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パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

高速バスについての全員協議会

2020年02月05日 17時49分10秒 | 市政、市議会に関することなど

新城市の話題

市議会の傍聴と言えば一般質問を想像するが、その他にもいろいろ傍聴できる
各種委員会、政治倫理審査会、そして今回出かけた全員協議会もそうだ

今日の10時半から全員協議会が行われた
文字通り全議員が参加する会議で、議題は3月の予算に計上される
新東名高速道路経由の名古屋直行バス「山の湊号」についての
行政からの今までの検証結果等の報告など

傍聴者は事前に知られにくい状況にあっても情報通の人々が数人着席して
決して少ない数ではない
傍聴者が数人いて、その場で見聞きしたことの捉え方は人それぞれなので
ここでは個人的に印象に残ったことなどを報告する

傍聴者は見ることができなかったがA4用紙10ページ以上に渡る書類が議員さんに渡された
それは28年度から始まったこの高速バスの数字的な検証と、昨年末急遽行われた
アンケートの結果報告、そしてマーケティング会社に依頼した結果の大まかな結果(まだ精査中なので)

この10ページ以上に渡る資料の説明に要した時間が20分ほど(多分)
説明は行政課のスタッフから行われた
行政課はこの事業を予算化すべく準備をしているので
当たり前ながらどちらかと言えば都合の良い話をする
実は少しばかり行政課に出かけていろいろ聞いたりしているので大体の話は想像できた

検証と言えば数字が物を言う
ただこの数字は解釈という行為が伴って報告される
同じ数字を見ても、数あるなかでどの部分(数字)を重く見るかによって解釈は変わってくる
今回の場合は行政がある目的の視点での解釈であって、仮に配布された資料を
高速バスに批判的な立場の自分らが見れば違った解釈がなされるだろう
つまりは今回はあくまでも行政の解釈による報告ということだ

長い説明が終わったあとで、議員さんの質問が始まった
この質問した人の顔ぶれが現在の議会の真剣さの度合いを測るメーターとなる
山崎議員がスタートを切ったが、それは突っ込んだ内容というよりは確認だけ
そのあとで澤田議員、山口議員、丸山議員、浅尾議員、斉藤議員、竹下議員、が続いた
この手の会議で発言しない人たちは、今回もやはり発言は無かった

このバス事業は現在は実証実験という形で行われている
3年半もの時間があったにもかかわらず、十分な検証がなされていなかったり
効果的な方法を講じていなかったと思われても仕方ないようなことは行政も認めている
だからこそ、急に利用者アンケートなる調査を昨年末に行っている
(その調査の中には名古屋からの利用者が市内でどれだけの金額を費やしたかとの項目がある)

でも、3年半も時間があるなかで当然行われるべきPDCAのチェックがなされなかったのは事実で
一体今更マーケティング調査をする資格が行政にあるのか、、、と言いたくなってしまう
このマーケティング調査に要した金額は税込みで385000円だ

手元に資料が無いので正確なことは言えないが、行政の説明によれば名古屋からきた
方々の市内での消費金額は、バス運行金額よりも多い(?)ので
バス事業は無駄ではないとのと言いたかったようだ
だがバス運行金額よりも多いと言っても、入ってくる税金を超えているわけではない
とのツッコミがある議員さんからあった(バスは市税で行われているので)

それ以外にも、名古屋から来た方の市内消費金額を計算するならば
市内から名古屋方面に行った人の消費金額も計算し報告しなければ
片手落ちではないかと思ってしまう

以前、市長がブログを書きまくっていた頃「ストロー効果」との言葉を挙げて
インターチェンジができると人口も消費金額も大都市に流れてしまうと
の説明をしていたことがあった(今にして思うと何故そんな話をしたのだろうと思う)
これはどの場合にも当たるようで、常識的には新城市の人口も消費金額も
大都市に吸収されてしまうと考えるほうが無理はない

少しへそ曲がりな自分は、今日一番気になったのは報告書のなかの専門家の意見だ
これも手元に無いので正確にはわからないが、専門家のある方はこの事業の成功は
バスの本数の増加を考えないとダメだろう
事業を採算だけの視点で考えるのは公共交通とはなにかを理解していない、、
(市民はSバスは採算が合わなくても仕方ないと判断しているので
 彼が言うような公共交通を理解していないことはない)
との視点で、アドバイスじみた意見を述べていた
そして行政も議員さんも、それをまことしやかに聞いていた

でも専門家の意見は正しいのだろうか
かれは自分のお金を払うわけじゃない
身銭を切るわけでない人が勝手に好き勝手なことを言って
それをありがたく受け入れるのはどうなんだろう
さらに言えば彼のバスの本数を増やすとの意見に従えば
経費は更に増すことになる

自分はこの問題は、当事者が真剣になって考えるべきだと思う
プロモートの意見は聞いたとしても存続廃止の意見は
お金を払う当事者である市民たちが決めるべきだと思う

実はこの高速バス運行費用については予算と決算金額だけでは
わからない表に出ない金額がある
それはどうも会計の方式(公会計)に問題があるようで
少し勉強してから機会があれば取り上げるかも

結局のところなんだかんだ言っても行政は予算計上をするとのこと
そこで山口議員からとても良い提案があった
この予算計上については、申請中の補助金の認可されるはどうかわからない状態
であるので確かな数字が出せないでいる
ならば、例年のように予算を他のものとひっくるめた一括審議ではなく
バスは別項目で提案してほしいし、議会はそこでよく話し合うようにしたい
この意見は、自分は行政も承知したと認識しているが、果たして素直に出てくるか
少し不安なところがある(議員さんは一括で出てきたら文句をいうか?)

ということで、自分が印象に残ったのはこんなこと

これで全員協議会は終了!と席を立とうとしたところ
二三人の議員から大きな声が上がった
そこから始まったのは驚くような報告・事件だった

これはもったいぶるが、またの機会に、、
それにしても、、、

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ヒアリングと政治倫理審査会

2019年11月13日 09時28分12秒 | 市政、市議会に関することなど

今日はベルリン・フィルを聴きに行く前に床屋に行かなきゃならないし
バタバタしてるので、横着して以下自分の別の方からのコピペ

新城市の少し真面目な話

昨日新城市議会が新しい議長の選出を行っている頃
「新城市政を考える会」のメンバーの数人が市役所に訪れて
新東名高速バス「山の湊」号についてのヒアリングを行いました

現在、目標数字に対して遠く及ばないこの実証実験事業(高速バス)の継続が
検討されているらしいとの、先の一般質問を踏まえて
現状とその認識、費用の明細、効果について、判断の基準等々を
市には予め質問項目を提出した上で行われました

自分が参加したのは途中まで(大事な子どもたちの勉強の手伝いがあるので)
それでも優に一時間以上を経過、その後どのくらい続いたかは聞いていませんが
少なくとも市民の間には安易に事業の継続を望んでいない人たちが存在することは
市の現場の方々には伝わったのではないか、と思っています

細かな内容は取り上げませんが、とにかくこのような行動を起こし
市側に要望を伝えたという事実は、これがどのよな形で反映されるか
注目していきたいものです

この事業に賛成の方、便利で都合の良い方が存在するのは否定しませんが
それに年間3800万円ほどの費用を費やして良いものか
その費用は別の項目に回せるのではないか、そうした方が良いのではないか
との考えが浮かびます
(自分などは子どもたちの勉強の手伝いをしてるので、教育関係に費用を回してほしい)

この話はとりあえずここまで

もう一つの話題は、政治倫理審査会のこと
政治倫理審査会は新城市の十八番になってしまったかのようで
ここ数年でいくつも開催されている
今朝の中日新聞にも掲載されていたが、今回の政治倫理審査会は
議員の政務活動費の使い方に対する倫理観が問われている
(東京に泊りがけで出かけたが2日目の行動の報告書がなかったり
 行った先の名称が違っていたりして、本当に疑われるようなことをしていないか?)

