DALAI_KUMA

いかに楽しく人生を過ごすか、これが生きるうえで、もっとも大切なことです。ただし、人に迷惑をかけないこと。

2011年 南三陸町沖調査-2

2013-03-08 18:25:21 | ButsuButsu
海底は、思ったよりきれいだった。

おそらく、津波が一気にがれきを沖合まで運んだのだろう。

ワカメの養殖場は壊滅状態で、わずかにアンカーがところどころに残っているだけだった。



9時53分 アワビが入ったかごをみつかた。

ヒトデやナマコもいた。



ガイガーカウンターによると、線量は毎時0.1マイクロシーベルトだった。

2回目の水中ロボット投入を行う。

水深62mだ。

養殖ホタテのネットを発見。

ギンボという魚を見つけた。



海泥鰌ともいわれる。

体長20cmくらいで、天ぷらにするとうまいそうだ。

3回目の投入は、水深60mの地点だった。

電球を見つけた。

この地点らか岸に向かって探索を行う。

4回目の投入は、水深が30mだ。

非常に濁っていてよく見えない。

この日は、7回まで投入したが水深が30mより浅い場所は海底がひどく濁っていた。



どうも地下水脈が変わって、濁った水が噴出しているようだ。

15時くらいに調査を終了した。

午前中は干潮で港は問題なく歩けたが、帰港する時間になったら潮が満ちてきて膝くらいまで水につかった。

30cmくらい地盤沈下しているようだ。

なんだかひどく疲れた気がする。

ひきがえるタッドの冒険 : ジャンプ大会-5

2013-03-08 18:06:06 | 物語
次の朝、明るくなるとすぐに、タッドは湿ったスポンジで満たしたひきがえる運搬用の箱、TTBと呼んでいたが、の中にいそいそともぐりこんだ。

この箱は、タッドが長距離の旅行をするときに使っていた。

そしてコンテストに参加するために、タッドと私はバレス郡へと向かった。

タッドが、大きなウシガエルや黄色や赤の足をしたカエルたちと競い合って、小さな体を苦にもしないで、実にうまくジャンプをするのを見て私はとても驚いた。

タッドは、前後の足をおもいっきり伸ばしてほとんど体を水平にするテクニックを持っていた。

たぶん、飛行機の羽のように揚力を出しているのだろう。

彼は、競争相手を打ち負かすために何度も空中に飛び跳ねていった。



そして、いわゆる「跳び出し」をするたび毎に、彼の体はどんどん高くなっていった。

全くもって驚いたことに、タッドは最終決勝戦まで勝ち残ったのだ。

3月7日(木)のつぶやき

2013-03-08 04:23:18 | 物語