそれこそ半端ないというところ

そうこうするうちにフランスがフリーキックを得た
クリーズマンの絶妙なキックをマンジェキッチがオウンゴール
マンジェキッチは先の準決勝で決勝点を叩き出した選手
その選手が肝心な試合でオウンゴール
かわいそうな仕打ちのような運命だが、こういうことは何故かよくある
今まで活躍してみんなを引っ張ってきた選手が、ご褒美ではなく試練のような時をプレゼントされる
日韓の決勝戦でオリバー・カーンのミス
同じく日韓の大会のホン・ミョンボの三位決定戦でのミス
何故彼らがそういう運目を甘んじて受けなければいけないのか、神様のさじ加減は人間には理解しがたい

この試合こんなのでフランスが固く守ってお終いなんだろうか
フトそんな思いが頭をよぎった(それじゃ面白くない)

だがそれから同点にしたクロアチアは素晴らしかった
相手のミスと言うよりきちんと点をとった
浮玉を左に持ち替えて正確なシュート
思わず声が出た
これでも面白くなるぞ、、

しかしそのあとでフランスのコーナーキックからの攻撃でクロアチアの選手にハンドの判定
最初はハンドの判定はなしだがVARで確認してPKとなった
確かに手には当たってる、、でも故意じゃない、、特別有利になっているわけでもない
この大事な試合ということを考えれば、エンタメ要素も混じえてPKはないと願ったが
審判はPKポイントを指し、クリーズマンの冷静なキックでフランスの勝ち越し

正直なところ、これで決まりと想像した
VR判定はサッカーの流れをぶった切る
良いも悪いも含めてミスの多いサッカーというゲームにおいて人間的な審判のミスも
ゲームの中の出来事の一つ、、とするほうが、自分には納得がいく

後のポグバとエムバペのゴールはおまけみたいなもの
ただフランスのキーパーのマンジェキッチにプレスをかけられてゴールを許したのは
緊張感を欠いていたし、どこかこのゲームの全体的な落ち着きの無さを現していた

しかしクロアチアは、つくづくすごいな
一人ひとりが上手い
イングランド戦の同点ゴールはそれなりの高さのボールを頭じゃなくて足で決めている(イブラヒモビッチみたいに)
東欧のブラジルと言われたのは旧ユーゴスラビア
そのユーゴスラビアが分かれて誕生した国がクロアチア
見ていて面白かったのはフランスよりクロアチアだった

そう言えば、急に思い出したがドイツが優勝したイタリア大会の時
マラドーナのアルゼンチンとストイコビッチのユーゴスラビアの試合は面白かった
ユーゴスラビアの監督はオシムさん
ストイコビッチはまだそれほど有名ではなかったが、この日の彼はすごかった
確かユーゴスラビアは一人退場ということになったが、その中でもストイコビッチは幾度もチャンスを演出
サビチェビッチが決めさえすれば、、、そんなシーンが何回かあった
解説の加茂さんもこの選手(ストイコビッチ)はすごいですねえ、、と舌を巻いていた
だが勝負は延長でも決まらず、PK戦に
ここでまたサッカーの神様の不思議なさじ加減が登場する
あれだけ頑張ったストイコビッチがPKをバーに当てて失敗する
そして敗戦

ロシアのワールドカップはこれで終わった
でも果たして優勝の資格のあるチームが栄誉に輝いたか
将来のサッカーのためになる様なチームが優勝したか、、と考えると少し疑問符がつく
20年前フランスが優勝した時のチームは、その資格があると感じた
なんともバランスが良く左右のバックスの攻撃が速いし力強いしすごかった
現にその後のユーロでも優勝して、それも無理からぬ事と思えた
だが今回のチーム、若手が多くてさらなる熟成が予想されると言うが
このまま勝ち進められるか、少し疑問を感じる

ほんと判官びいきだが、苦労の多かった小さな国クロアチアに勝たせてあげたかったな

さてにわかサッカーファンの増えた日本
暑い中Jリーグが再開される
レベルの高い試合を見た後だけに見劣るのは仕方ない
でも、実際にスタジアムにでかけて応援し、批判し
時間をかけてみんなで選手を戦術を育てていく、、という気持ちがないと
「足りないなにか」はつかめないのではないか
足りない何かは選手間だけにあるのではなく、ファンとかサポーターの中にもあるような気がしてならない

うまくなったり強くなるのは、時間と悔しい思いが必要ってこと、、

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決勝トーナメント ベルギー戦

2018年07月03日 08時36分05秒 | サッカー

日本2-3ベルギー
後半アディショナルタイムのカウンターで逆転負け
残念、、
確かに残念だったが、あまり悔しくはない
むしろこれでよかったのだ、とさえ思う

FIFAランクングはベルギーが3位、日本が61位
ベルギーは主要リーグでレギュラーを張っている選手がゴロゴロ
それと比べて日本は、常時スタメンで出られる選手は少ない
全選手の価値を測る数字でも大幅な、確か10倍くらい差があった