ところが悲しいかな、これが悲惨な状況になっている(いた)
それは政治倫理審査会のメンバーが4人しかいないということだ
今までの政治倫理審査会ならば6人のメンバーで行われていたのだが
今回は4人でしか行われなかった(行えなかった)

政治倫理審査会の開設は市議会議員3人による申請により
行われることになった(山田、浅尾、澤田議員)
訴えられる側になった議員は6人(村田、下江、中西、柴田、竹下、山崎議員)
市議会議員18人のうち、この9人は審査会のメンバーにはなれない
残る9人の中で選べば良いわけだが、ここで面倒なことがある
実は問題となった東京への視察は訴えられた6人の他に長田、佐宗議員も同行している
ただこの二人は宿泊費の返還を行っており、それで審査会の対象から外れている
同様に同行したとされる鈴木(長)議員は前日だけで帰っている
残る9人のうち3人がどちらかと言えば当事者のため、審査会のメンバーとしてはふさわしくない

すると残るのは6人
そこから議長を除けば5人
この中から小野田、山口、斉藤、鈴木(達)議員が選ばれた

今回の政治倫理審査会は自分は傍聴に行っていない
だが、メンバーが結果的に4人で行うしかなかった事実は
それだけで現在の市議会が普通に機能していないことの現れと思われる

でも一方的に市議会の惨状を批判するつもりはない
それよりは、今まで関心のなかった人たちが(以前の自分もそうだった)
少しでも市政とか市議会に問題意識を持ってもらえれば良いと思っている
少しばかり面倒だが、お任せにしてるとあまり良くない、、、というのが
最近の自分の実感
(選挙の時だけ関心を持ったり、投票の権利を果たすだけでは、、、)


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具体的と抽象的(新東名高速バスについての討論)

2019年09月25日 08時15分49秒 | 市政、市議会に関することなど

自分の住む新城市の少しばかり気がかりな話題

市議会の傍聴もテレビで中継も見たことのない人は
市議会ではどんなことが話され、決まっていくのかわからなと思われるので
おせっかいながらわかりやすいわかりやすい例を紹介

17人もいれば物事の判断はみんな一緒と言うわけにはいかない
意見が分かれるのは正常なことと思われる
議会は一般質問、各委員会、などを経て最終日には議決というステップを踏む
議会に上程される議案は大半は法律の変更に伴うもので、誰もが反対のしようがないもので
議決行為はお墨付けをする儀式のようなものだが、時に賛成反対の意見が分かれることがある

新城市の9月定例会の最終日に議決が割れる案件があった
それは「決算」の認定についてだ
3月議会で承認された予算の執行について、半年経過した時点での判断として
良しとするか、問題ありとするかを議決する議案で、2つに分かれたために採決が行われた

議会の段取りとしては採決の前に「討論」というものが行われる
議員さんが壇上に立って、かくかくしかじかの理由でこの議案には賛成とか反対と述べるのだ
「決算認定」については3人の議員(山田・澤田・浅尾)が反対討論を
2人の議員(山崎・長田)が賛成討論を行った

まず反対の方の考え方としては山田議員は、
新東名高速バスが利用者が少ない(一便あたり7人)現状にも
かかわらず大きな金額を使っているのは、お金の使い方として間違っているのではないか
むしろ子ども食堂などの地に足の着いたお金の使い方をすべきではないか
この問題があるために決算の安易な認定はできない

続いて澤田議員は
やはり新東名高速バスを問題としている
決算の全てに反対なわけではない
しかし、実証実験運転を開始する時に当時の総務部長が述べた目標数字(年間45000人)に
遠く及ばず、同様に掲げたKPIの数字にも達していないし、実証実験を行うにあたって実行する言われていた
PDCAも行われていない
この様ないい加減なままで決算を認定すれば、実証実験が終了した来年度も新東名高速バスを
運行する予算案が出てくる可能性がある
圧倒的な経済不採算性のために、この新東名高速バスは中止すべきとの考えから、
その継続の可能性を匂わす決算の認定には反対する

浅尾議員の反対の理由は、新東名バスの他にもう一つある
前にあげた二人と同様に、立ち直る見込みのなさそうな新東名高速バスに疑問を呈していて
お金の使い方としては、学校施設の修理とか補修に使うべきではないかとの視点と
現在裁判沙汰になっているにもかかわらず、政務活動費を含む決算に安易に認定して良いものだとは思えないというもの

一方、賛成意見として山崎議員は
そもそも予算案事態が優れたもので、認定は全体をみて判断すべし
反対の方々は終始一貫して「反対」の立場を取り続ける傾向がある
それは専門的な優秀な監査委員にも文句をつけているかのよう
高速バスについては、すでに予算執行と議決されているのだから
反対反対と言わずに、どうすれば利用者が増えるかを考えるべき
トータルで考えれば問題なく執行されているので反対する理由がない

残る長田議員は高速バスには触れず、決算の任意すべき事項をトータルで
考えるならば概ね問題はないので賛成との意見

こうして並べてみると、反対派の議員は「具体的」な指摘をしているが
賛成派の議員さんは話が「抽象的」なものとなっている
(この抽象的な物言いは行政の一般質問時にもあったがこれは少し後で紹介)

こうして採決に至ったが、反対は討論をした三人と山口議員の四人
あとの議長を除く議員さんは賛成で、決算の認定となった

ここで、問題を絞って「新東名バス」について少し細かく考えていくと
9月の佐宗市議の一般質問にこの問題はあげられた
その中で記憶に残っている行政側の答弁が2.3ある
「実証実験の検証は誰が行うのか、、、庁内かそれとも外部か
 外部があるとすれば、それはどんなものか?」
この質問に対する答弁には思わず呆れてしまったが
「検証は庁内で行います、外部はバス会社とか旅行会社とか、、」

検証が庁内、外部が関係者たち、、、
それで果たして正しい検証が本当にできると考えているのか

少し腹が立ってきたのでいろいろ思い出してきたが
行政はバスの利用者の少ないこと(少なすぎること)は認識している
だが必ずこう言い付け加える
「乗車数だけで判断できない効果の存在も考えねばならない」
これは名古屋からの少しづつ利用者が増えてきている
長久手(名古屋)でいろんなイベントを行い知名度アップにも貢献しているというものだ
そして中日新聞の広告を出して湯谷温泉の客も増えた、、、と

この最後の中日新聞の広告というのは、夕刊だったと記憶しているが
(確か金曜日)新東名高速バスを利用して新城(三河東郷駅下車)に来た方々には
湯谷温泉の旅館からお迎えが来て、料金的にもサービスもお得になるという内容を告知したものだ
行政は効果が有ったとしているが、この新聞広告の掲載された時期のバス利用者を
市から提出されたエクセルデータでチェックしたことがある
すると、掲載された日の名古屋の利用者は目立った変化は無かった
その一週間後も二週間後も、とても効果があったとは言えない利用者数だった
(これはデータだけからの判断なので、いつか湯谷温泉の方に本当に効果があったのか聞きに行くつもり)

