小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

港区の坂 その1 白金、白金台、南麻布、元麻布-2

2020-05-17 17:42:40 | 写真日記
港区の坂 その1 白金、白金台、南麻布、元麻布-2
2020-5-7

今日は有栖川宮懸念公園から。

カメラ機材は全て、Sony alpha7RIII + Zeiss Batis 40mm F2.0です。







有栖川宮記念公園の入り口向かって右側は南部坂、左側は木下坂です。今日は南部坂を上がります。



最近は、BMWと言えばミニ。みなさん大きな車が必要なくなって、このあたりではミニが急増。当方もミニとシトロエンC3に出会うと必ず撮影します。単にどの色がいいかというだけの興味です。



南部坂にはドイツ大使館があり、敷地の壁に絵入りドイツ語単語のポスターがずらりと貼ってあります。



南部坂を上がってしばらく麻布十番方面へ元麻布地区を歩きます。まずは仙台坂上。



仙台坂がありますが、今日はこちらを降りずに元麻布地域を進みます。

途中に氷川神社があります。ここは港区七福神の一つ、毘沙門天が祀ってあり、正月暇な人が七福神巡りでよくここを訪れます。







この元麻布地区は古くからのセレブ地域で、チャライ建物は全く無し。例えばこのような変わった形のマンションが目を引きます(あまり住みたいとは思いませんが)。





これは奇妙な形のマンションの向かいにある、これまたセレブ、マンションの入り口の花壇を撮影。



通りがかりの車。



さて、ここが今日のメイン地点。元麻布の坂の集積地。左手が今歩いてきた一本松坂、正面が暗闇坂、その横を入ると狸坂になります。 右手が大黒坂。  近くに狐坂、七面坂と密集しています。









この坂を下ると、麻布十番商店街の奥に降りてゆきます。



暗闇坂は確かに暗い。結構急な坂です。



暗闇坂の隣にある狸坂







狸坂という名には似合わない、洒落た建物が並んでいます。

さて、大黒坂に戻ります。





今日は大黒坂を下って、麻布十番商店街を目指します。





大黒坂にはその由来である大法寺(大黒天)があります。ここも港区七福神巡りのコースで大黒様が祀ってあります。



坂の途中にある<めぐみ>というお店。なにやら、外人や若い人が足を止める雑貨屋さんです。当方はいつも素通り。





大黒坂の途中に七面坂があります。いずれも麻布十番商店街に通じています。



大黒坂の途中に止まっていた車

さて、麻布十番商店街に降りてきました。当方の今日の唯一の興味は、このコロナ緊急事態宣言の直前にボヤ騒ぎがあった居酒屋、鰓呼吸の現状です。



この居酒屋は、よく海産物を知っていること、よい日本酒が置いてあることで当方のひいきの居酒屋です。ここで、いくつも気に入った日本酒に出会っています。コロナの影響でつぶれると困るので、応援に飲みに行こうと思っていた矢先にボヤ騒ぎとなりました。ボヤ騒ぎがあって、きっと火災保険が下りて、自粛クローズのあいだに、リニューすればナイスタイミングであろうとおもったのですが。覗いてみると単に休業の張り紙があるだけで、リニュー工事の痕跡もなく、ただ誰もいない暗い店内が見えるだけです。大丈夫かな。これまでも楽勝という感じで無かったので、このまま廃業となるのではないかと本当に心配しています。当方のひいきの店はなぜかいつもつぶれるのです。

鰓呼吸を見たので、帰ります。途中まで元麻布の同じコースをとり、仙台坂上まで戻って直進。薬園坂を下ります。南麻布に入って三光坂下への最短コースを取ります。


パティオ十番





この坂の途中にイラン・イスラム共和国大使館があります。




大使館の塀にはイランの風景写真がべたべた貼ってあります。これを見ると、ドイツ大使館の塀のドイツ単語イラストがいかにドイツらしいかと思ってしまいます。

薬園坂につながる小さな坂、奴坂や釣堀坂があるのですが、 いくら調べても残念ながら坂の標識がありません。

今日は超暑いし、帰りはひたすら歩きます。



再び、明治通り(麻布通り?)を越して、四ノ橋(しのはし)で古川を渡ります。この続きに白金四之橋商店街が続きます。この商店街は、白金のイメージとはかけ離れた超レトロな商店街です。八百屋の前にはおっちゃんが暇そうに椅子に座って、日がな通りかかりの知り合いとおしゃべりをしています。京都の商店横丁のようなレトロ横丁があって、いろんな小さな店がまとまっており、日々の総菜がここで全部買える。スーパーマーケットの時代にまだこんな横丁が存在しているのです。この商店街で最も流行っているのが、100円ショップのCanDo。それでもお金が潤沢でない外人の住人がずいぶん増え、道路はタイルばりになり、それなりに頑張っています。
ここで、ちょっとしゃれた、掃きだめのつるのようなパン屋さん、Blau Bergがあり、いつも散歩の帰りにおやつを買います。









ミニを見つけて撮影。

レトロと洒落たセンスが混在する不思議な地域です。

さて、四ノ橋商店街を抜ければ北里通りで、すぐに三光坂下です。きょうはこれでおしまい。 一万2千歩の散歩でした。







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