これでよかった、、というのは、運・勢い・チームプレーだけで
サッカーの勝負に勝てると言うことにしてほしくはなかったからだ
チームが一丸となっても、それぞれが必死になっても、圧倒的な個の力の差が存在し
最後は強いものが勝つという残酷な美しさを感じることのほうが将来のためになると思えた

将来のためには、最初からボコボコにされ世界との差をしっかり自覚せざるを得ない状況も
仕方ないとも思っていた
しかし、大のおとなが戦うということは、勝負の神様は少しだけ依怙贔屓をする
前半は、押されながらも集中して戦ったご褒美に0-0で終了

ご褒美はコロンビア戦では死ぬほど走った原口に与えられた
個人的にも彼には良いことがあるといいな、、と思っていた
しかしそのご褒美の時間が早すぎた
ついでに乾のミドルシュートも決まってしまった
正直、これはもしかして、、とも、やばいことになった、、とも思った
一つは負けるまでは時間がかかること、そして2-0からの逆転劇の多いサッカーの勝負に対する不安
あの試合を見ている途中でも勝ち切る気はしなかった

ベルギーの身長の高いに選手が交代ででききたときは、やばいと感じた
アジリティの高い日本人は同じくクイックネスが半端ではなく、しかもパンチ力のあるアザールには
なんとか対応できるが基本的な体格差で攻められると辛いと思ったら案の定
ベルギーの一点目はヘッドの高いボールがポンポンとつながって、シュートのつもりはないクロスのようなものがゴールに
ドカンと相手に勢いを与えるようなシュートではなく、どこか全体のリズム、緊張感をを壊してしまいそうな
気まぐれのようなゴールが決まってしまった

このリズムを壊すようなシュートは、PK合戦でも勇気のあるテクニカルな選手が時々行う
互いにコースを狙い、思い切って蹴る、、そんなことが繰り返される中
ある選手がチップキックのようなシュートを決める(止められると弱いキックだけに文句を言われそう)
そうすると、張り詰めていた空気が一気に変わって、ゲームの勢い、流れが変わってしまい
チップキックをした方に傾く

ということで、一気に同点に
交代は必死に走った原口に替わり本田、疲れ気味と守備を固めるために柴崎を山口に
この交代は頷けるものだった
香川と本田の距離が短くなってパス交換がしやすくなった
そして本田の惜しいFK
ここまでは良く頑張った
でも、サッカーの神様はまだまだ、、もう少し痛い経験をして、必要な技術・戦術を身に着けなさいとの
メッセージを送るかのような劇的な結末を日本に与えた

もしかしたら同点で延長になるかなと淡い期待をしてみたが
劇的な幕切れなだけ人々の記憶に残り、これが財産となる切っ掛けとなるような気がして
むしろ良かったのかもしれない、、との思いをもった

リーグ戦からトーナメント
良く頑張ったのは柴崎、乾、、
柴崎は一皮むけ、乾は勢いにのった感じ
長谷部・長友・吉田・本田のオッサン連中は自分の役割を全うした感じ
香川は今日の試合はよくボールに絡んで良かった
原口はいつもの吹かすシュートではなく、しかもちょいとフェイントを交えるシュートで
それが決まって、彼のためにも浦和レッズのためにも良かったな という感じ
昌子はこれから守りの中心になっていくかもしれないが、かれはクラブワールドカップでCR7などと
戦った経験が大きいかもしれない
大迫もまだまだ貪欲にゴールという結果を重ねないとポストプレーが上手いだけに終わってしまう
でも、今回冷静に振り返ると酒井宏樹が安定していたな
目立つわけでもなく、でも大きな破綻はない、、身長もあって当たり負けしない
これで日本の右サイドは彼が当分のあいだ決まりだろう

しかし、初戦に勝ったことで2週間ばかり楽しい時間を過ごすことができた
騒ぎたいだけのサッカーファンも、少し違和感を感じないではなかったが
それでも馬鹿騒ぎや歓喜と失望感などの経験や記憶を持つことは
それがない人よりはずっと良いだろう

サッカー界はこれで一気に世代交代が進むだろう
それにしても、今回の大会を、協会はどのように総括するのだろうか
そして本田が苦言を呈した、マスコミ報道も、、少しは変わるのだろうか

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決勝トーナメント戦 スタート

2018年07月01日 14時33分21秒 | サッカー

夜型人間ではないのでワールドカップのトーナメントの二試合
アルゼンチン対フランス、ウルグアイ対ポルトガルは録画で見た
特に関心があったのは、お気に入りのスアレスのいるウルグアイの戦い
起きた時点で結果はわかっていたが、とりあえずこの試合の方から見始めた