行政の言う「乗車数だけで判断できない効果の存在も考えねばならない」が有ったとしても
それだけの金額を使ってまで、その効果を評価すべきかは大いに疑問だ

ところで、この新東名高速バスというのは2016年にスタートした実証実験の行事で
定住人口の確保、 名古屋からの観光客等による交流人口の増加 を目的に実施され
実証実験は三年半で今年度が最後の年となる
要した費用については、初年度は7月から3月までで約6000万円
バスの購入と業者委託料が含まれており、現在バスの所有者は委託業者となっている
この費用は100%国の交付金で、このときはまだ良かった

ところが2年目以降は、全額市が負担する羽目になった
これは行政の手違いというか、国の方針の見誤りで、計画していて運行費用の半額がもらえなくなった
三年半続けるということで、二年目はまちづくり基金と市税から半々で約3600万円を負担
(実際は利用者不足により委託業者から不足料金を請求され、最終的には4000万円以上となっている)

この状態、まちづくり基金で半額、市税で半額は今年度の予算組まで続いている
「空気を運んでいる」と声が上がり、実証実験すらストップしたほうがいいのではないか
と議会報告会などで市民から声が出ることもあった
さて、法的に実証実験の途中でやめることはできるか?
と気になるところだが、委託業者との契約書には賠償金無しで途中でやめることはできるとある
(確か議会が継続の議決がない場合)

このように反対側の視点から見ていくと問題が多すぎる新東名高速バス事業だが
市は実はバス会社・旅行業者、バス利用者たちではない、純然たる外部の人々による
「市民モニター・アンケート」を行っている
継続的に同じ質問が繰り返されその変化を見ることができるが、少し前にもココであげたが
このようなグラフがある

このグラフの右から二番目は「どんなに便利になっても利用することはない」との項目だが
アンケート回答者は年々その数字を増加させている
先日市役所に行った時に、一年目と二年目の回答者は同じ人物で、三年目は入れ替わっていると
教えてもらったが、それなら尚更問題がありそうと思えてくる

市の予算案を提案する部署が、庁内で自分たちの都合の良い抽象的な解釈をおこない
こうした具体的な数字を軽視してしまいそうな雰囲気を、自分らはつい感じてしまうが
これから一体どうなるのだろう

議員さんは行政のチェック機関と言われるが、どうも新城市議会の現在は無条件に行政の言い分を聞く
追認機関となっているような印象を持ってしまう

この問題については、今後より具体的な市民活動の計画を考えねば、、、

 



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質問の意図(6月の山田議員の一般質問)

2019年08月28日 16時14分38秒 | 市政、市議会に関することなど

今回は新城市の話題
専門的な知識を要するのでわかりにくいと思われるが
その気になって取り組むと、とても知的なスリリング感を味わうことができる

新城市議会の爆弾男といえば、山田辰也議員だろう
不穏当発言や議事録からの削除部分が多くて、インターネットの録画中継も編集に
時間がかかり、前回6月の一般質問もようやくアップされている
それをやっと見ることができた(山田議員2019年6月一般質問

彼の質問は大きくは一点だけだった
それは新城市の新庁舎の用地内のあった物件の移転補償等に関する税金の問題で
自分のブログでも2018年10月14日の「8.02メートルの謎(仮説)と真夜中の電話
のタイトルでアップした内容の、その後のこと

新城市の入船地区に急に道路幅が8.02メートルもの道路を作るとした案が議会に上程されたが
このやたらと幅の大きな道路はある人物の物件に対する税金対策に有効なためではないのか
というのが、前回のブログの仮説の内容
この幅の大きな道路は議会で議決を受けられず廃案になった

ところが、ここで話は終わらなかった
その一年後、今の庁舎の南側の用地が分筆されて、知らない間に8.02メートルの道路
と思しきものが復活している
分筆したときに、公拡法で購入することとし、分筆作業をした二日後に
ある人物が市に購入の申し入れをしている
その結果、廃案になったにもかかわらず8.02メートルの道路ができたときと同じような
税法上の特典をある人物は手にしている
(この人物が例の行政訴訟の対象物件の持ち主)

ここまでの情報を踏まえて、6月の山田議員の一般質問を聴く(見る)ととても興味深い
そのインターネット中継はこちら→山田議員2019年6月一般質問
廃案になった道路が結果的に何故復活したようになっているのか
市は将来の土地利用のためと答えているが、、、、

この話の内容を知っているものは、山田議員の聞こうとしていることがよく分かる
しかし、そうでない人は難しい専門的な用語や、そもそも何を問題としているか
わからないために、ただただ時間が過ぎていくだけのように感じるだろう

議場にいた他の議員さんでさえ山田議員の質問意図を理解できた人は
どのくらいいたことか(明らかに理解できている議員さんは一人は存在したが、、もしかしてもうひとり?)

この問題は山田議員は引き続き取り上げるらしい
このインターネット中継は見方によってはとても興味深いので
関心のある方は、是非確認を!

 

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市政モニター・アンケートからわかること

2019年07月03日 20時57分09秒 | 市政、市議会に関することなど

地元新城市の話題
別のブログからの転用

6月の新城市議会で滝川議員が新東名高速バスについて一般質問を行った
「山の湊号」と名付けられたこの高速バス事業は実証実験として
1年に(結果的に)約4000万円ほどの経費を計上することになっている
今年度は実証実験の最終年で、来期も継続するか中止しするかを判断することになるが
どうやら今年9月くらいまでに大体の方向を決めるらしい

継続する、やめる、、そのどちらの判断をしても困る人は出てくる
ここで肝心なのはコストベネフィット分析で、かけた費用分の効果が出ているか
を数字できっちり考えることだ
抽象的な「〇〇の効果もあるものと考えられる」という一種言い訳のような分析は
税金の使い方を考えれば、あまりにも無責任に思えてしまう

ところでこの高速バスについて、新城市は継続的にアンケート調査を行っている
新城市政モニター・アンケートがそれで、スタート時の2017年から2018年、2019年と
3年間の変化も見ることができる
(新城市政モニター・アンケートは他の問題についても調査している)

そこで3年間の変化のエクセルの表でまとめてみた
その表が以下で、知名度、利用度、利用したいか、どうすれば利用するかの問がある

表をグラフ化したのが以下
ここで少し驚くのは、知名度が3年目が2年目よりも下がっていることだ
(知ってる人は下がり、知らない人は増えている)
1年目は何かと話題になったから頭に入ったが
走っていることが普段の生活になってしまった3年目は、もう人に訴えないかのよう

3年目は2年目より冴えない残念な傾向は、利用度の項目でも見られる
利用したことがあるという人は2年目よりも3年目が下がっているし
利用したことがない人は2年目よりも3年目のほうが増えている
誤差の範囲と言い訳があるかもしれないが、こうしたトレンドは偶然で済ますことができない


不安がもっとはっきり現れるのが次の項目だ
今後利用したいか?と問に、なんと利用したくないと答える人が年々増えている(緑が3年目)

更に次のグラフは更に驚く
どうすれば利用するか?の問に、
グラフの右から二番目の「どんなに便利になっても利用することはない」が年々増えている


このグラフから見れば(その傾向から見れば)この高速バスは市民の支持を失いつつある
というのが現実ではないのか
ここで、このグラフは意地悪なデータのグラフではなく、市が行っているモニター・アンケートの
数字を基に作ったもので、悪意を持って加工したものではない

でも本当に残念なのは、このような結果が出ることはある程度予想できたことではないのかという点
やってみなければわからない、、との考え方があるが、やらなくてもある程度の予想がつく
ということもある
今回の場合、行政も議会も現実的な計算なり思考をしたのだろうか、、、
と疑いを持ってしまう
ところで、この事業はどうのよな結末が待っているのだろう、、、まさか、、、

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予算・決算委員会であれこれ思うこと!

