小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

コロナ対策 2020-4-9

2020-04-09 16:49:54 | 日記
コロナ対策 2020-4-9

前回、無症状者を中心とする、PCR測定による患者と認定されないコロナ感染者が東京には数万人存在すると予測しました。この根拠は前回コロナ対策を読んでください。
たいした数ではありません、一日行動して、感染力のある人に出くわす可能性は一人くらいでしょう。3密を避けてソーシャルディスタンスをとれば大丈夫です。今のところ。




若者を強調していますが、分かりやすいからそう言っているので、若者には限りません。コロナ耐性を持つ元気な方を<若者>と表現しているのです。<若者>という言葉に反発しないで読んでください。

その後考えたこと
1、このすり抜けは今に始まったことではない。若者が傍若無人に3密を作ることも今始まったわけではない。とすると、この無症状感染者は幾何級数的にとんでもない数になっているはずである。
2、もし無症状感染者の膨大な存在があるとすると、これはPCR測定にひっかかる感染者および非感染者(クラスター追跡では症状有り無しにかかわらず測定しているはずである)にもっと大きな影響を与えているはずである。ところが、そこまでの影響が感じられない。

3、この理由の可能性は
i) 無症状者の率が低い。これは大規模PCR測定国のデータから、またクルーズ船のデータから無症状感染者は約50%であることがわかっている。若者の無症状感染者がこれより低いとは考えにくい。むしろ高いと予想される。よって却下される。
ii) 無症状感染者は他人に感染させる率が低い。この感染能力は現在不明である。
PCR陽性ということはウイルスを放出していることは明らかであるが、早くにウイルス放出が低下し、感染率が低いことは考えられる。
iii) 無症状感染者は知らずに感染して、知らずに完治している。

このii)およびiii)の可能性から、無症状感染者は幾何級数的に増加しない可能性がある。
つまり、1名の無症状感染者は2名に感染させるが、自分はすぐ完治すると、2-1=1となり、実際の患者数はまったく増加しない。

4、最近若者の患者(PCR測定による陽性者)が増えている事実に対する説明の可能性は
i) 自粛要請を破って3密を作るからだ。 3密をつくることは今に限ったことでないので、若者患者の絶対数が増えることの説明にならない。
ii) 若者も心配になってPCR検査をうけるようになったからだ。これは本当だろうか、PCR検査を受けざるをえなくなるケースが増えたということで、受けたいと言って受けられる状況ではないから、この考えも否定される
iii) 若者の無症状を含む感染者数の母数が多くなったために、症状を呈する若者が増えたと考えるのが最も妥当である。

若者は症状を呈する確率が低いと仮定すると、若者無症状感染者は着実に増えていると考えられる。即ち、若者無症状感染者は1名の無症状感染者は2名より多く他人に感染させてきた、幾何級数的ではないが、着実に増えている。

(いや、無症状感染者は幾何級数的に増えているはずだと言い始めた専門家がいるが、なにをいまさら。 だれが、 早晩破綻する<クラスターもぐらたたき方式>を言い出したのだ。 時間を稼いで、検査体制と医療体制を構築するならまだしも、何もできてないじゃないか。ちゃんとデータを集めてから言ってくれ。)


以上のことが本当であれば、憂うことでなく、これから述べるプランにとってとても歓迎すべきことなのである。
i) すでに完治した無症状感染者が多数存在する
ii) 感染しても高い確率で無症状となる人の集団が存在する。

感染者数が増加の一途をたどっていること、経済活動がストップし、それを脱する見通しが立たないこと、この暗い流れを、希望の光に変えることが目的で以下を書いている。荒唐無稽と言わずに、このアイデアを改良して実行可能なプランとするようにサポートしてほしい。

すでに感染し免疫を持ちしかも他人に感染させない人が最強の人である。
これを<最優秀者>とする。この方はどの企業でも、どのお店でももっとも優遇される人物なのである。どの地方にも移動することが出来る。最強の人である。この方は<コロナクラブ会員>というお墨付きのカード(証明書)を付与される。
次に現在感染をしているが、まだ他人に感染させる能力を持つ人、これは最優秀者の予備群であり<準優秀者>である。はやく<最優秀者>となるよう努力すればよい。
まだ感染していない方はただの<一般人>である。
将来、感染しても高い確率で無症状となる人を見分けることが出来るようになるとこの方は<期待の人>、これから外れる人、すなわち重症化する可能性のある方は<要注意者>と2手に分かれる。

<最優秀者>は社会でバリバリ働いて、バリバリ遊ぶ
<準優秀者>は早く治し、<最優秀者>の取得をめざす
<期待の人>は<最優秀者>の補助を行いながら限定された社会活動をする
<要注意者>は厳密に自粛

コロナ感染者に対する風評被害はありえない。コロナ感染者は憧れのステータスとなる。
すでに無症状感染者が世の中に多く存在していることは、このプランを推進する大きな原動力となるのである。
このプランの前提となるのはこの4グループの判定方法が存在することである。

それについて述べる。




<最優秀者>を選び出すには、抗体検査とPCR検査のコンビネーションが必要である。
この検査システムを野外に設置して、希望者全てを検査する。抗体検査だけで判定できる場合があるので、PCR検査の数を減らせるかもしれない。<最優秀者>のステータスをえたいから、検査を希望する方は多い。ただ隔離される可能性もあることは覚悟する必要がある。




雑駁に言うと、IgG陽性、PCR陰性が<最優秀者>の認定を得られる。
隔離に回った方もこの条件を満たせば<最優秀者>の認定を得られる。
細かく言うと色々問題がある。例えば、PCRは偽陰性が多く、陰性イコール感染力を持たないという完全な証明にならない。これは一定期間ごとにPCR検査を繰り返し、再陽性になった場合は<最優秀者>のライセンスを取り消す。いつまで免疫力が継続するかも現在不明なのである。この検査システムの細かいことをいうととても複雑になるので、次回に回す。ただ、このシステムのテストランを実施すると、医者の判断を加味して、問題点を解決できる妥当なプロトコルを決められるはずだ。

最近になってPCR検査の数を増やせという意見ばかりが増加しているが、抗体検査に関するコメントが殆ど無い。これは誤りだ。しっかりしたグランドデザインをもって、一気に実行すべきだ。ドイツがいい、韓国がいいなどという必要なない。他国は参考にするが、自分で考えよう。

問題は<一般人>を<期待の人>と<要注意者>を分ける検査法である。残念ながら現在は無い。なぜか、このコロナはこの2手に極端に分かれる性質を持つように思われる。このシステムが流れてゆくうちに、今まで手に入らなかった、無症状感染者の情報を大量に得ることが出来る。これによりどのような方が無症状感染者となるかが解ってくることが期待できる。<一般人>はしばらく自粛してお待ち願うことになる。もう一度いうが、しっかりしたグランドデザインが必要なのだ。検査を受けに来た人からどのような情報を取得するか、その人を追跡できるフォローアップ体制を作っておくなど、最初にプランを決めておかねばならない。単に全員検査と言っているのではない。無論陽性者を隔離する施設を充実しておくことは必須である。

現在すでに多くの無症状感染者が世の中にいることにより、このシステムでこれを見つけ出し、多くの<最優秀者>を発見して、このプランのテストランを始めることが出来る。

これ以上、長くなると読む方がいなくなるので、次回に回す。説明の追加と、検査システムおよび医療体制、隔離システムに関して次回述べる。


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