面白かった
これぞワールドカップという内容
グループリーグとは一段とアップしたスピード感
負けたら即終わりという緊張感を背負って、闘志が全面にでて、そのスピードの中でもぶれない技術
このトーナメント戦に日本が参加できて、直にその試合のレベルを体感し、
その結果多くのことを得るだろうと思うと、本当に勝ち残ったことは今後の日本のためにも良かった

クリスティアーノ・ロナウドが南米のごつい守りの中でどの様なプレーを見せるか
野性味たっぷりのスアレス、カバーニは得点するか、、
興味はそんなところだが、いきなりの闘志が表に出た激しいぶつかり合いで一気にその世界に入っていった
ウルグアイの一点目、カバーニが右サイドで受けて大きく左サイドのスアレスにピッタリのパス
スアレスはしっかり受けて右足に持ち替えて正確なクロス
そこに飛び込んだのは先程スアレスに大きなサイドチェンジをしたカバーニ
そしてそのヘッディングシュートの勢いの凄いこと、ドカンと音がしそうなくらい
この瞬間泣きそうになった
ウルグアイを応援しているからではなくて単純に凄い、、と、人はなんてことをなしうるのだろうかと
しかも実質たった二人で得点をしている、、そんなことにわけもなく心が動いた

この試合、体のぶつかり合い、球際の激しさ、時間のない中での正確なつなぎ、これらはスポーツというより
戦いといった言葉をイメージさせるもので、知らず知らず自分の中に眠っていた戦う気持ちを思い起こさせた
(高校時代、試合が終わってしばらくすると頭の中には競り合った時の体の入れ合いのシーンがフラッシュバックしたものだった)
サッカーが面白いのはこの体のぶつかり合いの格闘技の要素があるもの事実で、これがないとただきれいなだけでは
興奮しないかもしれない(これはコーチ時代の子どもたちも同じように感じたようだ)

ところでワールドカップを見るたびに気づくことがある
ちょっとばかり忘れていたが、そのシーンを見て思い出した
守りの人間はボール保持者と向かい合ってボールを取ろうとしたり、スピードを緩めようとしたりする
だが並走したり後ろから追いかける状況は少なからずうまれる
この時の並走・後ろから追いかけながらもボールを奪うようなシーンがワールドカップでは一試合に一回は見られる
だが日本の選手の試みで上手くいったシーンは見かけない
並走している、後ろから追いかける、、、でもそれで終わっている
他のチームでも全部が全部成功しているわけはないが、それでも日本よりは確率が高い
それは何故か、、、という点を考えなくてはいけない
結局のところ日本人はフィジカルが弱いから接触プレイを避けるようなプレイスタイルに育成時代から教育されている
それはパスによってフィジカルの問題をクリアするという考えだが、この接触プレイの許容限度が今度のワールドカップでも
はっきり分かるように、ちょっとした接触などでは日本人がとってほしいファウルはとってもらえない
そのくらいは耐えろよ、、審判のジャッジもそんなところだろう
確かに体格は違う、、しかし、そんなこと言ってても仕方ない、、何らかの方法を手にしなければならない
何らかの方法を手にする、身につける、、というのは多分経験でしか身につかない
接触プレイで倒され気味になるのを、どのように自分自身でクリアしていくか
内田篤人や長友、酒井宏樹などは自分の経験でコツを身に着けている
(そして体幹を強くする練習方法も独自に、、?)

ボール奪取を目的とした守りと、バイタルゾーンに入れさせないスペースを埋めるだけの守りとは迫力が違う
ウルグアイの選手のボールホルダーに当たるときはコースを切るだけでなく、スキあらばボールを奪うという意志があふれて
日本のとりあえずボールホルダーに向かうだけのそれとはだいぶ違う
(このあたりのところをハリルホジッチさんは鍛えようとしたのだろうか)
とにかく、同じ様な守り方をしてると言っても、その中身は少し違うということ

ところでクリスティアーノ・ロナウドのシュートにはいつも感心する
枠に飛んでいるし、蹴ったシュートの大半は地を這うような感じでゴールの上を通過することはない
(FKは仕方ないが)
これは日本の選手に是非真似てほしい点、、ボールを吹かさないように足のどの位置にあてて
どのように振るか、、これらは初歩的かもしれないが、極めてほしい
(原口はショートまでは良かったが吹かしたシーンばかりが思い浮かぶ)

さてトーナメントの二試合
メッシのアルゼンチンは結局波に乗れず負け
南米予選でも苦労したまま、解決策は見つけられず、戦術はメッシではちょいとしんどい
フランスは抑えどころがはっきりしてる分、やりやすかったかな
それにしてもエムバペは速かった 少し大きめに蹴って大きなスライドでスプリント 誰も追いつけない
このシーンは元祖(ブラジルの)ロナウドのとんでもなく速いスプリントを思い出した
バルサ時代の相手にユニホームを引っ張られても振り切ってとんでもないスピードでドリブル、そしてシュート
この時代のロナウドは本当に怪物だった
だがこの様なスピードスターは陸上の選手がするような怪我をするらしい
エムバペも大怪我しないと良いのだが