2019年03月19日 10時49分19秒 | 市政、市議会に関することなど

少しばかり面倒くさい話

年に4回開かれる新城市議会
3月のそれは来年度の予算を扱う重要な定例会
定例会最終日の本会議で予算案の議決が行われ、承認されると執行できるようになるが
現実的にはその前に開かれる予算・決算委員会の採決で大体が決まる

その予算・決算委員会に昨日出かけた
正直なところ面白くないだろうな、、と思っていたが思いのほか面白かった
でも傍聴者は一般質問のときと比べて少ない
思いの外面白かったとの評価と相反するが、傍聴者が少ない現実も納得できる
少なくともこれを初めて傍聴した人は、次も傍聴にトライしようとするかといえば
正直なところその可能性はかなり低いと思われる

最近わかったきたが議会には、似たようなことをしているが違う役割の言葉がある
「質問」「質疑」「討論」(これらは通告書が必要とされる?)
このうち「質問」は議員さんの晴れ舞台(?)の一般質問で想像される行為
持ち時間があって行政にいろいろ聞いたり、質問との言葉があるが再質問等で
こうした方が良いのではないかなどと議論する場合もあるようだ
「質疑」は行政に確かめるためにただ聞くだけで良し悪しの判断は要求されない
「討論」は採決に際し、案件に賛成か反対かの意見を述べる機会のこと
知ってしまえばなんてことないが、分かる前は頭の中が整理できずになんで同じようなことを
繰り返しているのだろうと思ったものだ
(自分の認識はその程度だったと言うこと、そして多分多くの人も似たようなものだと思われる)

議会の進め方がわかるとそれに沿って傍聴者にも配布された通告書を見ながら
ただただ成り行きを見続けるだけになるが、今回思いのほか面白いと感じたのは
市が行っていること、お金を使っていることが多岐に渡っていて
その一つ一つがぼーっと生きてる身には全然意識になかったが、
実生活には微に入り細に入り必要なことに繋がっていることがわかったこと

農林業に関すること、福祉・教育に関すること、観光に関すること、広報に関することなどなど
呆れるほど細かなところまで気が配られ予算がつけられ何か実行されることになっている
議員さんは議員さんだけに配られる300ページ(?)ほどの分厚い予算の明細の書かれた書類のなかから
不明な点を行政にお尋ねするというのが予算・決算委員会の質疑

ただこうして眺めていると漠然とだが、これらの予算はあまりにも多岐に渡っているので
実際にはこれらの全てを詳細に理解している人はいないのではないか、、
物知りの行政の人間ですら他の分野の事柄については理解していないのではないか
そして、この細かすぎる予算案は、予算の提案権は首長にあるというものの現実には
現場の職員がそれぞれの責任感の上でつくられていて、首長が誰であっても似たような
継続的な予算案が作られるのではないか、、と想像してしまった
言い換えると、首長の予算への意図は目立つ政策に反映されて、
それ以外は現実には職員の真面目な仕事の結果であるような気がしてならない

人間の能力の限界を考えると、予算の全てを理解・把握・判断するのは難しいと思われる
だからそれらは、一人が全てを見るのではなく、一人ひとりは特定の分野を専門的に見る
としたほうが効率的なように思われる
議員さんは市民の代表との言葉があるが、現実には議員さんは分業としてチェック作業を担う機関ではないか
市民一人一人がとんでもなく法的なこと数字的なことを考えるのは社会的に効率が悪く
それならば代わりの人に依頼して方が効率が良い
専門職としての分業としての議員さん、、社会的に尊敬されるべき対象としての議員さんではなく
最近は1つの役割・機能としての議員さんという存在を感じている

そこで要求されるのはチェック機関の専門家・プロフェッショナルとしての仕事ぶり
これが問題なく行われていれば良いのだが、現実の世界に戻ると今回の300ページにもわたる予算書を
じっくり読み込んで前年との比較を行い、なにか疑問を感じることはないか、、、と
自らの仕事に責任をもっておこなう人がどれだけいるかと言えば、、、、少し怪しいのではないか
でもこの否定的なことは、多分自分の住む市だけのことではなくて、きっと確率的にはどの地方でも見られるとも想像される
(仕方ないのかもしれない?)

ところで、昨日の質疑のなかで記憶に残った違和感を感じるものがあった
それはある学校の楽器の修理に要する金額が、学校とか教育で使われる中からではなくて、
地域自治区予算から捻出されるがそれはおかしいのではないか、、との指摘に対する行政の答え
(地域自治区は地元の問題解決のために地元の判断で使用できる自治区予算がある)
学校の備品である楽器が古くなって修理が必要なのだから、学校でなんとかするのは当然、、
と普通の人間は思うが(質疑した議員さんもそう考えた)どうやらそのお金はないので(市の学校に対する予算が小さいので)
しびれを切らした地域の人が自治区予算で賄うことを選択した、、というのだが
それを正当化する行政のかたの理由が少し無理筋っぽくて笑えてしまった
「楽器は学校のものだけでなく、敬老会や各種の地域のイベントで使われることもあり、そこで地域の人は音楽を楽しんでいる
 それゆえに地域の自治区予算で修理を賄うのは不自然ではない、、、」

さすが行政、こじつけが凄まじい、、
これはいろんな申請書を書く時のこじつけを連想されて、国会の答弁でも見られるが「ああ言えばこう言う」類の
一般人には少し理解しづらい理屈だ
学校への予算が少ないと思われることは先日の一般質問でも取り上げられた
それは余りにもありえない話のようで、そのまま信じて良いのかわからないことだったが
ある学校の職員室の蛍光灯が一本消えている、、それを補うために蛍光灯代が必要となるが、学校には
そのお金がなくて困っている、、とある市議さんが指摘した
そんなことあるのか、、、と直感的に思ったが、月木の朝のあいさつ運動で話すことが多くなった
近所の小学校の校長先生に聞いてみると、確かに小学校に対する予算は少なくなっているとのことだ

肝心なところにお金が回っていないのではないか
この視点が議員さんには必要なのだが、ここで思いつくのがこのブログでも時々取り上げる
新東名経由の名古屋直行バスのこと
このバスは平均一台6.8人の乗車客数で、このために市は約3700万円の予算を計上している
これは来年度だけでなく、今年度も昨年度も同様な金額を負担している
学校に蛍光灯を取り替える費用がない、楽器を修理する金額がない、、、
だが、どう考えても乗降客の一発逆転を想像できない事業に3700万円もかけるというお金の使い方
それが果たして正しいものなのか、、疑問に思えて仕方ない

