ブライアンの写生教室が開催された。
NEXCO西日本パートナーズクラブの後援で実現したこの催しは、子供たちにプロの技を伝えるのに効果的だ。
みんな真剣な顔をして聞いている。
ブライアンの話術もたくみだ。
まったく変な外人だ。
午前中に、琵琶湖についての話と水彩画の描き方を学んだ。
午後からはいよいよ写生だ。
みんな思い思いの場所に陣取って、ひたすら絵筆を握る。
時々ブライアンが助言に赴く。
彼は決して絵の巧拙は言わない。
少しの助言が、構図を変えていく。
描き終わったら即席の展示会だ。
それぞれに個性があって面白い。
子供より大人のほうが力が入っている。
来週は、学習船に乗っての環境クルージングだ。
お世話をするほうも大変だが、参加者の熱意も大事だ。
還暦を過ぎてからこんなにエネルギーを使おうとは思ってもいなかった。