これでバロンドールを取り続けた二人が去ることになった
サッカーの神様(とメディア)は新しいヒーローを求めている
この勢いで19歳のエムバペが突っ走るか、それとも、、、
個人的には、やっぱりスアレスが好きだから、できるだけ長く頑張ってほしい
イニエスタも好きだけど、今度のスペインは少し脆いところがありそうで

ということで、ワールドカップはトーナメント戦にはいりますます興味いっぱいというところ
でも、勝ち負けよりも、今後どの様な練習をしていったら良いのかな、、、という視点で
試合を見てしまうのは、コーチ時代の癖がまだまだ残っているせいかもしれない

試合結果は
フランス4-3アルゼンチン
ウルグアイ2-1ポルトガル



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ポーランド戦の最後の時間の使い方について

2018年06月29日 09時37分53秒 | サッカー

今朝のテレビの話題はなんと言ってもワールドカップのポーランド戦
(日本0-1ポーランド)
敗戦にもかかわらず決勝トーナメントに進出出来たわけだが
このポーランド戦の戦い方、負けているのに攻めないプレーに賛否両論が噴出している
サッカーにあまり関心のない人でも、自分はこう考える、、と
熱く語る機会を作ることになったのは、良かったと言えるのではないか
毒にもクスリにもならないことを、自分の言葉で相手を説得しようと頭をフル回転させながら
熱くなって語る、それは、良いことだ

そこで自分のこの戦い方に対しての考えだが
こんなのもありかな、、と割合肯定的にとらえている
この手のことは珍しくもない
それでも、負けていて時間つぶしをするのはないぞ、、と言われるかもしれないが
グループリーグ突破という点では相手(コロンビア対セネガル)任せかもしれないが
現実的には可能性の高い度胸の良い判断だったといえる

この試合スタメンを大幅に変えている
岡崎、武藤、宇佐美、酒井高徳、山口、槙野と六人も変えている
上手くいってるうちはいろいろ変えないのが基本だが、ここで大きくいじったのは
気温が暑い中でのゲーム、ベテラン選手の疲労の具合、相手チームが嫌がりそうなのは
単純にアジリティの高い走れる選手が良いと想像したのではないか
そしてこのチームなら最低でも引き分けに持っていける、、と踏んだのではないか

しかし、ワールドカップは甘い世界ではない
結果的にこの舞台で得点を上げることができる選手は、もってるだけでなくどこか特別な選手だ
同じように見えてもそこには超えられない何かがある
プレースタイルの違いと言えばそれまでだが、宇佐美の乾の同じ様な位置からのシュート
乾はゴールに飛んでいるが宇佐美はDFにブロックされている
運が悪いとか大勢いるからの問題ではなく、これができるかどうかの一歩の違いが才能というもの
メッシは大勢いても横に流れてドリブルシュートしてもブロックされることは少ない
宇佐美はワンステップでシュートするのも身に着けないと
同じようにサイド攻撃の選手もセンタリングの正確さ云々の前に、クロス(パス)がDFに引っかかってしまう選手と
何故か引っかからない選手がいる
そしてそれは偶然というより、いつも同じ様なことが繰り返される

そこで、昨日の試合を見てると残念ながらこのチームでは得点は出来ないだろうな、、という雰囲気を感じた
うまくいけば失点は防げるかもしれないが、、得点となると、、、
戦っている選手はみんな得点を目指す
しかし、今日はその日ではない、、というような雰囲気を感じる試合はあるもので
残念ながら昨日は、そんな感じだった

部分的には最初の酒井高徳の壁パスが正確に出来なかったこと
武藤は自分でシュートしたくてゴール前にいた岡崎にパスできなかったこと
槙野は心配したファウルが多そうだったこと
山口はひところの自信を失っているように見えたこと
岡崎は相変わらずひたむきだが、体調は大丈夫かと思われたこと
宇佐美はボールロストしたらルーニーみたいに追っかけられるかということ
それらが、どうも合格点までは達しなかった

その得点の匂いが全体的に感じられない状況で、セネガルと全く同じ勝ち点、得失点差、総得点で
フェアプレーポイントで日本が上回りこれ以上失点しなければ勝ち抜ける状況をベンチは知った

この時の判断が、相手任せで良いのか、、
もしセネガルが同点に持ち込んだら日本は後悔の残る試合になったのではないか、、
目指しているサッカーは、将来を見据えて、、これで良いのか、、というのが
批判的な方々の話