市の職員は、上司の存在する職員であると同時に納税者としての市民でもある(市外からの職員もいるが)
その納税者としての市民の感覚からすると、いくら庶務上の上司の意向とはいうものの
こうした政策(予算)を逡巡もなく計上して良いものだろうかと、、フト考えてしまう
これは、公務員の働き方とか個人の判断とか責任、、というややこしい問題につながるが
こんな面倒なことではなくて、誰もが納得するようなことが粛々と行われないかな、、
とつい無い物ねだりをしてしまう




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大詰め?新城市の政治倫理審査会

2018年09月28日 10時13分35秒 | 市政、市議会に関することなど

あまり誇らしい話ではないが、ここでも時々取り上げている新城市の議員が関わる地域自治区の活動交付金疑惑
現在は、市民からの署名による請求で議会内に政治倫理審査会が開かれている
委員会のメンバーは、
審査会委員長:柴田賢治郎、副委員長:山口洋一、委員:佐宗龍俊、鈴木長良、浅尾洋平、小野田直美
すでに申請者(市民)、行政、該当議員からの事情聴取が終了している
以下は自分の別のブログからのコピペ(他の地区の方は事情がよくわからないと思われけれど、これも備忘録用かな)

いよいよ大詰めになってきた新城市の山崎議員に対する政治倫理審査会
昨日(9月27日)で15回にもなった
約12時間も要した山崎議員の事情聴取を始め、じっくりと事実確認の作業が行わた
傍聴している方はもっとスピーディーに進めてもらえないかとの思いをもったが
この丁寧な事実確認のおかげで各委員の共通認識は得られているようだ

今回の政治倫理審査会は前回の非公開とは異なり傍聴ができ
実際に毎回数人の傍聴者がいる中で行われたので
委員の方々は少しは緊張感をもたれたかもしれない

委員の共通認識、それはどういうものか?
人の心の中まではわからないが現場でなされた会話などからは
傍聴者も感じたのと同じ印象と思われる
一言で言ってしまえば、「ありえないひどい話だ!」(倫理違反)という認識

今後の段取りとしては、委員会は報告書(事実認定など)を作成
遵守すべき基準をおこたった事実があると認められた場合(今回はこれに当たる)
報告書の中に条例で定められたいずれかの措置を講じるように意見書を添付する
というステップがあり、現在(14回目・15回目)はこの措置をどうするかが
議論されている

ちなみに、新城市議会議員政治倫理条例によれば、その措置は
(1) この条例の規定を遵守させるための報告書の発行
(2) 議会内での役職辞任の勧告
(3) 議員辞職の勧告
(4) その他必要と認める措置
となっており、このうちのどれを選択するのかが議論となっている

この措置を巡っての議論で、なるほど人にはいろんな考え方があるものだ
とつくづく感じるものだが、大きく分けて2つにわかれる
どちらも違反・ありえない話との共通認識がある
その上で
●審査会の討論のもとに粛々と条例にある措置を選択すれば良い
●条例には強制力がない、その事実を踏まえた上で議会が責任を持って該当議員に伝えるべきメッセージは
反省し次は繰り返さないことを保証することにあるのではないか

つまりは、措置の(3)議員辞職の勧告か(4)その他必要と認める措置
(この必要と認める措置がどんなものかといえば、まだはっきりしないが執行猶予的な要素が多いものだ)
のどちらを選択すべきかが熱気を帯びて討論されている

人は熱くなると(自分も含めて)議論での合意点を見つけるより自説の主張を通したがる傾向があるが
この日の議論はこのパターンで、ちょいと収集がつかない雰囲気で時間切れ、次回(10月4日)に結論は持ち越しとなった

ここで、この条例の措置について独断で考えてみた
4つの措置が書かれたその後ろの方の条文には
(3)の議員辞職勧告を受けた場合は(2)の 議会内での役職辞任の勧告も当てはまり
尚且その効力期間は議員の任期中継続するとある
つまりは、この措置の込められた意味は、1種の懲罰的なものなのではないか
要するに、政治倫理審査会で事実確認を丁寧に行い、一定の共通認識を得たならば
そのうえで、何らかの懲罰を課すことによって、本人の反省(と再生)を促すと解釈するのではないか
ということ

このあたりになると、法の解釈はいろいろありすぎて議論しだすと袋小路に入ってしまう
ただ、詳しいことを知らない人たちにとっては「懲らしめ」的なものを求めてしまうのは
仕方ないとも思えてしまう

ところで、この措置が委員会で決まったとすると、次は有識者の方に見てもらい
表現の仕方、法を逸脱していないかのチェックが入り、その上で議長に報告する
議長はそれを受けて了解した上で、次は議会にかける
倫理審査会で達した結論に対して議員は賛成できるか、それとも反対か
本会議で討論を行い採決という段取りとなる

ここで、前回の打桐前議員の政治倫理審査会のことを思い出すと(なんでこんなに何回も開かれることになるのかと情けなくなるが)
議決が行われる前の討論で、現在の該当議員である山崎市議は、政治倫理審査会の結論に対して反対討論を行っている
今も覚えているが、山崎市議は「そもそもこの政治倫理条例のシステムがおかしい」との発言をした
議決を求めるのが他の市にはないことで、それも時間が短い中で進められていくのは変だ、、といった内容だと記憶している

どうやらこの議員さんは、そのように決まっているものに対して文句をいいたがるタイプの方のようだ
今回の活動交付金については「行政が事業完了日の変更を受け入れてくれなかったのはおかしい」とか

でも、もしそれを言うなら、政治倫理条例を変えるように議員活動をすればいいのだし、
活動交付金については、2月末日で事業完了の条件で申請しているのだから、そんなことを議員さんとして発言するほうが恥ずかしい

そして、追い打ちをかけるようだが、山崎市議は政治倫理審査会が開かれているその真っ最中に
自分が発行する広報誌に「不正疑惑はでっち上げ」なるタイトルで、審査会の資料にもないことをあげて
地域(?)に配布している

批判しだすとブレーキが壊れてしまっているのでもう一つ
山崎議員は自身1回目の政治倫理審査会の対象になった時に(今回は2度めということ)事情聴取を求められた時に出席せず、
再度要請があっても応じず、それで結果的に事実認定ができなかったことがある
その時の彼のSNSには「無罪放免です」の表現
事情聴取に協力をしないので調べることに限界が生じ、そのために事実認定ができなかったにもかかわらず
このような言い方をしていて、それで良しとする考え方、、、

今回の政治倫理審査会でもこうしたことは話題にあがっている
それが直接的に結果に反映するか(して良いものか)どうかはわからないが
人は感情の中で生きている面もあるので、他の議員さんが彼に対しマイナスのイメージを持ってしまうのは
致し方ない気もする

今回の政治倫理審査会は公開になっているので、山崎市議に投票されたかたは是非傍聴してほしかった







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今日も長かった「政治倫理審査会」

2018年08月29日 20時49分08秒 | 市政、市議会に関することなど

先日の新城市の政倫審の続き

とんでもなく長かった先週金曜日の山崎市議の事情聴取に続いて
定例的に行われる政治倫理審査会が今日9時半から行われた
山場となる前回の該当議員からの事情聴取も終わり
ようやく終幕に向かって纏めの段階となった

まずは先日の事情聴取を終えての委員間の共通認識の確認
(委員は全員出席)
最初に話し合われたのは、山崎市議がこの交付金活動にどの程度関与したと考えられるかという点

先日の事情聴取では、山崎市議は議員という立場からごく控えめにしており、会長から写真撮影の依頼があれば現地に赴き、
現場での草刈り等の作業は行わず、確かに見積もり依頼とか領収書等の発行を依頼、受け取りはしたが、中心的な行動はしていないと発言した
しかし、これは山崎市議があの事情聴取の場でそのように発言したということに過ぎない
事業において中心的な活動をしたかどうかの判断は、この委員会の方々の判断による

その結果は、山崎市議は決して些細な役割の存在ではなかったと判断される(のが適切)というもの
何故ならば、問題となった活動交付金の活動をしようと声がけをしたのが山崎市議で、川田区村有林管理組合の会長時代に杉川ではなく、
杉川につながる村有林の整備を行いたい(行う)との記録がある
それを最初は普通に土木科にでかけ村有林の整備を願ったが、残念ながら了解してもらえなかった
そんな時に始まったばかりの地域自治区の活動交付金の募集を知った
そこで、地域振興課に相談に行ったが、村有林の整備では申請は通らないが杉川の整備事業を絡めればなんとかなるかもしれないとの答えをもらい、
急遽、活動交付金事業の団体を作り、申請書類を作り、地域協議会のプレゼンに参加し、了解を得られることになった
この手続き、申請書、プレゼン等の場面では山崎市議は中心的な役割を果たしている
それに見積の依頼とか領収書の受け取りなどは事業の肝となる部分で、けっして部分的な仕事とは言えず、
むしろ重要な役割を果たしていたと考えるほうが良いのではないか、、
つまりは、中心的な役割を果たしていたと考える方が自然だ、、これが委員会のメンバーの共通認識

ところで、山崎市議と補助人の谷氏は、事業の期間延長を認めなかったのは法的に問題があると発言した
確かに、市の補助金等、、、云々の規則には事業終了後20日以内、または3月31日までの記述がある
しかし、その前にこの活動交付金にエントリーする条件に2月28日までに事業を終えることが条件になっている
それを了解した上で応募したのだから、契約を結んだ後でいろいろ言われても行政も困るというもの

この日、実は一番気になったのは、このような問題の整理の部分ではなくて、もう少し別のところ
山崎市議の事情聴取の日程と補助人についての経緯を聞いて、少しばかり驚いた
委員長は最初、17日だけ指定して山崎市議に出席を依頼した
しかし山崎市議はどこからか聞いたのか予備の24日を指定し、更に補助人の同席の同意を求めた
委員長は補助人の氏名・職業・役割等がすぐさま連絡されないので、少し判断を保留状態にした(らしい)
すると、それが許可されないならば、事情聴取に応じるのは3ヶ月後、文書で返事を送ることになる、、
そんな発言をしたらしい(何という傲慢な、、、)

これは前回、山崎市議の政治倫理審査会の対象議員となったとき、審査会の事情聴取の要請に応じなかったことを思い起こさせた
このようなことは、とても誠実な態度とはとても思えない
まして先日の事情聴取では委員長の議事進行権を無視したり、進め方を批判するような発言を大きな声でしている
政治倫理審査会の検討事項は確かに市民が出した申請書に基づいて行われるものだが、あの場所でもあの態度は、心象というものを極めて悪くするものと思われる
(それは反省の態度が全然見られないものに通じると思われても仕方ないと思う)

ところで、活動は議員(公人)か私人の立場かといった、まるで安倍昭恵さんのような話になったが
本人は私人のつもりでも、それに応対する人(市職員・委託業者)は議員さんとしての存在を抜きにしては考えられない
関係する人が忖度するしないは別にして、議員さんになってしまった以上はそのような見方をされるということの自覚がなかったとも思われる

このあと、行政や業者に圧力があったか、偽造領収書を書かせたか、、という点の検討に入ったが
ここでのやり取りはなかなか難しい
確かに行政は圧力はなかったとの発言をしている
しかし、不自然と思えるほどの多くの書類の不備が通ってしまってることの不思議さは、「圧力はなかった」とすんなりそのまま信じて良いのかは
問題だから、どこかにそれを書き込むことが必要なのでは、、、とか
偽造というのは業者がその時点で自覚しているか、通常の取引の変形パターンとして理解していたのではないか、、
との意見もあリ、委員の一人ひとりのこの手の取引への経験知がそれぞれ違うために、なかなかすんなり合意とはいかなかった
少しばかりまどろっこしいいが、とても丁寧な検討だったかもしれない

委託業者が通常取引の特殊パターンの一つだとして、偽造を自覚していないばあいでも、本来の領収書ではないのは事実
問題は、それを本物の領収書ではないと知っていてそれを利用したことにある
それを使って、お金を得る行為をした、、これは明らかに問題だ

政倫審の結論は9月議会までにとされたが、この分では少し遅れそう
今日の審査会は、自説にこだわり、他の人の意見を素直に聞けないようなやり取りがところどころあって
(それも人間だからある程度仕方ないが)会の出来としては、、今回はあまり良くなかったかもしれない

この手の問題は(法的な)正確さを求めるあまり、結果的に市民感情と乖離した結果になってしまわないか
というのが少し心配
今回の倫理の問題については、普通の人がすんなり納得できるということ、、
自分は、なによりもその視点が必要と思われるが、、さて

実は今日も長かった
9時半から始まって、昼の休憩なしで、終わったのは午後2時くらい
メンバーも傍聴者もご苦労さまというところだった

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終わったのは午後9時20分

2018年08月25日 07時40分43秒 | 市政、市議会に関することなど

自分の住む新城市の少しばかり硬い話

今朝(8月25日)の中日新聞朝刊、東三河版の記事
あっさり書かれているが、この会議は午前9時半から始まって、途中食事・休憩をはさみ延々と行われ
終わったのが午後9時20分頃だった(晩ごはん休憩はなし)

この山崎市議の事情聴取は、整理倫理審査会の申請者(市民)・行政関係者に続く3番目で
事前に審査会のメンバーが入念に質問事項をまとめ書類で渡している
質問事項は10数箇所、ほとんどが申請者・行政関係者に聞いたものと被るもので、
それぞれの立場からの話を聞き、そこから類推される(明らかにされる)事実の把握をしようとするものだ

この日は山崎市議の他に補助者として、事業者体の会長等の委任を受けて谷さんという人物が隣に座っていた
彼は事業主体の会長等からヒアリングを行いその代弁をすることになっていたが、、、

傍聴していてわかりにくかったのは、質問は委員の方々・参考人の手元にある分厚い資料の基づいてなされるのだが
傍聴人は何処のところを議論しているのかわからない
そこで大体の想像をしながら見聞きすることになり、以下の投稿に多少の間違いがあるかもしれない

冒頭に山崎氏の所感表明がなされた
これがこの日長くなった一つの要因で、山崎議員はいきなり今回の政治連理審査会の開催は、不確かな事実に基づく
市民団体のミスリードによって署名がなされ開かれることになっており、この不確かな事実を拡散した現職の議員さんの
行動にことの本質がある(彼の別のところで述べている言葉によれば政治テロ)と述べた
(現職のある議員が関係のある業者のもとに赴き、強引に有りもしない領収書を書かせたというもの)

わかりにくいかもしれないが政治倫理審査会の開催は、議員発議によるものと有権者の100分の1の署名によって開催されるものがあり
今回は後者の市民の署名によるもので有効署名数は1042筆
この1042筆が彼(山崎市議)によるとデマに先導されて書いたものだというのだ
ところが、申請書の趣旨には彼の言うデマの部分は一言も書かれていないし
これまで10回ほど開かれた政治倫理審査会でもそのことが話題に登ったことはない