でも自分がコロンビア対ポーランド戦を録画で見た時に直感的に思ったのは、
コロンビア対セネガルはコロンビアが勝つだろうな(勝たねばならないコロンビアの気合や集中は予想できた)
南米のしぶとい守りをセネガルの身体能力だけでは突破できないだろうな、、ということ
だから途中で、コロンビアは勝たなければならない試合を失うようなことはないと
(期待を込めながら)想像した
現場で幾つもの修羅場を経験した人の勘は、リスクが十分すぎるほどあったとしても、自分と同じ様なことを
感じたのではないか(勘を支持する詳細なデータが届けられているらしい)
プロの世界はいい意味でも悪い意味でも結果がすべて
つまらない時間つぶしをすれば批判される
攻めに行ってスキをつかれて失点しても批判される
どのみち結果が伴わねば批判される運命だ
定番のいじらないからスタメンを大幅に変えたときから、西野さんはある程度覚悟を持っていたのではないか

正々堂々と勝利を目指して戦う、、という姿勢は、何が起きるかわからないので可能性としては同点に持っていける
と考えそうだが、現場にいる現時点でも選手の能力、流れ、勢いを感じ取る中では
一番の選択肢は、、、残念ながらあの状態でも仕方ないといえそうと自分は思う

日本の時間つぶしに協力したのはポーランドもそうだった
さらに得点をしようとする気配はなかった
もうこの勝利だけで良い
この雰囲気を肌で感じ取った選手たちは、可能性の高いと思われた相手任せの選択を受け入れた
これは、仕方ない、、

でもこの問題は、いい意味でもっと多くの人の話題にのぼると良いかもしれない
半端ないって、、ということばがあちこちで言われるより、この話題でつばを飛ばしながら話す
その方が、サッカー好きは嬉しいな

あとワールドカップで不思議なのは、同じチームとよく当たるということ
次のベルギーは日韓の初戦であたっている
タレント揃いというものイングランドより日本は戦いやすい気がしないでもない

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ハンドの判定と帳尻合わせ

2018年06月21日 09時39分20秒 | サッカー

まだ余韻が残っているようなコロンビア戦
運が良かったのは早い時間に得点できたことではなくて相手に一人退場選手がでたこと
決勝点を叩き出した大迫が抜け出した時点であっさり得点をしていたら
(本当はそうあるべき)その後の展開は、攻めるコロンビア守る日本が
長い時間経過することになり、最後は疲れ切った日本が失点とダメージの残る
試合展開になったと思われる

ところが審判は即レッドカードの判断
これはみんながみんなレッドカードを出すかと言えば、審判が近くで見ていたようだが微妙なところだ
慄然と判断したように見えるが、果たして自信をもって判断したのか、、

というのは日本が失点した時のフリーキックの場面の長谷部のファウルの判定で
審判はちょいとバランスをとったのではないか、、と思われたからだ
映像を見るだけでは長谷部がファウルというより、その反対すら思えそうだが
審判の頭に浮かんだのは試合最初のレッドカードの判断
これが、やりすぎたかな、、、と瞬間に浮かんで、そのバランスを取ったと第一感で思われた

自分が審判をしていた頃、この様なことは無くもなかった
どこかでバランスを取ろうとする気持ち、、
一見偏って見えようとも冷静に審判すべきなのだが、自分の心の中のバランスも取りたい気持ちは
どうしようもないのは人間が行うことの難しさ、、
この審判の裁定は審判経験者は、なんとなく分かる、、といったところ

ところで、コロンビアの選手のハンドについて、あれが意図的かどうか議論があるが
いまでも覚えていて、時々紹介している意図的なハンドがある
一つはウルグアイのルイス・スアレスの行ったもの
南アフリカ大会の試合においてゴールライン上のあたりにいたスアレスは、明らかに入ってしまうと思われた
シュートを手でひっかき出した
当然、彼はレッドカードで退場
しかし、その時行われたPKは相手が失敗、、結果的にウルグアイは勝ちを収めることになった
このPK失敗を喜んでいたスアレスの表情が映像で大きく報じられ、スポーツマンらしくない、、ということで
かなりの出場停止の罰を受けた
彼はその次のワールドカップでも有名な噛みつき事件を起こしているが
この野性的な獰猛なところは、少し惹かれてしまう

ハンドの事件の頃からスアレスは好きな選手になったが、あの荒々しいプレースタイルでバルセロナに合うかな
と思いきや、いきなりフィット、一時期のメッシ・ネイマール・スアレスの3トップの迫力は段違いだった
スアレスのゴールはメッシのように淡々と取り続けるというより、イブラヒモビッチのように一つ一つが印象的で
凄いなーと声が漏れそうなのが多い
スアレスはサウジアラビア戦で決勝点を奪ったが、コーナーキックでぽかんと空いたようなあの場所にいること自体
特別な役割を任された人のように思えてしまう

もう一つの印象的なハンドは、だいぶ昔に行われた日本代表対イングランドの試合
たしかイングランドのウェンブリースタジアムでおこなれたものと思っているが
試合は最初、井原がCKからのボールをヘッドで得点、優勢に進めたがその後失点し、
1-1でこのまま終わるかと思われた最後のところでイングランドの選手の放ったシュートを
柱谷哲二が、スアレスと同じように手で意図的に守った
当然、彼はレッドカードで退場となったが残り時間はほとんど無く、このPKが決められて日本は負けとなった

ハンドはスポーツマンらしくない、、という
しかし、勝負に執着心をもつこういう人たちは、入ることがわかっていて自分が何もしない
ということに、耐えられるのだろうか
いや本能的にすべきことをしてしまうのではないか、、、
そしてそれは本当に悪いことか、、、
それは簡単に決められない、、と思えてしまう
(罰則は下されるが是非の評価とは少し違う)

それは選挙で選ばれた議員さんたちが判断した危うい法案を、その結果世の中がどうなるか心配した一般大衆が
これは見過ごすことできないと声を上げるのと少し似ている気がする
いけないことをしたとされるスアレスや柱谷、彼らはもしかしたら勇気をもっていたのかもしれないとも思う
(もっとも、本当のところはそんなことも考えず、つい手が出てしまったというところだろうけど)

この勇気、とか覚悟とか、踏ん切りというところが日本人が苦手とするところ
サッカーの外国人監督の日本選手に対する感想は
「日本人は言われたことはきちんと実行する、しかし、言われないことはしない(言われたことしかしない)」
この言葉はこの国の官僚さんにも当てはまる
それはシステム的にそうなっているのか、それともこの国だけの問題か、、
結局のところフロムの「自由からの逃走」という結論に繋がりそうだ

ところで、最新技術でのゴール判定やファウルの確認だが、審判の犯す間違いもサッカーの一部みたいな
感覚がある自分としてみれば、選手たちにはかわいそうかも知れないが、人任せ・運任せのほうが
深みがありそうで、面白そう

時間というか運命はいつか帳尻を合わせるようで、イングランド対ドイツのワールドカップで
イングランドの選手の放ったシュートはバーに当たってゴールライン上の微妙な位置に
この時審判はゴールの判定をし、もつれた試合はイングランドの勝利に
これが何十年後、全く同じ様に繰り返された やはりワールドカップの試合で(ドイツ大会だったかな)
イングランドの選手が放ったシュートがバーに当たってゴールライン上に、、
それが今回はノーゴールの判定  ところがテクノロジーが進んでビデオ画像では確かにゴールを割っている
本当はゴールだったのだ
しかし、そこで偉かったのはイングランドの選手  特になにか抗議するわけでもなく淡々とゲームを進めた
このイングランドの選手の態度が尊敬すべきと思ったのと同時に、サッカーの神様はいつか帳尻を合わす、、というような感覚をもった
前の微妙な判定は本当はノーゴールが正しくて次はゴールが正しいのだが、同じように審判は間違え、結果的に両国とも公平になった
この結末は、感情的に受け入れやすい
戦ってる本人たちにとっては無責任な感覚かもしれないが、人間の間違いも含めてサッカーを考える(見る)方が少しばかり面白い




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運にも恵まれたワールドカップ・コロンビア戦

2018年06月20日 08時49分56秒 | サッカー

今回のワールドカップ気温が暑くないようなので全体的な運動量も大きく
それ故にハイレベルな試合ができている
そうなるとFIFAランキングが低い日本はしんどいかな、、と思っていたが
初戦のコロンビア戦は運も味方して最高の結果となった
日本2−1コロンビア

まずはスタメン、自分予想とはGKは中村、トップは大迫ではなく武藤だった
実績・慣れの部分では西野さんの選ぶスタメンが妥当だが、川島は前回の惨敗した時のイメージが
残るので(相手にとっては既視感のようにやりやすそうなので)中村を推したいとした
大迫と武藤はタイプが若干違う、武藤のほうが走り回れるタイプなので全体的な前への推進力を
求めるなら、それにプレスにも岡崎並みに頑張れそうなので期待したが、、
でもオーソドックスな選択に文句はない

だが日本の左サイド、乾と柴崎の守りは少し不安だった
後ろに長友がいるとしても、軽い感じの守りしかイメージがないので不安だった
ずっと押し込んでいる状態ならいいのだが、守りの状態になったときは心配だったが
この日ハメス・ロドリゲスがスタメンではないと読んでこの起用になったらしい

勝つときは運がついて回る
早い時間の得点はありがたいが、反対にリズムを崩しかねない
知らず知らず守りの姿勢になってしまう
実際に失点後のコロンビアは感情の高まりもあって個人の能力を発揮して
攻めの気持ちにあふれて、日本は少し受け気味になった
だが運があったのは相手に退場者が出たこと
このレベルで一人いないハンディは大きい
それを上手くついていければ、長く長く感じられる試合の時間も安心して見られるようになる
しかし、前半は勢いに押された感じ
あのフリーキックは川島はもう少しなんとか出来なかったのかな、、と思う
コロンビアは一人欠けたことで選手交代で一番厄介なクアドラードがいなくなった
正直なところこの選手交代で、この試合は負けない、いや勝てるかもしれない、、との思いが浮かんだ
フォルカオも抜け出すタイミングは凄いけど一人で何もかもしてしまうタイプじゃないので
グアドラードがいなくなったのは本当に助かった