そもそもことの発端は、市の税金を使う地域自治区の活動交付金の事業が、大金(3年間で約150万円)を投じられているはずなのに
その現場を見ると何かなされたようには感じられず、それで市民が情報開示等の資料請求や関連会社の聞き取りによって調べた結果
業者には支払っていないにもかかわらず50万円近くの領収書を彼(山崎市議)が受け取り、それを使って実績報告書をつくり
市から交付金を受け取ったが、この行いは議員さんの倫理に反するものではないかということから始まった

現時点では市は3年間の活動交付金のうち、最初の2年分は交付取り消し、返還命令を行い、罰則金のようなものを含めて
事業団体は130万円以上を返還している

話は元に戻って、山崎市議の言い分はこれも想像されたことだが、行政の不親切さに話が及んだ
最初の年、活動が終わって、さてお金をもらえる書類全般の打ち合わせをしたところ、事業締切は2月28日で
その日までに所定の書式による実績報告書およびそれに付随する、見積書、領収書、収支決算書が必要なのだが
その時点で業者に依頼した分の領収書がない
2月28日ではなくもう少し締切を伸ばしてもらえないか、、と頼んだが、聞いてもらえなかった
手持ちには50万円もの大金はない
そこで考えたことが、支払っていない50万円近くのお金を、業者に頼んでて払ったことにして領収書を手に入れるという方法
議員であれば、いや普通の社会人であれば少しばかりひるむようなこの行動を山崎市議は行った
あとから考えれば良くないことだが、その時の優先順位はまずは書類等を完成し事業を終えること
それしか頭になかったという(この判断はどうだったのか)

事業に要する金額は50万円以上
事業団体にそのお金は最初からはない
こういう場合は市は概算支払いというシステムを用意している
所定の用紙にしたがって記入し請求すれば、市からは先にお金をもらえるシステムだ
山崎市議はこれも知らなかったという
そして行政がもっと親切ていねいに教えてくれれば、こんなことはしないで済んだ、、
とも言い、実際に6月議会でも山崎市議はこの旨の一般質問をしている(市の不親切さを問うような)

ところが、締切、概算払等については、それを説明した書類が市からの交付決定通知書に同封されている
また市によれば、この説明は度々行っているとのこと(でも彼らは知らなかった)
それに活動交付金の事業を行った他の多くの団体は、何ら問題なく終了している
知らなかったのはこの団体の人たちだけで、反省すべきは行政の不親切ではなく、自分たちの不注意のはずなのだが
それを棚に上げて責任を他にしてしまうメンタリティは、、少しいただけない
この無反省のことから繰り返されたのが二年目
この年も締切ギリギリになっても領収書がなかったために、支払っていない金額の領収の発行をまたもや業者に頼むことになった
(前年のドタバタ・失敗は全く生かされないのか)

補助人の出席はヒアリングした人(事業主体の会長さん等)の代弁をするという条件で、委員長が許可している
ところが、この方は代弁ではなく、時に自分の意見とか解釈を口にした
その中で、一番彼が言いたかったこと(山崎市議も口にしたが)は初年度の締切が2月28日なのは法的におかしい
実績報告書等は事業完了日から20日以内、あるいは3月31日までと(このあたりは少し正確ではないかもしれない)
法律にはあるので、2月28日とする根拠はない
2月28日を移動することができれば今回のことは起きなかった
(市は6月の市議会で、活動交付金の初年度に当たる年は3月に成果報告会があるので、早めにお願いし
  その旨は交付通知書に同封されているとしている)
他の団体が、法的なことは知らないが市がそうして欲しいということを素直に受け止め、協力した
しかし、法的なことをよく知っている人が、そもそもその制限やお願いはおかしいと駄々をこねる
これは、常識的にどうなんだろう
市はお願いする、、それだけの理由はあることだろう、、
そうか締切はこの日までなんだ、ならばそれに合わせてやるしかない、、
普通は余程の変人でない限り、、このような反応をする
そしてこのような協力が得られるものとして世の中はゆるく成り立っている
法律がどうのこうのいう前に、問題がないようなことであれば、従い協力するだけのこと
それを、法律では、、、、と言い切ってしまうメンタリティとかその精神の方向性は
人間社会がどのような合意のものと成り立っているか、、もう少し考えて欲しい

ここまででだいぶ長くなってしまったが、山崎市議の発言は大きくまとめると
●今回の政治倫理審査会は一分の人間のデマ情報によるミスリードから開催されることになり問題だ
●行政はもっと親身になって手続き等の説明をしてほしかった
●見積もりの依頼は自分(山崎市議)が行ったが、見積もりの宛名が申請団体の名前でなかったことは
 郵便で届いた見積書は未開封のまま会長に渡したので、自分はそんなことになっているとは知らなかった
(3年間で何種類かある見積書の宛名はバラバラ、、、どうやって見積もり依頼をしたのか)
●自分の行ったことは、会長から依頼があった日に現場の写真を撮ること、見積もり依頼をしたことなどで重要なことはしていない
●支払い実績のない領収書の依頼を業者に行ったのは自分だ
●社会貢献を目指した活動が、領収書がないだけで無効になるのは虚しい、、優先順位の一番は事業を終える形にすることにした
●該当団体のメンバーには入っている(ただし議員という立場なので目立たぬようにしていた)
●該当団体の総会には出席したことがない(規約の変更等は知らない)
●3年間でこの事業団体のメンバーで知っている人は二人しかいない
●傷害保険の支払いは2月28日だが、保険会社は当日の保険期間は受けれないというので、事業が終わっている3月23日とした
 この年は3月にまだ活動の予定があったので、それに使おうとした(本当かな?)
●飲料と思われる支払いも2月28日に行われているが、飲料はこの日使ったものではなく、数日前に会長が建て替えて使用した分の
 引き換え分 (会長がいくら払ったかは不明?) 現物は会員の家に運んだ
●実績報告書は自分(山崎市議)ではなく会長が行政とやりとししながら作った (それで何故、締切を知らなかったのだろう?)
 自分が協力した部分は、文字で書き渡した
●成果報告書(B紙のもの)は自分(山崎市議)が作った
●実績報告書・収支報告書の金額を入れる欄に数字を入れた記憶はない(山崎氏も会長も、、ならば完全な実績報告書は誰が作ったのか?)

まだまだいろんな事があったが、正直なところ何しろ長丁場で、後半からはいい加減になっているかもしれない
ただ最初は傍聴していて怒りがこみ上げてきたが、後半からは(いけないことだが)笑えてきてしまった
すげーなー、こんな開き直りをするのか、時々委員長の議事進行に異を大声で唱えたり
こんなだから委員会をコントロールしようとしていた(カッカしやすい)委員長もつい腹を立てて、ムキになって
やりあったのは、、好ましいことではないかもしれないが、、気持ちはよくわかった

ところで、不思議な事はいろいろあって、写真を撮りに行く作業を山崎市議がすることになっていたが
一番肝心なお金を使い業者に依頼した事業のほとんどを占める部分の写真がない
あるのはボランティアで行っているときの写真で、初年度は4人×5日の20人が働いている写真がない

そして、これま不思議なのだが、初年度市から交付金として3月に振り込まれた50万円近くお金
頼んで領収書を書いてもらったにもかかわらず、業者に実際に振り込まれたのはなんと8月なのだ
普通はどんな会社も、締めと支払いが決まってて、請求書を送ればたいがい一月以内の支払いを要求する
作業を行ったのなら、直ぐに(その会社の締めで)請求書を送って、集金を急ぐのが常識
それが、何故か、、えらくのんびりしている
(ここでつい疑ってしまうのが、本当に作業は行われたか?)