同点で迎えた後半、多くの人の言うように試合に入り方も進め方もだいぶ良かった
ボールを良く回し相手を走らせて、、、ただ、まだまだパスミスが多い
もったいないパスが幾つかあった
乾へのパスが前に行きすぎたり後ろすぎたり
全体的にはいいリズムで進められたが、香川が消えてしまった
パスを受けるシーンが画面に映らない
逆に目立ったのは柴崎、いいタイミングでうけて左右に散らして、時に鋭い縦のパス
ワールドカップ直前のパラグアイ戦でもこれが効いていたのがこの日も彼の特徴がよく出ていた

試合の中では原口の岡崎並みの走力・頑張りはひたむきさがあってよかった
乾は仕掛ける能力はあるがまだプレーが軽い感じ
酒井宏樹は同じ酒井の高徳よりは安心して見られるので、怪我の回復が間に合ってよかったというところだが
美味しいチャンスは決めてほしいな

本田は計算できる選手で、いつでもそれなりの仕事をする
最初のシュートが良かったので気分良くゲームに入れてあのコーナーキックにつながったというところだろう

守りはポカの多い吉田だが昌子とのコンビはまずまず
槙野の戦う姿勢は分かるけど、かれは少しミスが多すぎる(ファウルも含めて)

結局のところ勝つときは運も味方する
そしてこういう短期の勝負は勢いに乗ることが重要
勢いだけでなんとかなるほどこの世界は甘くないが、それでも多くの人が期待していなかった初戦に勝ったことは
少なくともあと2試合を楽しむ権利を持てたことになる
願わくば、試合を通じてチームの実力が飛躍的にアップすると良いのだが、、

で、個人的なマン・オブ・ザ・マッチは決勝点の大迫じゃなくて、落ち着いたゲームを作り出した柴崎
この選手はもっと経験を積めば日本代表に欠かせない存在になりそう、

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ワールドカップ開幕(録画とライブを見て)

2018年06月16日 21時26分57秒 | サッカー

スペイン対ポルトガル(3-3)
あまり好きじゃないがロナウドは凄いな
最後のあの時間に完璧なFK
特別な才能とか運命を背負った人物というのはあるものだ
彼のシュートは全然吹かさない
何故そうなっているのかを日本人は得意の真似をしなければ
スペインは勝ち点を2失なった感じだがブラジル大会ほどひどくはない感じ

フランス対オーストラリア(2-1)
もう少し一方的になると思っていたが、オーストラリアが善戦したというより
フランスに少しがっかり
止めて蹴って裏を狙って、、そのワンパターンでリズムの変化に乏しい
以前のダイレクトに繋ぎ、たくましいイメージとはだいぶ違う
これは初戦だからかそれとも今の実力派こんなものか、、
でも決めるのはポグバで、やっぱり特別な存在なのだと実感

ウルグアイ対エジプト(1-0)
スアレスの野性味たっぷりのプレーが見たかったが
乗り切れていなかった感じ
カバーニのほうが得点の匂いはしたが、二戦目以降スアレスに期待したい
エジプトのサラーは見たかったが怪我で叶わず、、、残念

イラン対モロッコ(1-0)
後半アディショナルタイムにオウンゴールでイランが勝利
アジア勢がこのところずっと負けてたので、勝ってホッとした

サッカーはこのワールドカップというジャンルでは全く闘いだな
練習期間もクラブチームと違い限られているので、闘う気持ちの強いかどうかが大きなポイント
日本人にその気持が希薄な感じがしてしまう
コロンビア戦は上手いというより戦える選手をスタメンに、、

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イニエスタがやってくる

2018年05月18日 19時04分27秒 | サッカー

FCバルセロナで一番好きなのはメッシでもなくイニエスタだった
メッシより得点能力は劣るかもしれないが、一つ一つのプレーがとんでもなくうまい
スルスルと抜けるドリブル、ダブルタッチで交わす、そして気の利いたタイミングと正確なパス
メッシがいなかったらいつかバロンドールをとっても不思議じゃないと思ってた
(と言うより採らしてあげたいなと言う気分)
チャンピオンズリーグの準決勝でチェルシーとの同点ゴール(これで決勝進出となった)
ワールドカップの決勝オランダ戦の決勝点
これらがイニエスタのお手柄だったのが嬉しかった

イブラヒモビッチがバルセロナにいた時、ペップと上手くいかなくなった時も
穏やかなイニエスタはイブラヒモビッチの気持ちを汲んだ発言をしていて
本当に良いやつ!と感じさせた

そのイニエスタが日本にやってくる(ヴィッセル神戸に)
その報道を知った時、早計に喜んで後でがっかりするのは嫌だから
喜ぶのは我慢していた
ところが、どうやら本決まりのよう

イニエスタは身長もそんなに高くない
日本人と同じようなもの
でもあの厳しいリーガでやってきている
日本で生に見れば日本人選手は驚くだけでなくきっと参考になるだろう

イニエスタ、楽しみだな
地元のグランパスとの試合は11月2日にあるみたい
怪我をしないで欲しい そしてできるだけ長く見せて欲しい
ほんと楽しみ

イニエスタの動画
【イニエスタ】トラップ・ダブルタッチで観客を魅了する最高のフットボーラー Vol.1 / Barcelona best player / super skills / Andres Iniesta

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ゴールの上を通過するシュートを減らせ!

2018年04月23日 08時59分54秒 | サッカー

なでしこサッカーアジア選手権で優勝 まずは良かった
夜型人間ではないので録画を安心して見てられた
そこで気がついたことを

岩渕真奈が大会MVPを獲得したが、確かに身長は低くてもキープ力はあるし
ボールを運び、仕掛けて抜くこともできるしパスも良い
だが一番気に入ったのはシュートを吹かさないこと
入らなかったシュートもゴールの上にいったのは少ない 

横山久美もいつもあのコースにシュート(準決勝・決勝)できるのは練習の賜物なんだろう
その二人に共通するのはドイツでの経験(シュートの上手さ)

サッカーをするのに何人か集まると、ドイツ人はシュートの練習をし
オランダ人はパスの練習をすると言われる
確かにそうだろうなと思うことはある
ドイツ人のえげつなく冷静なシュートなどはこうした毎日の反映だろう

それと比べて日本は、、、
男も女もシュートがかなりの頻度でゴールの上を通過する
ずっと前からこれが気に入らない
これは代表だけでなくJリーグでもかなり見られる傾向
高校のサッカーでもやはり吹かすシュートは多い

正直これはなんとかならないかと思うし
育成時代から徹底的に指導すべき内容なのではないかとさえ思う(吹かさないように)
日本人はオランダのようにシュート練習よりパスの練習が好きな国民性かもしれない

それからデュエル
世界と戦うにはどうしても避けて通れない部分
しかし代表レベルでその練習をというのは少し残念な状態
これはもっと下の世代で当たり前のように身につけておく技術(心がけ)
ところが、日本は基本的に対人的にゴチャゴチャした状況を嫌い
それを避けるような練習を直ぐにしてしまう
一度に人に対するスキルを徹底的に身につけた後、パスワークで避けるという風にもっていけばいいのに
いつも答えありきの練習をしてしまう 
身体が覚えた感覚とか技術は大事なものと思うのだが、、、

世界標準の考え方で選手をコントロールしようとしたハリルホジッチ
結果的にそれについていけなかった日本人選手
今の時点での監督交代がどうのも大事だが、自分が気になるのは育成時代の将来を見据えた方針が
果たして良いものか、、ということ
何時までたってもゴールの上を通過するシュートを見る度に
少しばかり不安を感じてしまう 

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監督のカラー

2018年02月24日 21時07分20秒 | サッカー

久しぶりにグランパスの試合をDAZNで見た
開幕戦の今日はガンバ大阪との戦い(結果はグランパス3−2ガンバ)
風間監督のサッカーは面白いけど、守りがどうかな、、と思ったが
流石開幕戦は集中出来ていたのではないか(2点取られたけど)

それにしても監督のカラーはあるものだ
パスを繋いで、相手を崩して、攻撃中心の試合運び
少しばかり川崎フロンターレを思い出してしまった
グランパスの風間監督は去年に続いて2年目
そのサッカーに選手が慣れてきたのか、今まで慌てていたパスも今日は落ち着いて
繋いでいるように見えた
和泉、青木など走力もあって、元々こんなにいい選手だったのか?と見直すほど
(練習方法がどこか違うのかな)

でも、やっぱりすごいなと感じたのはジョー
何か普通にすごい
身長もあってフィジカルも強く、とっさのパスにも対応、おまけにキープ力があって落ち着いている
ブラジル人の凄さというのを改めて実感
そうだ、シャビエルもいい選手だ
パスの質、ドリブル力、そして守備意識(必死に戻っての守備とか)
この分ではけが人が出なければそれなりの成績は納められるかもしれない
と同時に、今年は生で何試合か見に行こうと決めた
風間さんのサッカーは、面白い
ベンゲルさんとは少し違うけど、またグラウディオラとも違うけど、どこか相通じるところがある感じ
(自分が中学のコーチをしてた時は、点はしっかり取るけど守りがダメだった、なんか昔を思い出すな)
とにかく、前半で波に乗れば降格なんて心配はしないで済むから、まずはスタートダッシュ
次の相手は、、どこだったかな、、

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