ということで、とてもとても長かった山崎市議の事情聴取
改めて分かることは、今回のことは例外が多すぎるということ
見積もりの宛名が違うとか、見積もりがFAXで来たものを使用しているとか
傷害保険が事業終了時の保険期間になっているとか、実績報告書に金額の数字を入れた記憶が申請団体の誰もないとか、、
普通なら行政から突っ返され、再提出を要求されるような書類でも、何事もなく交付金の支払いにまで至っている
そしてそれは何故なんだろう、、と考える

そこから導き出される仮定の一つが「議員さんの圧力」だ
これは勝手な想像というのではなく、この市議は2015年の新城市の住民投票が終わった後に開かれた
「庁舎見直しに関する実務競技」で、市民側のまだ公表されていない設計案を市の職員から手に入れ
(職員は市議から言われると仕方なく渡したと口にした)同時期に行われた市長を応援する団体の会議で批判材料として
利用した実績がある

議員さんは議決という判断を行う
その中にはどちらを選んでいいか迷うものもあるだろう
彼らを市民の代表者として送っている市民とすれば、願わくば難しい状況での判断を誤らないで欲しい
そのためには、全人格的な資質が必要
全人格とは倫理も当然含まれる、、
あの委員会の会場の答弁の内容、その話し方、、、それは、残念ながら決して褒められるものではない

傍聴の最後には笑えてきたと書いたが、ここまで来たら怒りが増してきた
土曜の朝からこんなんじゃイケないだろうけど






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地域自治区の報酬(予算)について

2018年06月06日 08時13分39秒 | 市政、市議会に関することなど

昨日の続きで少しばかり細かい話
地域自治区予算で報酬が25734千円とあるが、これは地域協議会のメンバーの会議出席の
報酬だけでは、流石にこの様な数字にはならない
一回一人3000円、メンバーは20人、10回会議、それが10地区とすれば
3000円×20×10×10=6000000円(600万円)

予算計上された数字とだいぶ差がある
そこで思うのは(想像するのは)以下のことだ
地域自治区には民間から採用された「事務所長」という職種がある
この人達の人件費が、この予算の中に含まれているのではないか、、と
この「事務所長」という職種が何を行い、どの様な賃金体系になっているかは以前議会で一般質問あり
以下のような議事録が残っている

2015-03-11:平成27年3月定例会(第4日)
◯山口洋一議員 では、お願いします。
 第8号議案であります。
 地域自治区運営に市民視点・市民感覚を取り入れるべく、市民の方からの2名を自治振興事務所長に任用していくということであります。この所長に対して、本条例の中で報酬額、月額30万円となっています。その30万円以内とした根拠についてお尋ねします。

◯西尾泰昭企画部理事 現在、自治振興事務所長は副部長職が務めております。市民任用の自治振興事務所長の報酬額につきましては、平成26年度の副部長職の平均給与見込み額、770万6,663円を基礎といたしまして、時間単価4,143円を導き出しました。一般常勤職とは異なり、非常勤特別職となりますので、条例で定めた勤務時間はありません。勤務内容は地域協議会や定期及び臨時の事務打ち合わせ、地域に出向いての住民の方々との協議や相談等が主になるものと考えております。
 こうした内容を勘案いたしまして、1日の平均勤務時間をおおむね3時間と想定をいたしまして、1日単価を1万2,429円といたしました。そして、新城地区の自治振興事務所5地区を地域自治区予算額での均衡をとり、新城地区と千郷地区の2地区、そして東郷地区、舟着地区、八名地区の3地区に分けました。2地区と3地区の1年間に想定される事務内容に基づき、年間事務勤務日数をはじきまして、月平均勤務日数を割り返し、月額報酬額を2地区担当では26万円、そして3地区担当では28万円といたしました。
 なお、これ以外の担当バリエーションの発生等も想定をいたしまして、両者の差2万円を1地区当たりの地区割りの単価と考えました。そして、均等割を22万円、そして地区割りとして1地区当たり、2万円という算定根拠によりまして、担当事務所数の増減にも対応できるようにいたしております。
 このことから、1事務所を担当した場合は均等割22万円プラス地区割り2万円の1地区で24万円、2事務所を担当した場合につきましては、均等割22万円プラス地区割2万掛ける2地区で26万円、そして以下同等に3事務所を担当した場合には28万円、4事務所を担当した場合は30万円となります。また、5事務所を担当した場合につきましては、計算上では32万円となりますが、上限額を設けまして月額を30万円以内とさせていただいたものであります。


◯西尾泰昭企画部理事 それぞれの担当の事務内容につきましては、担当する地域協議会への出席とか、それに伴います開催前や開催後のそれぞれの準備、また課題検討等にかかわるとか、また各地域活動交付金とか自治区予算等の制度の改善検討、またそうした制度全般にわたる情報収集等々、また地域に出向いてのいろいろな調整事務等々さまざまございますが、いずれもその地区が増減することによりましてそれが全て純増したり純減したりということもないものでございますので、そうしたことも踏まえまして、上限を30万円以内ということで十分対応できると考えてそうした御提案をさせていただいております。


仕事に内容は、地域協議会の会議の出席、活動交付金の書類の書き方のアドバイス、自治区予算のアドバイ等らしい
そして報酬は、市の副部長クラスの仕事に該当するので時給4143円、一日3時間働くとして一日あたり1万2429円 それがひと月となると(月〜金5日で、ひと月は21.5日)掛け算すると267000円
これにこの当時の地域手当みたいなものが加算されるが、総額がひと月30万円以上にはならないようにとされている

そこで、現在新城市の地域自治区の事務所長が何人かと言えば、確か4名くらい
そこで、出てきた数字から、また掛け算をすると267000円×12ヶ月(一年)×4(名)=12816000円

先程の費用600万円プラス1280万円で、1880万円で
なんとなく25734千円に近づいた数字になってきている
(計算はアバウトなので大まかなところしか見えない)
もっともこの計算が良いのか悪いのかはわからない、ただ想像して計算できるということ

ここで、問題となるのは事務所長と言われる方々は、本当にこれだけの労働を行っているか、、という点
個人的には各事務所長さんが誰かは知らないし、個人的な恨みも無いし、ちゃんとやてってくれればいいだけの話だが、あるところで「事務所長の勤務時間」について実働は少ないのではないか、、という声が上がったので、少しばかり細かい話だ取り上げてみた

ちなみに市役所に行って聞いてみると、事務所長は週に一度は市役所に来ることになっており、日報も提出することになっているとのこと
その平均の労働時間は、、、と聞いたが、、、人によってだいぶ差があるようだ
各人の日報の開示を求めようとも思ったが、自分が意地悪い人間になっていくようで二の足を踏んでしまった

例の活動交付金の事件
事務所長という立場の人は、一体あの時何をして、反省を踏まえて今何をしようとしているのかが
見えないので、残念ながら少し後味の良くない余計なお節介をすることになってしまった、、
(でも税金お使い方、こんなんでいいのかな、、とはいつも思う)





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